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検温表の作り方や書き方を記入例を添えて解説!エクセルを使うと作りやすい!テンプレートを使う方法も!



検温表の作り方や書き方を記入例を添えて解説!エクセルを使うと作りやすい!テンプレートを使う方法も!

日常的に自らの健康を気遣う方の中には、検温表を利用している方もいるかもしれません。また、医師に勧められて検温表を作成したり、会社で作成を命じられているといった方もいます。検温表の作り方や書き方について記入例を添えて解説します。エクセルを使うと作りやすいですし、テンプレートを導入する方法もアリです。

検温表について

検温表を作る前に、基礎知識をしっかりと取り入れておく必要があります。その目的が理解できていないと関係のない項目を作成してしまったり、企業が関連していればトラブルが起こるかもしれません。検温表の基礎知識について解説します。

検温表とは?

根本的に検温表とはどういった役割を持っている表なのか。検温表とは、その名の通り「検温」を目的にした表になります。基本的には日々の体温を計り、その推移や健康状態を確認するために作成される傾向です。また、体温だけでなく、その日の体調だったり、細かい内容を記載する場合もあります。

検温表は、体温をベースにさまざまな健康内容を記載できる、管理シートのひとつと覚えておくことができます。

企業で検温表を作る場合

注意したいのが、企業やチーム内で義務づけできるか否かです。企業にとって社員の健康はとても重要なものであり、衛星管理の観点からもできれば日々検温表を付けてほしいところです。

しかし、検温表は義務づけることが難しいと考えている方も多く、結果的に任意となってしまう可能性もあります。その場合、どんなに素晴らしい表を作成しても形骸化してしまい、誰も見向きもしない管理シートとして取扱われてしまいます。

しかし、社内での作成を義務づけることができるシートとされているので安心してください。仮に、何らかの薬品やワクチン、医療行為を義務づける場合、個人の健康に何らかの影響を与えてしまう可能性があります。こういった行為は義務化はできず、あくまで任意となってしまうようです。

一方、体温や健康状態を記入していくだけのシートであり、これをしたからといって命に関わる何らかの弊害が訪れることはありません。こういった場合、社内で義務づけることが可能となり、社員全員に利用させることができるのです。

検温表を作る際の注意点

個人的に検温表を作る場合、自由に項目を作成し、自由に管理されていればよいです。第三者に見せるものではなく、仮に見せてもかかりつけ医であれば、自分が好きなように作成すればよいだけです。

一方、会社など企業で検温表を作る場合はその項目の内容や取扱には十分に注意すべきです。例えば、個人の健康状態が記載されていることから、個人情報として十分機能してしまいます。

また、目的にそぐわない項目などを作成した場合、社員によってはセクハラと思われることもあります。

女性の場合は、検温表に記載されている温度帯で生理周期などもわかることから、担当者や担当部署以外の人間に見られるような保管の仕方はやめておいて下さい。重要な個人情報が記載されている書類と思い、必ず丁寧に取扱いするように心がけてください。

検温表の作り方や書き方

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作り方や書き方について解説します。とくに法的に定められた書式で作成されるものではなく、あくまで体温管理されるように作成されていれば問題ありません。最もシンプルな作り方を紹介します。あくまでひとつの記入例なので、ご自身で作成される際はこれらをアレンジした形で作成してみてください。

【作り方や書き方①】検温表は管理しやすく作る

大前提は見やすく、管理しやすい書式で作られていることです。細かな枠を豊富に作り、なかなかどこに書き込めばよいのか、どこに何をすればよいのかわからないような作成方法は避けてください。

まず、検温表の作成はエクセルを作ると簡単です。基本的にグリーンの枠などを作ることで、視認性が高く記入したい気分になります。白黒でももちろん問題ありませんが、検温など多少面倒な内容を書き込んでもらうためには、デザイン性も重視しておくとよいです。

また、さまざまな修正に対応できるようにエクセルにデータを残しておきます。余白などを利用し、不特定多数の人たちが利用できるように作成されているとより安心です。

【作り方や書き方②】検温表に書き込む項目

検温表は、一ヶ月単位か一週間単位かで作成してきます。一般的には一ヶ月単位で作成されることが多いため、一ヶ月単位で作成できるようにして下さい。シンプルな項目だけで構成されていれば問題ありません。

まず、左上には平熱チェックシートといった標題を思わせる項目を作成します。次に、「〇〇さんの体温グラフ」などといった文言が挟めるようにしておきます。右側には、以下について記載できるような項目を作成しておきます。

  • 検温した年月
  • 検温時間
  • 午前・午後
  • 検温場所
検温場所は、一般的には耳・ワキ・口中・顔といった形になるため、どこかにチェックが入れられるような形で作成されていると安心です。

また、毎日できるだけ決まった時間に測るなど、そういった注意書きを添えても問題ありません。後は、左側に体温を35.5℃から39.0℃などに設定しておき、横軸の日付に対応できるような枠を作成すれば問題ありません。

【作り方や書き方③】体調チェックシートも作成

検温表は、基本的にそれ単体で使用しても問題ありません。しかし、企業や内容によっては体調チェックシートも作ることがあります。体調チェックシートは、横軸に日付を作成し、のどの痛み、倦怠感、熱っぽいなど、そういった症状を枠でチェックできるように作成すれば問題ありません。

検温表で健康管理を!テンプレートを使えば書き方や作り方に困らない!

検温表は、毎日記入してもらうことが重要なポイントになります。できるだけシンプルに作成し、必ず誰でも気軽に利用できるような内容で作成されているように心がけて下さい。書き方や作り方に行き詰った際はテンプレートをそのまま使ってみても記入例として手を加えてアレンジしてみても良いです。