書き方・例文

生活記録表とは?必要性や使い方や書き方を紹介!メンタルや体の健康を日々の小さな変化から管理してヘルシーに暮らそう!



生活記録表とはどのような文書かご存知ですか。必要性や使い方や書き方を紹介します。メンタルや体の健康を日々の小さな変化から管理してヘルシーに暮らすのが良いです。元々生活記録表を付けているという方はそれほど多くはないでしょう。

ですが、近年の新型コロナウイルス感染症の影響からも、生活記録表を付ける必要がある場面も増えてきています。例えば、保育園や幼稚園などに通っているお子様がいる家庭や、休職の復職時に必要になるなどです。その他にも、個人で生活記録表を付ける事によって健康的に過ごす事が出来るなどのメリットもあります。

生活記録表とは

生活記録表とは、1日の生活リズムやその日の出来事・行った事・感情の変化などを記録する表の事を言います。生活記録表の用途によって、記載する内容は異なりますが主に上記のような項目を記載して、提出・保管します。生活記録表を付ける事によって様々なメリットがあります。

生活記録表の必要性

生活記録表は日々の健康を目で見て分かるのが必要性の大きなポイントなのです。「なんとなく自分は不健康な気がする…」「不健康な生活を送っているような気がする…」「メンタルの調子が悪い…」と頭の中ではわかっていても、実際に見えていないと自覚が出来ないので、なかなか生活改善をしようと思うまでに行きません。

生活記録表を付けて、自分はどこで生活習慣が乱れているのか見えるようにする事で、今後の改善策を練る事も出来ますし意欲にも繋がるのです。近年の新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、在宅勤務形態も増えてきています。

通勤時間がなくなり時間に余裕が出る事で、ついつい夜更かしをしてしまったり、上司などの目が無いのでつい間食が増えてしまったり、歩く機会が少なくなったりなど、不健康な生活になりがちです。規則正しい生活を過ごす為には、日々の生活を記録してそれを定期的に見返す習慣を付ける事が大切です。

これらの事から、生活記録表は健康の為にも必要性の高いものだという事がわかります。

生活記録表の使い方

  • 子供の健康管理
  • 自分の健康管理
  • 復職の際に提出

生活記録表は主に上記のような使い方があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

子供の健康管理

保育園や幼稚園であれば、多くの園で生活記録表の提出をお願いされているかと思います。保護者に検温をはじめ、寝た時間と起きた時間、うんちをした時間など細かく記載してもらい、園が確認するという流れになります。

年長さんになると、生活記録表の提出が必要ないとする園もありますが、近年の新型コロナウイルスの影響で、感染者を出さない為にも毎朝の検温と検温の記録は提出しなければいけないとされているようです。いずれにしても、子供は体調の変化が起こりやすいので生活記録表で健康管理をしておく事が大切です。

自分の健康管理

生活記録表は自分の健康管理にもなります。例えば、何を食べたか、排便の有無を書いておくだけでも、自分の健康状態を見てわかるようになります。すると「今日は排便がなかったから、食物繊維をたっぷり取ろう」「昨日は油ものを食べたから明日はヘルシーな食事をしよう」のように、生活習慣の改善にも効果があります。メンタルの健康にも繋がります。

復職の際に提出

休職している人が復職する際に提出を求められる書類のひとつに「生活記録表」がある事あがります。会社や休職の理由によって提出の有無は異なりますが、主に以下の理由から、作成・提出をお願いされます。

  • 日常生活でどれほどの回復をしているのか
  • 一定の期間安定した生活を送れているのかどうか
  • 本当に復職しても問題がないほどの生活がおくれるようになっているのかなどを産業医などに判断してもらう為

休職した従業員が円滑に復職出来るようにする為にも、生活記録表はその判断基準となるのです。

生活記録表の書き方

生活記録表は用途によって書き方や項目が異なります。用途別でご紹介致します。

【書き方①】子供の健康管理の為の生活記録表

  • 月日
  • 就寝時間
  • 起床時間
  • 排便
  • 検温

自宅で管理する用の生活記録表には、最低限上記のような項目を記録しておくといいでしょう。さらに細かくするのであれば、お昼寝の時間や食事の内容など、記録しておきたい項目を自由に入れましょう。園などに提出する生活記録表の場合は、園で指定があるかと思います。

多くの場合は、月日・排便・検温などの記載が必須となっていますが、その他にも以下の記録が必要な場合もあります。

  • 就寝時間
  • 起床時間
  • おくすりの有無
  • プールに入るかどうか
  • お迎え時間
  • 備考欄

いずれにしても記載事項がわからない場合は園に確認しておく必要があります。

【書き方②】自分の健康管理

  • 月日
  • 検温
  • 排泄の有無
  • その日の体調

どこにも提出する予定は無く、自分自身の体とメンタルの健康管理として記録しておく場合は上記の記録のみでも十分健康管理は出来ます。もう少し記録しておきたいという場合はこれに加えて以下の項目を入れるのもおすすめです。

  • 食事内容
  • 運動の有無と時間
  • 体重
  • 外出(コミュニケーションなど)

その他にも、自分が管理したい項目があれば記録しておきましょう!

【書き方③】復職の際に提出

  • 就寝時間
  • 起床時間
  • 食事の時間
  • 外出の有無と時間

復職の際に提出する生活管理表の場合は、基本的には上記の4つの項目を毎日記録しましょう。ただし、会社や休職の理由によっては記録内容が異なります。事前に記録内容は会社へ聞いておきましょう。

生活記録表の書き方のポイント

  • 項目は多すぎないようにする
  • 1週間で1枚にまとめられるように作る
  • コメントをかけるようにする

生活記録表は続ける事に意味があります。途中で飽きてしまったり面倒にならない為にも、項目は最低限の項目にするように心がけて下さい。また、自分の健康状態や生活習慣をひと目見て把握しやすくする必要があるので、1枚に1週間分をまとめられるとベストです。

最後に備考欄などを作り、その日のコメントを簡単にかけるようにするのもおすすめです。

生活記録表の必要性や使い方や書き方を把握してメンタルや体の健康を日々の小さな変化から管理してヘルシーに暮らそう!

書き方・例文、生活記録表、テンプレート

自分自身の健康をまもる為には、まず生活習慣の見直しから始める事がポイントです。その第一歩として、生活記録表を付けてみましょう。生活記録表を付ける事によって、自分の生活習慣が見えるようになり自分の生活のどこに乱れが出ているのかがひと目見て分かるようになります。

そこから改善につなげるのは難しい事ではありますが、生活記録を見て「改善しなければ」と思う事が大切です。ぜひ、必要性や使い方や書き方を把握して一度生活記録表をつけてみてはいかがでしょうか。メンタルや体の健康を日々の小さな変化から管理しておくと安心です。