書き方・例文

転職における質問メールの書き方と例文を紹介!分かりやすい件名や回答しやすいメールを書こう



転職における質問メールの書き方と例文を紹介!分かりやすい件名や回答しやすいメールを書こう

今いる職場ではない、新しい職場へ挑戦したいと考えている方もいます。そんな転職活動中、気になっている企業に転職メールを送るかもしれません。転職で使える質問メールの基本や書き方、また例文を解説します。分かりやすい件名や回答しやすいメールの書き方を身に着けておくと好印象です。

転職で使える質問メール例文

転職で使える質問メールの例文を紹介します。ひとつの事例として、ご自身のシチュエーションに合わせてアレンジしてみて下さい。

【例文】質問メール

件名:募集中の職種についてのお問い合わせ/氏名

◯◯株式会社 採用ご担当者様 お忙しいところ、突然のご連絡申し訳ございません。

貴社の採用ホームページに記載されており求人募集ページを拝見し、ご連絡いたしました ●●と申します。

私、IT関連企業でアプリ開発の企画営業をしております。

IT関連の企画営業は6年ほど実務経験があり、前年比売り上げの●%アップに貢献するなどの業績などもございます。

採用ページにて営業職の募集項目がございますが、現在も求人中でございますでしょうか。

もしもございましたら、ぜひ応募を検討したいと考えております。

突然のメールで申し訳ございません・お忙しいところ誠に恐縮ですが、ご教示頂けますと幸いです。

署名

一例ですが、基本的に書き方としてはシンプルに作成されています。

転職で使える質問メールの書き方

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転職で使える質問メールを作成する際、どのような書き方が適切かをまとめました。

【書き方のコツ①】件名で内容が一目でわかるように

転職で質問メールを送る場合、必ず件名でどういった内容の本文を送っているか分かるようにすると親切です。取引先や社内メールが複数来ている上に、全く知らない方から質問を受けるとなると、メールがどこかに埋もれてしまうかもしれません。

件名の作成の仕方によってはどこかの企業の営業メールと思われ、開いてもらえないリスクもあります。

上記の例文で記載したように、「募集中の職種についてのお問い合わせ」など、どんな内容を聞いているのかを明確に書いて下さい。

【書き方のコツ②】質問メールはひとつにしておく

質問は1つ、また最大でも2つに絞るべきです。転職の質問メールで複数の質問をするマナー上、おかしいと思われてしまう恐れがあります。

そもそも、まだ書類選考もされていない状態であり、募集中かもわかりません。そういった相手に複数の回答メールを出す事は、人事担当者にとっても時間の無駄になってしまいます。

相手の業務を圧迫しない気遣いが出来る事も、その企業にとって印象をよく与えるポイントになるのです。

【書き方のコツ③】自己アピールはほどほどに

もちろん、求人自体が生きているか確認するといっただけであれば自己アピールは不要です。とはいえ、可能性としてまだ募集中だった場合、企業側は即戦力を欲している可能性があります。

新人を採用するのではなく転職ですので、やはり経験者でないと仕事が出来るまでに時間がかかってしまいます。その為、「経験者」である事、さらに「業界で実績を残している」といった部分をアピールするのは効果的といえます。

とはいえ、一方で細かな業績をつらつらと記載するのはマイナスアピールになってしまう可能性があります。自己主張が強く、自己愛が強い…と思われてしまうと、企業側としても扱いにくいといったところが本音です。

あくまで、さりげないアピールにとどめておく事も社会人のマナーといえます。

【書き方のコツ④】文面は謙虚さを出す

転職における質問メールを作成する上で大切な事は、あくまで謙虚な態度を貫き通すといった部分です。転職における質問メールだけに限りませんが、ビジネスメールは高圧的な態度の内容を送付する事は、基本的にはマナー違反とされています。

とくに転職における質問メールは、こちらから頭を下げてお願いするような内容なので、上から目線でメッセージを送るのは場違いといえます。

例えば、急募で経験者を求めているといった場合、企業側は経験者を喉から手が出るほどに欲しがっている事があります。そういった場合、応募者の立場が強くなる傾向ですが、だからこそ謙虚に接する事が大切です。

仮に、面接を通過した場合はその企業で働く事になります。そういった部分も見越した上でやり取りをするようにしたいところです。

事前に質問出来る部分はしておこう

転職における質問メールは、企業側が求人を出しているか否かに限った事ではありません。さまざまな処遇面についても質問しなければわからない事が多いはずです。

  • 企業に求人広告が出ていない
  • ただ給与面が経験者優遇と記載されている
  • 勤務時間なども具体的にわからない

どうにかなるだろうと考え、そのまま面接を通過してしまった後、処遇面に納得いかずに辞退する事は社会人としてもマナーがないと思われてしまいます。その為、出来るだけ面接などに進む前に転職における質問メールで、処遇面を聞いておく必要があります。

相手がまだ面接をしてないからわからないといった回答をしてきた場合、面接後の処遇面で一度検討させてほしいと伝えておくと安心です。

また、給与に関しても転職における質問メールで、ある程度は希望を伝えても問題ありません。

面と向かって給与面などは話にくい部分もある為、ぜひしっかりと転職における質問メールで伝えられる事は伝えるようにして下さい。

分かりやすい件名や回答しやすい質問メールを書いて転職活動を有利に進めよう

転職メールの質問は、まだ相手先に就職していない事から手を抜く方も居ますう。とはいえ、相手企業にメッセージを送っている時点で、すでに面接は始まっています。人事担当や採用担当は大勢を相手にしていて非常に忙しいです。分かりやすい件名で見落とされないメールを心がけ、欲しい回答が返ってくるような質問の書き方を心がけて転職活動をスムーズに進めて下さい。