みなさんは文章を書いていて、丸や点の句読点において気にした事はありますか?ビジネスシーンや目上の人に対して手紙やメールを出すなら、わかり易い文章を心がけるかと思います。この、わかり易い文章を書くポイントの中に【句読点の使い方】が関係しています。文章を読み易くする句読点の使い方において正しいルールや書き方の注意点とは何かを紹介します。
句読点とは
句読点は【句点】と【読点】の事を言います。文章の終わりや区切りにつける為の記号です。
【句読点の書き方マナー】結婚式には使えない

例えば結婚式の招待状やメッセージなど、結婚式関連の文書には句読点は使わないという書き方マナーがあります。他にも下記のようなお祝い事の文書には句読点を使わないとされています。
- 年賀状
- 賞状
- 証書
- 挨拶状
- 感謝状
理由は【区切りをつける】などと、お祝い事には向いていない事を連想させるという事と、相手に敬意を表す為という理由があります。
現代では目上の人に対して使う事は、問題ありませんが、結婚式などのお祝い事では使わないようにとされています。とはいえ、句読点がついていない文章は詰まっていて読み辛いですよね。なので、句読点が付く場所に【空白】を開ける事によって文章を読み易くします。
句点の書き方ルール
句点の基本的な書き方ルールは下記の通りです。
【書き方ルール①】【!】【?】の後には使わない
文章の最後に【!】【?】があるシチュエーションでは、記号が連続して違和感がある為、句点は使わないようにすると良いです。
NG:私は文通が趣味だ!。
OK:私は文通が趣味だ。
【書き方ルール②】かぎかっこの後には使わない
「」かぎかっこの後に句点は必要ありません。また、カッコの文末にも基本的には必要ありません。但し、カッコの中に2文以上の文章があるシチュエーションでは使えます。
NG:私は「一緒に行こう」。と彼女たちを誘った。
OK:私は「一緒に行こう」と彼女たちを誘った。
NG:私はこう叫んだ「不平等な世の中だ」。
OK::私はこう叫んだ「不平等な世の中だ」と。
【書き方ルール③】かっこ内の句点
解説や補足を行う際によく使われる()カッコは正式名称は【まるかっこ】と言います。このかっこを使ったシチュエーションでは、句点の位置は注釈の入れ方によって変わります。
- 私は文通が好きだ(最近はしていないけど)。
- 夢はでっかく根は深く。(相田みつを)
名言や文書の一部を引用するなどのシチュエーションは、句読点を文章で終わらせて()で引用元を表記するようにすると良いです。その他のシチュエーションは()外に句点を打つようにすると良いです。
読点の書き方ルール
読点の書き方ルールは下記の通りです。
【書き方ルール①】主語の終わりに読点をうつ
【なにが、どうした】と主語と述語が明確になっている文章は読み易くわかり易いです。主語が長くなってしまったシチュエーションに、主語の後に読点を打つとさらに読み易くなるのです。
おじいさんは山へ芝刈りに行き、家に戻ってきました。
例文のように主語の最後に読点を打つ事によって【主語はここまで】と伝える事が出来ます。短い文章であれば、無理に読点を入れる必要はありません。
【書き方ルール②】ひとつのまとまりで打つ
意味がひとまとまりになっているところに読点を打つと読み易くなるのです。
- 今回の実習には、ボールペン、メモ帳、巾着袋が必要なので、必ず持ってくるようにすると良いです。
- プロジェクト成功の為に精一杯取り組ん出来たつもりだが、思ったような成果が残せなかったら、チームから抜けようと思っている。
【書き方ルール③】息継ぎを行うタイミングで打つ
主語・述語がよくわからない、まとまりがよくわからないというシチュエーションで、声に出して読んだ時に息継ぎを行うタイミングで読点を打つと良いです。
私は小さな頃から動物が大好きで、将来は獣医さんになるのが夢です。
【書き方ルール④】違う意味に捉えられそうなところに打つ
読点を打つ場所によって、違う意味に捉えられる事があります。
- 彼女は笑顔で、電車を待つ僕に話しかけてきた
- 彼女は、笑顔で電車を待つ僕に話しかけてきた
上記のように読点を打つ場所を少し変えただけで、違う意味で捉えられる事もあるので、文章が正しく伝えられるように、正しい位置に読点を打つようにすると良いです。
句読点を使う際の注意点
句読点を使う際には下記の様な点に気をつけて使う様にすると良いです。
読点の使い過ぎには注意
句読点を使い過ぎると、反対に文章が読み辛くなってしまいます。
- NG:昨日は、一日中仕事をしていたので、寝る時間が遅くなってしまい、朝起きるのが大変だった。
- OK:昨日は一日中仕事をしていたので寝る時間が遅くなり、朝起きるのが大変だった
読点は一文に2つ以上入ると読み辛くなってしまいます。NG例のように読点がなくても良い場所につけてしまうとかなり読み辛くなってしまいます。読点をたくさんつけなければいけないような長文になるのであれば、一度文章を見直して言い回しを変えたり、読点の位置を変えられないかチェックすると良いです。
接続詞・接続助詞の後には読点を打つ
【とはいえ】【そして】など、文章を接続する為の言葉の後には読点を打つようにすると良いです。
昨日佐藤さんに【会議の資料において確認しておいて】と頼みました。とはいえ、彼女は覚えていなかったようだ。
但し【なお】【また】の後は、つけなくても良いシチュエーションもあります。読み易いか、読みにくいかで判断すると良いです。また【とはいえ】の後に【】がくるシチュエーションは読点をつけなくても大丈夫です。
句読点とは何かを理解して書き方ルールを押さえて見易い文章を書けるようになろう!
句読点とは、主語の後につけるシチュエーションやひとつのまとまりでつけるなど、文章によってどこに句読点をつければわかり易いのか調節しなければいけない文章のツールです。一番わかり易いのが【息継ぎを行うタイミング】です。もし句読点の場所に悩んだら、実際に文章を読んでみて息継ぎをしたタイミングで句読点をつけるようにしてみて下さい。
書き方のルールを把握して文章を書けるようになれば、句点も読点も多すぎず少なすぎず丁度良いバランスで使いこなせるようになるのです。普段何気なく使っている句読点において一度立ち止まって書き方を考えてみるのも良いです。