仲間内や同僚とではなく、部下や上司etcが参加する職場の飲み会ではマナーを守る事が求められます。“無礼講”という言葉もありますが、やはり職場の飲み会は仕事の延長。マナーを守れない場合、翌日の仕事にも悪影響を与えてしまう恐れがあるのです。
気を付ける事ややってはいけない事を押さえておくのが安全です。会社や職場の飲み会で注意したい最低限のビジネスマナーや注意点を解説します。特に新人必見です。
職場の飲み会における最低限の注意点
職場の飲み会に参加する際、必要最低限のマナーや注意点をまとめました。
- 席次に注意
- 出来るだけ早く到着
- 身だしなみの注意点
- お酒の注ぎ方
それぞれ解説していきます。
席次に注意
職場の飲み会に参加する際、上司や目上の方が参加する場合の注意点は席次です。基本的には入口からもっとも離れている場所を上座とし、そこに最も目上の方を座らせるというのがマナーとされています。
ただし和室の場合、床の間の前がもっとも上座となります。仮に上座へ案内しても上司が遠慮する場合、もっとも上司の話が聞きやすい中心に座らせるとよいです。
出来るだけ早く到着
職場での飲み会とはいえ、状況は出社しているのと一緒です。“仕事ではなくプライベートな時間だから…”という事で、自由きままな時間に参加するのはマナー違反となります。出社と同様で、遅刻はやってはいけないことです。
同僚と一緒だったり、仕事の都合上参加時間に間に合わないとなればまだ理解してもらえる余地があります。しかし、誰もが平等に参加出来る時間帯で遅れるのはいけません。目上の方や上司を部下が待たせるとなると、やはりよい印象を与えません。
早過ぎるのはお店に迷惑がかかるので問題ですが、出来れば一番早く参加する気持ちで向かうのが一般的です。
身だしなみの注意点
職場の飲み会で注意しなければならないのが、身だしなみです。会社帰りに飲み会に参加するのであれば、男性であるスーツ、女性であればオフィスカジュアルでそのまま参加するかもしれません。
しかし、休日となると話は別です。ビジネスマンとして一般的な身だしなみを守ったり、女性は肌を露出し過ぎない服装がマナーと言えます。
お酒の注ぎ方
職場の飲み会で悩んでしまうのが、お酒の注ぎ方かもしれません。特に女性がしなければいけないという時代ではない為、その会社の方針によって注ぐ方は変わります。基本的に上司や目上の方のグラスが空きそうだった場合に瓶ビールetcを注ぎますが、その時の持ち方と注ぎ方に注意します。
職場の飲み会で注意すべき行為

職場の飲み会は楽しく、そして無難に終わらせる事が重要です。しかし、お酒が入ってしまう事からトラブルになる事が多いです。ビジネスマンとして必要最低限のマナーをしっかりと頭に入れておかないとビジネスに悪影響を及ぼします。こ職場の飲み会で注意すべき行為をお伝えします。
泥酔しない
基本中の基本ですが、職場の飲み会では泥酔しない事が大切です。わかっているものの、あまりにも楽しかったり、逆に緊張をほぐす為にお酒をたっぷり飲んでしまい、思った以上に酔っぱらってしまう方も少なくありません。
事実、泥酔によってトラブルを起こしたり、他人に迷惑をかける為、ビジネスマンとしてマナーがなっていないと思われてしまいます。とても大事な注意点です。
セクハラ行為やトラブルをふっかけない
飲み会の席ではもちろん、決してセクハラまがいの行為をはたらかないようにします。上司から部下へもちろん、部下が上司をセクハラするような事例も少なくありません。
また、日頃の鬱憤を飲み会を理由して伝えたり、酔いに任せて悪ガラミといった、トラブルを起こしてしまうと大変な事になります。必ず避けるようにしたい必要最低限のマナーです。
職場の飲み会はマナーを守って!やってはいけないことや気を付けることを忘れずに
職場の飲み会は、同じ部署や同じチームの仲の円滑化の為に開催されるものです。ビジネスマンとして飲み会は避けれない道ですが、やってはいけないことや気を付けることさえ押さえておけば自然体で楽しんで交流を深められる素敵な機会でもあります。
その為、職場全体がマナーを守れるような雰囲気作りを率先していく事が重要です。特に新人さんにとっては緊張するシーンかもしれませんが、注意点とマナーを事前に念頭に入れておけば大丈夫です。会社の皆がマナーを守れるような職場作りをしていくと良いです。