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専門学校を受験する為に高校生にとって必要な調査票のもらい方とは?提出期限や注意点を詳しく解説!



専門学校を受験する為に高校生にとって必要な調査票のもらい方とは?提出期限や注意点を詳しく解説!

専門学校を受験する為に高校生にとって不可欠な調査票のもらい方を知らない方の方が多いです。提出期限や注意点を詳しく解説するので参考にして下さい。

専門学校を受ける為に、調査票が必要になる事があります。調査票は必須なの?もらい方がわからない、提出期限が分からない、上記のような疑問をお持ちの方も、いらっしゃるかと思います。

調査票が必要になるケース

専門学校受験時、調査票が必要になる事がほとんどです。AO入試を受ける際のエントリーのときは、調査票は必要ありませんが、出願書類を提出する際に必要になります。実際に調査票が合否に関わるかは、専門学校次第です。中には形式上提出させているという、学校もあります。

ただし、合否に大きく関わらないだろうと、普段の学校生活をおろそかにしてしまうのはいけません。とくに推薦入試で専門学校を受ける場合は、注意して下さい。指定校推薦を利用した場合、校内選考の段階で評定平均を使います。調査書を点数化し、他受験生と比べられる事も多い為、定期テストや提出物などは気を抜かないよう注意して下さい。

高校におけるの調査書のもらい方

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調査書を貰う為にはまず、高校の担任の先生に「調査書発行願」の提出をする必要があります。口頭で「調査書を下さい」と言っても、受け付けてくれない為注意して下さい。調査書発行願は、担任の先生にお願いして入手して下さい。

調査書に書かれている内容

調査書の内容には、教科毎の成績や特別活動の記録、出欠などが書かれています。

調査書に書かれている内容
  • 各教科や科目などの学習記録(5段階成績と修得単位数)
  • 各教科の学習成績の状況
  • 学習成績概評(3年間の成績A~Eの5段階評価)
  • 総合的な学習時間内容と評価
  • 特別活動の記録
  • 指導上参考となる諸事情(部活、ボランティア、留学、資格、検定、表彰など)
  • 出欠の記録

調査書にはいつ迄の成績依頼が残るのか

調査書に記載される成績は、いつ発行されるかによって変わります。いつ発行されるかによっては、2年の学年末迄の成績しか載っていないケースや、3年2学期迄の成績が載っている場合もあります。通っている高校によっても異なる為、まずは担任の先生に問い合わせておくと安心です。

大学受験の場合は、文部科学省が調査票の様式を決めている為、全て同じ調査票が発行されます。高校受験の場合は、各都道府県によって、様式が異なるようです。

高校における調査書をもらう際の注意点

高校における調査書をもらう際の注意点を詳しく見ていきます!

調査書は1件出願毎に1通

調査書は1件の出願毎に1通が必要となります。大学入学共通テストの出願の場合は、調査書の提出は不要です。とはいえ、それ以外の「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」では、出願する毎に調査書1通を必ず提出しなければいけません。

同じ大学の複数の学部や学科に同時出願する場合は、1通でもOKとされている事もありますが、基本的には出願毎に必要と思っておくと良いです。

高校における調査書をもらうには料金がかかる

公立高校の場合、現役生は無料で調査書を発行してもらえるケースが多いです。とはいえ、私立高校の場合は1通に突き300~500円程度かかるので覚えておいて下さい。事前に料金を確認しておくと、安心です。

時間に余裕を持って手続きを

先述したように、調査書をもらうには、調査書発行願が必要になります。不可欠な書類に記入し、保護者の署名・捺印を求められる事がほとんどなので早めに行動して下さい。出願2週間前迄に、調査書発行願を提出するというルールを設けている高校も多い為、予め確認しておくと安心です。

高校の調査書で高評価を得る為にしておく事

高校の調査書で高評価を得る為には、普段の学校生活態度を良くしておく事が大切です。では、具体的にどのような事に気をつければ良いのか。見ていきます。

高校1年生:勉強を頑張る年

調査書が合否に影響を与える可能性が高い、学校推薦型選抜の場合は、評定平均が最も重要になります。評定平均は高校1年・2年の各学年の成績と、3年の1学期の成績の平均値になります。その為、高校1年生のうちから、好成績を上げておくのがベストです。

定期テストの点数だけで成績が決まる事は少なくなっている為、授業態度は積極性を持たせておく事も大切です。

高校2年生:特別活動・検定に力を入れる

高校2年生でも1年生同様引き続き、積極的に授業を受けて下さい。加えて、資格や検定試験に挑むのをおすすめします。英検は学部によって、出願基準になっていたり、合否斑点の際の加点にされる事もあります。みなし得点としてつかわれたり、試験対策勉強が入学試験に生かされる事も十分にある為、積極的に受検しておきたい検定の一つです。

高校3年生:1学期を頑張る

調査書に記入されるのは、高校3年の1学期分のみ。3年制の1学期は、1・2年でそれぞれ1年頑張った成績と同等の勝ちがあると思っておいて下さい。つまり、1学期中に猛勉強しておけば、評定平均を0.3ほど上げる事も出来るのです。

逆に1学期の成績を落としてしまえば、これ迄頑張ってきた2年間が台無しになってしまう事も。とにかく3年1学期は、勉強や部活に集中していれば、調査書で高評価を得られるチャンスです。気を抜かず頑張って下さい!

専門学校を受験する為に高校生にとって不可欠な調査票のもらい方を把握しておこう!

高校におけるの調査書のもらい方を解説していきました。専門学校の場合、ほどんどのケースで調査書が必要となります。全てのケースで調査書が合否の影響を与えるわけではありませんが、推薦で入学したい場合は大きく関わってくるケースもあります。

将来は専門学校に進むからと、高校生活で手を抜いていると後悔してしまう恐れもあります。高校1年生からしっかりと勉強をしておく事で、調査書の内容も良いものになるはずです。評定はしっかりと確保出来るよう、意識しておくと良いですよ!