書き方・例文

弔慰金の渡し方を解説!表書きの書き方や包み方も紹介!金額相場は?誰に渡す?白い封筒でOK?目録とは?



弔慰金の渡し方を解説!表書きの書き方や包み方も紹介!金額相場は?誰に渡す?白い封筒でOK?目録とは?

そう多くはない「弔慰金」を渡す機会ですが、企業を経営しているといつかは来ます。そう何度も起こる事ではない為「弔慰金についてよく知らない」「弔慰金を渡すときのマナーって?」と悩む人もいらっしゃいます。誰に渡すべきか、白い白い封筒で良いのか、目録とは何なのか、疑問が沢山あります。弔慰金の渡し方のマナーを解説します。表書きの書き方や包み方や金額相場についても触れるので参考にして下さい。

弔慰金とは?

弔慰金は、誰が誰に渡すのでしょうか。

企業の役員や従業員が亡くなったら、企業から遺族に渡すお金です。

企業によっては、役員・従業員の家族が亡くなったシチュエーションでも弔慰金を支払うという企業もあります。

弔慰金には遺族に対する以下のような気持ちが込められています。

  • これまで通りの生活が出来るような補助
  • これまで企業での活躍への感謝

弔慰金と香典・死亡退職金の相違点

書き方・例文、弔慰金、テンプレート
香典

故人に供えるもの。

花輪や線香の代わりに渡すもので、一般的には社員が個人的に持参、もしくは代表者が参列した際に渡します

死亡退職金

弔慰金と同じく企業から遺族へ渡すお金の事を言います。

弔慰金との相違点を見ると、香典の相違点は明らかですが、死亡退職金に関しては同じ目的で渡されている事がわかります。

しかし、弔慰金と死亡退職金には大きな相違点があります。

それが「非課税かどうか」という点です。

それぞれ非課税限度額の計算方法が異なって、それに伴い支払金額も変化してしまいます。

これらの会計処理を間違えてしまうと、遺族は相続税の支払いが必要になってしまいます。

それぞれの会計方法についてはしっかりと上司や税理士との相談が不可欠です。

弔慰金の相場

弔慰金は状況によって相場が異なります。

状況別の相場は以下のとおりです。

あくまで相場ですので、正しい金額に関しては企業の規定に従うようにして下さい。

社員が業務中に死亡した状況の最高額

  • 満1年:950万
  • 満5年:1000万
  • 満10年:1000万
  • 満20年:5000万
  • 満30年:5000万
  • 一律:3500万

社員が業務中に死亡した状況の中位額

  • 満1年:10万
  • 満5年:10万
  • 満10年:20万
  • 満20年:30万
  • 満30年:30万
  • 一律:100万

社員が業務中に死亡した状況の最低額

  • 満1年:1万
  • 満5年:1万
  • 満10年:2万
  • 満20年:3万
  • 満30年:3万
  • 一律:2万

社員が業務外に死亡した状況の最高額

  • 満1年:500万
  • 満5年:800万
  • 満10年:800万
  • 満20年:2500万
  • 満30年:2500万
  • 一律:1000万

社員が業務外に死亡した状況の中位額

  • 満1年:10万
  • 満5年:10万
  • 満10年:20万
  • 満20年:25万
  • 満30年:30万
  • 一律:30万

社員が業務外に死亡した状況の最低額

  • 満1年:1万
  • 満5年:1万
  • 満10年:2万
  • 満20年:3万
  • 満30年:3万
  • 一律:2万

弔慰金の支給方法

弔慰金の支給方法は、企業によって異なりますので必ず確認して下さい。

一般的には現金で支給されますが、金額が多いなら振り込みという方法をとる企業もあります。

現金での支給であれば、白い封筒の表書きに「弔慰金」と書くようにして下さい。

振り込みで支給する場合は「目録」と書いた空の白い封筒を渡し、後日振込みを行うようにして下さい。

弔慰金の渡し方におけるマナー

現代ではここまで細かいマナーを指摘する人も減ってきてはいますが、それでも中には厳しい人もいらっしゃいます。

正しい渡し方のマナーは覚えておいて損はありませんので、チェックして下さい。

弔慰金は葬儀後に

葬儀当日は遺族の方々も忙しい為、基本的には弔慰金は葬儀後に渡す事がマナーとされています。

何らかの理由で葬儀中に渡さなければいけないなら、受付に「弔慰金」だという事が分かるようにしておくようにして下さい。

現金で渡すならお札と目録を

現金で渡すなら、弔慰金と書かれた不祝儀袋の中にお札と目録を入れるのがマナーとされています。

中袋は無地のものを使用して下さい。

新札はNG

お葬式での基本的なマナーである「お札の状態」ですが、もちろん新札はNGです。

「不幸を予想していた」「不幸を待っていた」etcと思われてしまう心配があります。

あいにく新札しか手元にない!という状況なら、一度折り目を付けてから袋に入れるようにして下さい。

直接手渡しはNG

これは、香典でも同じ事が言えるのですが、香典や弔慰金は直接手渡しはマナー違反とされています。

必ず香典盆や名刺盆に乗せて差し出さなければいけません。

これらの盆がないなら「ふくさ」の上に乗せて渡して下さい。

「ふくさ」とは?

「ふくさ」とは、金品を贈る際にホコリ等の付着を防ぐ為に風呂敷や布で包んだり、上からかぶせる布の事を言います。

香典や弔慰金を渡す際にふくさを使うなら、上からかけるのではなく、包んで渡して下さい。

実際の渡し方は以下の通りです。

  1. 右手にふくさを乗せる
  2. 左手でふくさを開いて、包んだ香典や弔慰金を出す
  3. ふくさをたたみ、受付台に置き、両手を添えて
  4. 一言「ご愁傷さまです」と一例をしながら挨拶

弔慰金の包み方

お札は肖像がある方が表です。

弔慰金にお金を入れるなら、白い封筒を開いた際に肖像がある方(表)が上になるように入れて下さい。

お札の上下は、肖像が下・数字が上となります。

中袋・白い封筒の底には肖像が下になるように入れて下さい。

弔慰金の不祝儀袋の書き方

弔慰金の不祝儀袋の書き方は以下を参考にしてみて下さい。

表書きの書き方

表書きは現金で渡すか振り込みで渡すか、渡し方によって異なります。

  • 現金・・・表書きには「弔慰金」として渡す
  • 振り込み…表書きに「目録」として渡す

中袋の書き方

弔慰金の中袋には包んだ金額を記載します。

注意点はマナー違反である「算用数字」で書かないという事です。

金額は必ず「旧字体・漢数字」を使った書き方にして下さい。

目録を書く(振り込み)なら、右端に「弔慰金」と書き、その横に包んだ金額を大きめに書いて下さい。

続いて、振り込みを行う日にちと企業名、最後に亡くなった方の名前を書くようにして下さい。

※代表者の名前を書く必要はありません。

弔慰金は白い封筒に相場の金額を入れてマナーを守った渡し方で!

香典を渡す機会があっても、弔慰金は滅多に機会が無いです。

しかしほとんどの企業で導入している福利厚生の制度でもあります。

いざという時に慌ててしまわないように、しっかりと弔慰金についてのマナーや企業での規定についてチェックしておく事が大切です。

金額相場や目録の書き方、誰に渡すのかを身に着けておくと安心です。