祝賀会はおめでたい出来事が起きた際に開かれるパーティーで、主催者から届いたら、出席や欠席を知らせる必要があります。はがきの返信の書き方にもマナーがある事をご存知でしたか?案内状や招待状のはがきに対する返信の書き方を例文を交えて解説します。
祝賀会のはがきとは?
祝賀会とは、お祝いの為に開かれるパーティーや宴会です。祝賀会を開く方は、祝賀会に出席してほしい方へ案内状や招待状といったはがきを出します。そしてそれによって、出席や欠席の人数を把握し準備を進めていく必要があります。
その為、はがきが届いた方は出席の有無を知らせる為に返信をしなければいけません。はがきの返信方法にもマナーがあり、知らずに間違った返信方法で返信してしまうと恥を書いてしまいます。返信マナーはしっかりとチェックしておくと安心です。
祝賀会の返信用はがきのマナーとは?
祝賀会の返信用はがきを出す前に、以下の3つの最低限なマナーをチェックしておいて下さい。
- 返信は出来るだけ早めに出す
- 使う筆記用具にも注意
- 欠席時のマナーはしっかりと守る
祝賀会の返信は出来るだけ早めに出す
祝賀会の招待状が来たら、遅くても1週間以内、出来れば2~3日以内に返信出来るようにしておいて下さい。スケジュールを立てるのにどうしても時間がかかるなら、最低でも開催される1ヶ月前には返信が出来ているようにして下さい。
筆記用具にも注意
正式文書を書くので、基本的には以下の文房具を使うのがマナーとされています。
- 毛筆
- 万年筆
- 筆ペン
しかし、無ければ黒のボールペンでも問題はありません。
祝賀会欠席時のマナー
スケジュールが合わずに祝賀会に出席出来ない状況でも、欠席の返信をしなければいけません。欠席なら、返信用はがきに記載のある【出席や欠席】の【欠席】に◯をつけて返信しますが、それだけではマナー違反です。必ず以下の3点を記載して下さい。
- お祝いの言葉
- 欠席理由
- 謝罪の言葉
祝賀会の返信用はがきの書き方
それでは祝賀会返信用はがきの書き方についてご紹介いたします。
祝賀会返信用はがきの書き方【表書きの書き方】
表書きはほとんどのケースで、主催者側が予め記載しているので基本的にはほとんど記載箇所はありません。しかし、名前の下が【様】ではなく【行】となっているなら、【行】に二重線を引いて【様】に書き換えて下さい。
祝賀会返信用はがきの書き方【裏書き】
- 【御】【御芳】の文字があれば、返信時には二重線で消す
- 出席や欠席どちらかに◯をつける
- 出席や欠席の後ろに【させて頂きます】と一言入れる
- あなたの住所と名前を記載
- はがきの空いているスペースにお祝いメッセージを書く
祝賀会返信用はがきのメッセージ例文【出席編】
- このたびは誠におめでとうございます。喜んで出席させて頂きます。
- ご招待ありがとうございます。喜んで出席させて頂きます。
- この度はご結婚おめでとうございます。当日お目にかかるのを楽しみにしております。
- このたびはお世話になります。よろしくお願いいたします。
しっかりとしたメッセージを贈りたいなら以下の例文がおすすめです。
誠におめでとうございます。ご招待下さいまして誠にありがとうございます。喜んで出席させて頂きます。よろしくお願いいたします。
メッセージはキレイに入りきるようにはみださない書き方が良いです。友人の結婚式etc親しい相手の祝賀会であれば、もっと砕けたメッセージでもOKです。
祝賀会返信用はがきのメッセージ例文【欠席編】
おめでとうございます。お招き頂きありがとうございます。あいにくはずせない用があり出席が叶いません。次回を楽しみにしております。幹事の皆様にはご迷惑をおかけしますが、今回は都合がつかず欠席させて頂きます。
おめでとうございます。残念ながら当日は所用があり出席出来ません。大変申し訳ありません。皆様によろしくお伝え下さい。
しっかりとしたメッセージを贈りたいなら以下の例文がおすすめです。
この度は〇〇〇〇誠におめでとうございます。ご招待下さいまして誠にありがとうございます。せっかくお招き頂いたのですが、当日は〇〇の為に出席する事が難しい状況でございます。〇〇のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
招待して頂いた事に関しての御礼と、出席出来ないという事、そして今後の活躍や発展をお祈りするメッセージを入れると尚良いです。また、欠席理由を書く必要はありませんが、理由を書かないなら所用があると入れておいて下さい。
祝賀会の出席や欠席の返信はマナーを守って早めにしよう!
祝賀会はがきの返信のマナーは下記の3つです。
- 返信は出来るだけ早めに出す
- 使う筆記用具にも注意
- 欠席時のマナーはしっかりと守る
はがきが届いたらすぐにスケジュールを確認し、遅くても1週間以内には返信出来るようにしておいて下さい。また、出席や欠席に関わらずお祝いメッセージを一言添えておくと、喜ばれますのでおすすめです。