書き方・例文

入学祝いを頂いたら?お返しの手紙に書くメッセージの書き方や例文を紹介!身内や親しい人へお礼の気持ちを伝えよう!



入学祝いを頂いたら?お返しの手紙に書くメッセージの書き方や例文を紹介!身内や親しい人へお礼の気持ちを伝えよう!

入学祝いをいただいた際、そのお返しをするのがマナーとされています。しかしそのお返しだけを送るのではなく、一般的にはお返しのお礼の手紙も一緒に出すのがマナーです。しかし、入学祝いのお返しを書いたことがないという方にとって、どのようなメッセージで作成すればよいか悩んでしまうもの。入学祝いにおけるお返しの手紙の書き方や例文を解説します。身内との良好な関係を続けるためにも参考にして下さい。

入学祝いの手紙における書き方のコツ

入学祝いをもらった際、そのお礼の手紙を書いてお返しします。基本的にはお祝いのお礼を書けばよいのですが、その文章にはマナーが存在しているため間違った書き方をすると評価を下げてしまう恐れがあります。入学祝いのお返しの手紙を書く際のコツをまとめてみました。

  • 時候の挨拶を加える
  • お祝いをいただいたお礼
  • 実際に使っていることを書く
  • 近況と結びのメッセージ

【メッセージの書き方のコツ①】時候の挨拶を加える

入学祝いのお礼だけに限ったことではありませんが、お礼をいただいた際にお返しする手紙には、「時候の挨拶」を使うのが一般的です。とても親しい間柄であれば問題ありませんが、目上の方や知人、身内などに手紙を書く際、前置きなくしていきなりお礼の主文に入るのはマナー違反でしょう。

時候の挨拶とは、“春らしい風を心地よく感じられる季節になりましたが、〇〇様におきましてはいかがお過ごしでしょうか?”などです。仮に遠方の方に入学祝いのお返しの手紙を出す際、お相手の住まいの季節感に合わせる必要があるので注意しましょう。

【メッセージの書き方のコツ②】お祝いをいただいたお礼

時候の挨拶で書き出したら、主文に入学祝いにおけるお礼のメッセージを出しましょう。しかし入学祝いとひとくちにいっても、その種類はさまざまです。そのため、できるだけ具体的にもらったもののアイテムを手紙の中に書き出しておくと丁寧な印象を与えます。

もちろんそのアイテムについて詳しく記載する必要はありませんが、“〇〇をくださり、ありがとうございました”と一言添えるだけで、“使い回しではない”といった印象を与えます。主文には率直に感謝の気持ちを記載するのがマナーといえるでしょう。

【メッセージの書き方のコツ③】実際に使っていることを書く

入学祝いにもらったものの中には、すぐに使えたり入学式で利用できるものなどがあります。そのため、もらったことへのお礼だけでなく、実際に子どもがそれを利用した、利用しているといった旨の一文を添えると大変喜ばれます。

無理に書く必要はないものの、入学祝いを送った側とすれば喜んでもらえたのかが、気がかりなところです。そのため、入学祝いを利用していることを簡単に伝えることで丁寧な印象を与えることができるのでおすすめです。

【メッセージの書き方のコツ④】近況と結びのメッセージ

主文の最後の方には、近況などを記載するとよいでしょう。入学式が終わったことや元気に子どもが学校に通っていること、なにか夢中になり始めたことなど、こういった近況を伝えるのがマナーとなります。そして最後に結びの一文を入れるとよいでしょう。

“季節の変わり目です。風邪など引きませんようにご自愛ください”など、相手の健康を気遣ったり、“〇〇さまにも会いたいと思っておりますので、近いうちにぜひご一緒できればと思います。”などが最適でしょう。

【メッセージの例文】入学祝いの手紙の書き方

書き方・例文、お返し、入学祝い、手紙、テンプレート

前述したコツを押さえた上での入学祝いの例文を記載します。あくまでサンプルなので、こちらを基本としてシチュエーションに合わせてみてください。

メッセージの例文

陽春のみぎり ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

〇〇様におかれましたはいかがお過ごしでしょうか。

先日は、〇〇に向けての入学祝いの〇〇をいただき、誠にありがとうございました。

いただいた〇〇を早速〇〇に手渡したところ、毎日夢中で読み続けております。

とても嬉しそうにしている顔をみるたび、〇〇様への感謝の気持ちがこみ上げてまいります。

現在、学校では理科の授業に興味があるようで、とても楽しそうに勉強をしています。ぜひ、〇〇様にも会いたいと思っておりますので、お近くにお越しの際には、お気軽にお立寄いただけると幸いです。季節の変わり目ですので、どうかご自愛ください。

入学祝いの手紙の書き方の注意点

入学祝いの手紙を書く際、注意すべきことがあります。まず入学祝いをいただいたら、できるだけ早い段階で手紙を出すことです。先延ばしにするのはマナー違反となります。ほか、自慢を書いたりもらった品を批評するなど、相手を不快にしてしまう恐れのあるメッセージは必ず避けるようにしてください。

入学祝いを頂いたらお返しの手紙にお礼の気持ちを込めてメッセージを伝えよう!

入学祝いの手紙を書く際、大切なことはしっかりと、“お礼”の気持ちを伝えることです。相手にしっかりとその気持ちが伝われば、多少つたない文章であっても相手は喜んでくれるはず。例文を参考にした相手に喜ばれる入学祝いのお返しの手紙を作成して下さい。

身内との良好な関係を長く続けるためにも大切な心掛けです。たかがメッセージされどメッセージなので忘れずに早めに送る姿勢を忘れないようにして下さい。