書き方・例文

9月に実習を終えた人必見!お礼状を季語や時候の挨拶や書き出しの方法を押さえて書こう!例文も要チェック



9月に実習を終えた人必見!お礼状を季語や時候の挨拶や書き出しの方法を押さえて書こう!例文も要チェック

9月に実習をする方も少なくないでしょう。医院や保育園、幼稚園、店舗など、さまざまな場所で実習をする中、それを終えた後にお礼状を作成する機会がある方もいるでしょう。しかし、普段お礼状を書き慣れていない方にとってハードルが高く、作成が億劫になってしまうかもしれません。9月の実習で使える「お礼状」簡単な時候の挨拶や例文を解説していきます。

9月の実習のお礼状を送る前のポイント

お礼状を作成する前に、お礼状を作成する上で注意しておきたいポイントを解説します。

できるだけ早く出す

9月の実習に限らず、お礼状は早く出すことがマナーとされています。焦ってマナーが守られていない文書を作成するのも問題ですが、やはりお礼状を数ヶ月経ってから送るのはマナー違反とされているので注意が必要です。

理想としては実習が終わった翌日に投函されることですが、1週間以内に相手の手元に届いていればよいとされてます。

また、実習先を斡旋してくれた学校などからレポート提出をするように言われているかもしれません。その場合、レポートに同封した形でお礼状を出すのがベターです。仮に、レポートだけ猶予期間があった場合、遅れてしまった旨を記載したり、お礼状だけ先に出すと丁寧な印象を与えることができるでしょう。

手書きで丁寧に書く

PCでお礼状を作成することはマナー違反にはあたりません。むしろ、素早く作成できる上に間違いなども手軽に直すことができるため、近年はPCで作成される方が多いでしょう。

しかし、実習のお礼状といった性質から、できれば手書きで作成されていることが好ましいとされています。お礼状は感謝の気持ちをあらわす手紙であることから、PCで作成されているとやや無機質なイメージを与えてしまうデメリットがあります。

手書きで記載する際も手紙であることを忘れず、手書きのシンプルな便箋に黒いインクペンで作成するようにしましょう。
送る際の封筒も白地の無地のものが好ましく、シンプルで品格の高いイメージを与えるように作成されていることが大切です。

9月の実習のお礼状に使える書き方

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9月の実習のお礼状で使える書き方のコツをお伝えしていきます。コツを掴んで正しいお礼状を作成できるように心がけましょう。

構成を守って書く

お礼状の作成が難しいと感じている方の多くが、どのように書けばよいのか手順がわからない、といったことをいいます。普段、お礼状を作成しない方にとって、いきなり実習先に品格あるお礼状を出すというのはハードルが高いものです。

しかし、お礼状は基本的な構成が存在しており、それらに当てはめていけばおおむね失敗のないお礼状となります。お礼状を書く際の構成がこちらです。以下に当てはめていくことで、とくに違和感のない品格漂う文書が作成できるので意識してみましょう。

  • 宛名
  • 頭語と結語
  • 時候の挨拶
  • 本文
  • 末文
  • 日付と署名

9月の時候の挨拶

上記で解説したように、お礼状を作成する際の構成の中に時候の挨拶が存在していたと思います。その前の頭語と結語とは、「拝啓と敬具」といった形でセットになっているもので、書き出しの挨拶文と捉えればよいでしょう。

そして、その次に時候の挨拶が続きます。時候の挨拶とは、その季節に応じた挨拶文のことで、季語などを用いた上で利用される丁寧な印象の挨拶です。

今回は9月の実習におけるお礼状になっていることから、9月の時候の挨拶を利用する流れになります。

9月の時候の挨拶の例文

9月の時候の挨拶には、さまざまな種類があります。9月と一口にいっても上旬であれば残暑ですし、下旬はすでに10月が目の前ということで初秋を感じさせる季節感です。

このように、同じ9月といっても実習のお礼状を出すタイミングによって利用する時候の挨拶が変わってくることから、注意して利用しなければなりません。

以下に紹介する季語を見るだけでも、上旬と下旬の雰囲気が違っていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

9月上旬の時候の挨拶

  • 初秋
  • 新秋
  • 新涼

9月中旬~下旬の時候の挨拶

  • 白露
  • 爽秋
  • 秋晴
  • 涼風
  • 秋冷
  • 孟秋

【例文】9月の時候の挨拶

白露のみぎり、〇〇様におかれましては益々活躍のこととお慶び申し上げます。

あくまで例文ですので、実習先や差し出す方によって変化させてみましょう。

本文の構成も意識

上記で解説したように、9月の実習におけるお礼状は構成を意識することでバランスよく作成することができます。しかし、本文もしっかりと構成を意識した上で作成すると、より良い文書となるのでおすすめです。

例文

この度は〇〇日間に渡り、〇〇店で実習の機会をいただき誠にありがとうございました。

当初、販売といった仕事について漠然としたイメージを持っていたのですが、今回の実習で販売の難しさや奥深さ、そしてやりがいを感じることができました。

今回の実習でとくに印象深かったのが、2日目の棚卸しの際に〇〇様から伝えられた一言です。

「〇〇」といった言葉にハッとさせられ、自分の未熟さをあらためて再確認することができました。

あれ以来、目の前に見える風景が変わったかのように…

お礼状の本文はできるだけ具体的に構成に沿って作成していき、最後は「本当にありがとうございました。」などの感謝の気持ちで終えられるようにしてみましょう。

9月に実習を終えた人は書く練習をした後にお礼状を書き出したらスマートに作れますよ!

お礼状は、何度も書くことでその流れや書くべきことが理解できます。一度、サンプルなどを使って想像で作成しながら、どういった構成になっているのか理解してから書き出しをすれば効果的です。丁寧で感謝の気持ちが溢れる9月の実習に対するお礼状の作成を是非。