挨拶・マナー

年賀状の投函日期限はいつまで?配達到着日を元旦にするには?大晦日では遅い?



年賀状の投函日期限はいつまで?配達到着日を元旦にするには?大晦日では遅い?

皆さんは年賀状が出来上がった後、どのタイミングでポストに投函しますか?すぐには出さずに出せる時に出す、作成が終わったらすぐに出しに行くなど、作成するタイミングによっても投函日が変わってきますよね。年賀状の正しい投函日やマナーや投函前のチェック事項をご紹介します。年賀状作成の一助になるので参考にして下さい。

年賀状の投函日

「年賀状」として配達してもらう為には、決められた期間内に投函する必要があります。例えば、12月1日にポストに投函したら、年賀状の期間外となるので到着日は元旦ではなく12月前半になってしまいます。年賀状を受け付けている期間は12月15日~12月25日の10日間です。この期間中に年賀状の葉書をポストに投函するようにして下さい。

※受付日が異なる可能性があるので、毎年必ず郵便局もしくは郵便局のHPで受付期間を確認して下さい。

期限を過ぎてしまったケース

例えば、12月31日の大晦日に投函したら、年賀状として配達する事は出来ますが到着日を元旦にする事は難しいです。

また、投函日が1月7日を過ぎてしまうと普通郵便として扱われてしまうので注意が必要です。

期限を過ぎた12月26日~12月31日は年賀状として送り先には届きますが、到着日は元旦にはならず、投函日が1月5日以降になると、1月7日までの到着に間に合わない可能性もあります。

出来るだけ期間中の投函をおすすめします。

元旦に到着させるには?

多くの方が、年賀状は元旦に届いてほしいという思っています。特にビジネスシーンでは、あまり遅くなってしまうと良いイメージを持たれない事もあります。元旦に届くように配達して貰うには、年賀状投函受付日である12月15日~12月25日の間である必要があります。そして、12月25日の最終日に出すには、ポストに記載している集荷時間までに投函するように注意が必要です。年末でバタバタしている時期でもあるので、余裕を持って期間内の前半のうちに投函するのが理想です。

年賀状を出して良い期間は?

年賀状は必ず元旦に届かなければいけないという事はありません。しかし、いつでも送っていいわけでもありません。年明状は1月7日までに送ればマナーとしては問題ないので、遅くても1月4日までには年賀状をポストに投函出来るようにしておいて下さい。

とは言え、ビジネスシーンではあまり遅すぎると印象が悪くなりかねません。低い優先順位で接せられている、忘れられているという気持ちを相手に抱かせてしまう危険もあります。1月1日~1月3日の間に到着するようであればお詫びの言葉を入れる必要はありませんが、それ以降になってしまうなら一言お詫びの言葉を入れておく事をおすすめします。

年賀状を投函出来る期限を過ぎたら…

年賀状を出せる期限を過ぎてしまったら&出せる期限ギリギリになってしまったら、年賀状ではなく「寒中見舞い」を送るようにして下さい。年賀状は1月7日以降の到着になってしまうと、マナー面でもよくありません。例えばギリギリの1月5日であっても、投函する時間によっては7日に到着しない可能性がありますので、1月4日以降の投函になってしまうのであれば、年賀状を出すのは諦めて下さい。

お詫びの言葉は簡潔に

「年賀状が遅くなってしまい大変申し訳ありません
今後このような事が無いように努めてまいります」

上記のようなお詫びは、めでたい気持ちが冷めてしまいます。

ここまで深々と謝罪をされてしまうと、相手にも気を使わせてしまいます。

「年末の慌ただしさにまぎれ 新年のご挨拶が遅れました事を深くお詫び申し上げます」

このように毅然としっかり謝罪出来ているのであれば、サラッとした文面で十分です。

投函前のチェック事項

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年賀状を投函する前に、必ず以下の項目をチェックしておいて下さい。

受取人や差出人の郵便番号や住所や氏名のチェック

特に受取人の住所や氏名の誤字や脱字は失礼にあたる他、正しい場所に配達する事が出来ません。必ず事前にチェックしておいて下さい。

連名で子供の名前を入れる際に、子供の漢字を間違えてしまう事が多いようなので特に注意しておいて下さい。

ポストの口

ポストの口が2つあるポストがあります。実は、ポストの口が2つある時は年賀状は左側に投函するのが正しいとされています。しかし、右側に入れたとしても年賀状として扱われるので問題ありません。

輪ゴムの有無

年賀状がバラバラになってしまわないよう、葉書を輪ゴムでまとめてポストに投函する方も多くいらっしゃいます。輪ゴムをつけるやつけないは基本的にはどちらでもかまいません。

しかし、輪ゴムでまとめるなら以下のような事を守って下さい。

  • 付箋やメモなどの郵便物以外を挟まない
  • 年賀葉書や通常葉書を一緒にしない
  • 袋に入れるなどの包装はしない
  • 向き(はがきの)を揃える
  • 強くしばりつけて丸まってしまわないようにする

通常葉書を年賀葉書として使用するケース

通常葉書を年賀葉書として使用するなら、必ず切手の下の部分に赤文字で「年賀」と入れておかなければいけません。事前にチェックする必要があります。年賀と入っていなければ通常郵便として扱われてしまいます。通常葉書として扱われると、元旦より前の新年を迎える前に届いてしまう為、失礼に当たります。

投函場所

至る所にあるポストですが、どこに投函するのが一番いいのか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。結論は、集荷のあるポストであればどこでも可能です。たとえば、コンビニでも可能です。家の近くにあるポストでも可能です。しかし、コンビニや近くにあるポストに投函するなら、必ず集荷時間を確認してからにして下さい。年賀状の投函期間である12月25日以降に出すなら、直接郵便局窓口で出した方が早くく届けてくれます。

余裕を持ったスケジュールで年賀状を期限内に投函しよう!

投函方法に特に決まりはありません。しかし、年賀状を元旦に確実に届けたいのであれば、受付期間中に投函する事をおすすめします。また、投函する前には必ず全体のチェックを一枚一枚確認してからにして下さい。到着日が元旦になるように計画的に年賀状を作成する事で、繁忙期に当たる年末も安心して過ごす事が出来ます。