書き方・例文

ペットのお葬式に香典を出す際の書き方をご紹介!お金の相場は?贈り物に花はOK?香典袋は?服装は?



ペットのお葬式に香典を出す際の書き方をご紹介!お金の相場は?贈り物に花はOK?香典袋は?服装は?

昔はペットが亡くなってしまっても埋葬のみで済ませることが基本でしたが、近年ではお葬式を開く方も増えてきています。ですが、ペットのお葬式が開かれるようになったのも最近で、葬儀のマナーについて良く知らないという方も多いようです。ペットのお葬式に香典を出す際の書き方をご紹介します。贈り物に花は良いのか、服装はどんなものがよいか、香典袋はどうするか、お金の相場はどれぐらいかについても触れます。

ペットのお葬式参列の必要性

現代では、ペットのお葬式は親族や親しい間柄でおこなう傾向にあるので、葬儀を行う側も「縁が深い人」を呼んでいることが多いです。そのため、呼ばれたら出来る限り参列するほうが良いです。ただし、どうしても仕事や用事で外せないケースでは、供花や弔電を送るもしくは落ち着いた頃に改めて伺うようにして下さい。

基本的にはペットのお葬式は忌引きの適応がありません。職場によっては理解されないこともあるのですので有給を取ることも出来ない可能性もあるのです。(※ペットの葬儀でも忌引き適応としている企業はあるのです。)

ペットのお葬式に香典は必要?

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基本的には、ペットの葬儀に香典は必要ないとされています。香典を渡す事によって、相手に気を使わせてしまう可能性もあるのですので迷ったら用意せずに参列することをおすすめします。

香典よりも、大切な家族を亡くしてしまった相手に寄り添うことが大切です。

ペットのお葬式の香典の代わりになるもの

ペットの葬儀に香典は基本的に必要ないと言われていますが、なにか気持ちとして渡したいという方もいらっしゃるかと思います。そこでおすすめなのが、香典の代わりに以下のような物を贈ることです。

  • 生前ペットが好きだったお菓子
  • お花
  • お悔やみの言葉

お花を渡すなら、お花屋さんで「ペットを亡くされたそうです」と一言つたえると、すぐに見繕っていただけます。最近ではこのような注文も増えているそうなので、気軽に声をかけると良いですよ!また、生前ペットが好きだった食べ物を知っている方であれば、お供えとして持参するのも良いです。

一緒に火葬したいと言われる事を想定して、缶やプラスチックなど燃えにくいものは避けて、どうしても燃えにくい物を入れたいなら、紙袋や紙コップ、木箱などに入れ替えて渡すと良いです。

ペットが亡くなったときにかけるお悔やみの言葉とは

愛するペットを亡くした方へお悔やみの言葉を送りたいけど、どう伝えれば良いかわからないという方は以下の例文を参考にしてみてください。

  • この度はお悔やみ申し上げます。〇〇ちゃんは〇〇さんと過ごせて幸せでしたね。
  • 〇〇ちゃん、最後まで本当に頑張っていましたね。きっと今頃は天国で楽しく走り回っていますよ。〇〇さんもお疲れ様でした。
  • 〇〇さんの看病(看護)でここまで長生き出来たのだから、きっと〇〇ちゃんも幸せだったよ。
  • 突然のことでびっくりしていて、何と言って良いのかわからないけど、わたしで良ければいつでもお話聞きますからね。〇〇ちゃんもあなたと過ごせて、幸せだったと思います。

どのように亡くなったのかに配慮をして、お悔やみの言葉をかけてあげて下さい。

ペットのお葬式の香典の相場とは?

香典をどうしても渡したいというケースでは、香典を渡す際のマナーを事前にチェックしておきます。まずは、ペットのお葬式の香典の相場ですが基本的には3000円とされています。それ以上の金額ですと、相手に気を使わせてしまうこともあるので、多くても5000円以内におさめておきます。

ペットのお葬式の香典の書き方

ペット専用の香典袋は今のところ存在していないので、香典袋は人間用の物を使用します。香典袋の表書きは一般的には「御霊前」としますが、宗派によって異なります。飼い主さんの宗派が分かるならそれに則って記載するようにします。

ペットのお葬式のマナー

ペットのお葬式を開く方は増えてきてはいますが、まだ世に浸透していないことも事実です。マナーについてよく知らないという方も多いかと思いますが、基本的には人間のお葬式のマナーと同じと考えて良いです。

絶対に言ってはいけない言葉

ペットのお葬式で絶対に言ってはいけない言葉は以下のとおりです。

  • また新しく飼えば良い
  • 他の子もいる

その方にとって亡くなったペットは家族同然です。「代わりの子」「他の子」などの言葉は、人間に言い換えると「妹がいてよかったね」「お兄ちゃんがいてよかったね」「また子供を作れば良い」と言っているような物です。特に「代わりの子を飼えば良い」などという言葉は口が滑っても決して言ってはいけません。

お悔やみの言葉をかける際には、相手の気持ちをしっかりと考え、寄り添うような言葉をかける必要があるのです。「なんて言って良いかわからない」というケースでは、無理をして言葉を掛ける必要はありません。「お悔やみ申し上げます」と一言伝えるだけでも問題ありません。

ペットのお葬式の服装のマナー

決まった服装はありません。ですが、派手な格好やラフな格好なども不適切です。現代では暗めの色の私服を着ていく方も多いようですが、人間のお葬式の際に着る喪服を着ていくのが無難です。数珠に関しても、会場によっては数珠の貸出を行っているところもあるのですが、念の為持参していきます。

また、どのようなお葬式になるのか、事前に確認しておくと服装や持ち物の準備もスムーズに行きます。

ペットのお葬式に香典を出す際の書き方やお金の相場を押さえてしっかり弔いを

  • ペットのお葬式で香典は基本的に必要ない
  • 香典をどうしても渡したいなら5000円以内に納める
  • 香典の代わりに「物」や「言葉」を送るのもおすすめ
  • かける言葉には十分注意をする
  • 服装は喪服が無難

近年ペットの火葬・お葬式が浸透してきて、お葬式に参列したことがあるという方も増えてきています。ただ、浸透したてなので正しいマナーなどはまだしっかりと決まっているわけではありません。マナーに迷ったら、人間のお葬式でのマナーを参考にすると良いです。