体重記録表の必要性にはどのようなものがあるかご存知ですか。メリット・デメリットについてや作り方を解説します。アプリや手書きで簡単にレコーディングをするとダイエットや健康管理に効果ありです。
体重を管理する目的は主に「健康の為」「ダイエットの為」の2択でしょう。近年リモートワークも増えて「運動不足になった」という方も多数いらっしゃいます。その為体重が増えたり体調が悪くなったりする方も増えてきているようです。そこで、体重記録表を付けて健康管理・体重管理を行う事がおすすめです。
体重記録表とは?
名前の通り体重を管理する為の記録表の事を言います。体重記録表は健康やダイエットを目的に記録している方も多くいて、とくにダイエットにはは欠かせません。
体重記録表の必要性について~メリット・デメリット
体重記録表に毎日の体重を記録しておく事で、体重の増減を管理する事が出来ます。「太ったのはなんとなくわかる」だけの情報だと、なかなかダイエットする気を起こせなかったり、そもそもダイエットの対策を立てる事も難しいでしょう。
体重記録表のメリット
- ダイエットが成功しやすくなる
- 目標が明確になるので、モチベーションを維持する事が出来る
- ダイエットがうまくいかない理由が分かる
- 達成感を感じられる
- 健康管理が出来る
- トレーニングに活用する事が出来る
大きなメリットは、ダイエットが成功しやすくなるという点や健康管理が出来るという点です。毎日体重を測るだけでもダイエットの効果があると言われているほど、ダイエットに体重管理はとても重要です。日々の努力によって目標へ徐々に近づいている事を目で見る事によって、達成感を感じる事でこれからのやる気にも繋がります。
さらに体重を管理表にしてまとめる事で今後の対策や目標達成までの目処を立てやすくなるなど、ダイエットに大活躍となります。更に、「内臓脂肪レベル」や「筋肉量」などの測定をする事によって、健康管理やトレーニングに活用する事も出来るというメリットもあります。
体重記録表のデメリット
デメリットは「続かない」という点です。毎日続ける事に意味がある体重記録表ですが、面倒くさいと途中からチェックするのを辞めてしまったり、管理表の記録忘れから記録をしなくなってしまったりと、途中でつけなくなる方も多いようです。
体重記録表の簡単な作り方
作り方が主に2つあります。
【簡単な作り方①】手書き
手書きで体重記録表を保管する場合、細かい事が好きな方や、自分でデザインをしたい・好きな項目を入れたいという方にとてもおすすめです。体重記録表とペンさえ持ち歩いておけば、いつでも書く事が出来ますし、体重計の近くにおいておけば体重を測ったタイミングですぐに記入する事も出来ます。
シールや絵を書いたりと、自分好みのデザインに出来る他、好きな項目を入れるというメリットもありますよ。
【簡単な作り方②】アプリ
携帯アプリで簡単に管理する事も出来ます。中には、体重計と連動していて体重を測れば自動で書き込んでくれるとても便利なアプリもあります。他にもカロリー計算や、食事のアドバイスなどもしてくれるアプリもあるので、細かく分析をしてほしいという場合や簡単に管理したいという方にはアプリがおすすめです。
体重測定の基本
体重測定の基本は以下のとおりです。
- 朝の排尿直後
- 夕食直後
- BMIを算出する
朝の排尿直後の体重の事を「基礎体重」と言います。朝の排尿直後の体重は一日の中で最も体重が軽くなるタイミングだと言われています。ダイエットを目的の場合は、夕食直後の体重も測るといいですよ。
また、BMIを算出する事で正常範囲かどうかチェックする事も出来ます。BMIの範囲は以下のとおりです。(18歳以上)
歳 | 目標のBMI(kg/m2) |
---|---|
18~49 | 18.5~24.9 |
50~64 | 20.0~24.9 |
65~74 | 21.5~24.9 |
75以上 | 21.5~24.9 |
MBIの算出方法は【現在の体重÷[身長(m)×身長(m)]=BMI】です。一度計算してみて下さいね!
体重記録表の書き方
書き方は以下のとおりです。
体重記録表の必要な項目
- 月日
- 測った時間
- 体重
最低限上記の項目は記録しておいて下さい。
更に細かく管理する場合は以下の項目を記録すると、健康管理も出来ておすすめですよ。
- BMI
- 食事内容
具体的な事を書いておく
- 明確な目標
- 理想の姿
- 具体的なルール・メニューを決める
それぞれ解説していきます。
明確な目標
- 1月までに-5kg
- 1ヶ月に0.8kg落とす
- 8月までにウエスト-5cm
など、具体的に数字にして記録する事をおすすめします。ただし、例えば「2ヶ月で5kg痩せる」などの無理な目標は続かなくなる原因にもなりますので、達成出来そうな目標にする事をおすすめします。
理想の姿を書く
自分がなりたい「理想の姿」を書く事でやる気がアップします。絵にして書くのもいいですし、理想体型のモデルさんの写真を貼り付けるなどでもOKです。そして、どのような体型が理想なのか文章にして書く事も大切です。たとえば「フェイスラインはスッキリと」「ウエストはくっきりとくびれがある」など。
具体的なルール・メニューを決める
- 1日の摂取カロリーは1700カロリーまで
- お菓子は1つまで
- 1日1.5リットルのお水を飲む
- 1日5000歩は歩く
など「これだけは絶対に実行する」という事を決めて下さい。ただし、必ず達成出来る目標を決めるようにして下さい。無理をしなければ達成出来ない目標は続かない傾向にあるので注意が必要です。
体重記録表をアプリや手書きで簡単にレコーディングしよう!
体重記録表は、健康だけではなくダイエットにも効果的で簡単な管理表です。体重記録表を続ける事で大切なのは「自分にぴったりな体重記録表をえらぶ事」です。簡単に管理したい場合や長く続けたいという方はアプリで、細かい事が好きだったり自分好みの体重記録表にしたいという場合は手書きで管理すると良いです。
楽しくレコーディングをして心身共に健康になり、スタイルも良くなって美容にも良いポジティブな生活に繋げてみて下さい。