書き方・例文

自己PRで「主体性」を自己PRする時の文章の書き方や例文を紹介!自信がない人でも大丈夫!エピソードを洗い出そう



自己PRで「主体性」を自己PRする時の文章の書き方や例文を紹介!自信がない人でも大丈夫!エピソードを洗い出そう

自己PRをするシチュエーションは意外と多いです。その中でも「主体性」を自己PRする時の文章の書き方や例文を紹介します。自信がない人でも大丈夫です。誰しも長所はあるのです。エピソードを洗い出してみて下さい。

就活の面接時に自身のやる気・姿勢を最大限に自己PRする為には、どうすればいいのか悩む方もいらっしゃるかと思います。自己PRで重要なコツになるのが「主体性」です。そもそも主体性ってなに?主体性を主張するにはどんな文章にすればいいの?という方に役立つ解説となっています。

主体性とは?

主体性とは、自身の意志・判断に基づいて責任を持ち行動する事を言います。「自身の考えにより取るべきアクションを選択するだけでなく、自身のアクションがもたらした結果にも責任を負う事が出来る」という意味があります。

例えば「18:00にはご飯を食べると自分で決めて、実際に行動する」というだけでも主体性を発揮出来ていると言えるのです。
つまり「これをして下さい」と他者から言われた業務でなくても、周囲や現状を見て何をどうすれば良いのか考え、アクションに移す力がある事をアピール出来ればベストです。

主体性&自主性の違い

主体性とよく間違えられるのが「自主性」です。どちらも「自分から行動する事」なので、似ているように思いますが、以下のような大きな違いがあります。

  • 主体性…何もないシチュエーションでも、自分から考え出してアクションに責任を持つ事
  • 自主性…元々決まっている事、他の人から言われた事を積極的におこなう態度の事

似ているようで、全く違う意味がありますので使い方には気をつけるようにして下さい。

自己PRで主体性を述べる文章の書き方の注意点

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主体性は自分を自己PRする為には必要なスキルですが、使い方を誤ってしまうと良くない捉え方をされてしまうおそれがあります。以下のような点に気をつけて使うようにすると良いです。

【自己PRの文章の書き方の注意点①】結果が生まれている事もアピール

主体性を主張する時には、そのアクションによって良い結果が生まれているという事も一緒に説明するようにしましょう。ただ単に主体性を主張すると、協調性が無いと思われてしまう可能性もあります。人によっては、自己中で協調性がない人と思われてしまう事もあるので、自己PRする際には要注意です。

自分から行動すると言っても、以下のようなう印象を持たれないよう注意すべきです。

  • 自分がやりたいように自由気ままに好き勝手する
  • 自身の意志を周囲に押し付ける
  • 他者の意見は耳を貸さない

【自己PRの文章の書き方の注意点②】自分で考えるという事を強くアピール

「やるべき事をする」=「自主性」です。例えば「出勤してやるべき業務を誰よりも早く取り組んだ」は、ただ単にやる気とアクションが早いというアピールになります。何度も言いますが、すでに決まっている業務をするのは「主体性」とは言いません。

もちろん自主性も重要ですが、これだけをアピールしてしまうと「指示された事しかしない人」と思われてしまう可能性もあります。行動するだけではなく「自分で考える力がある」という事のアピールを心がけると効果的です。

【自己PRの文章の書き方の注意点③】詳細に述べる

ただ「主体性があります!」とだけ述べても、本当に述べたい事を面接官に述べる事は出来ません。

  • 周囲を巻き込んで、物事をいい方向へ導く
  • 当事者の意識を持って行動出来る
  • PDCAサイクルを回す事が可能
  • 常にリスクを考慮したうえで行動している(出来る)
  • 広い視野を持ち、課題解決に尽力出来る

などと、詳細なエピソードで述べるようにして下さい。

自己PRで主体性を主張する文章のコツ

自己PRで主体性を主張する文章のコツは以下のとおりです。

【主体性を主張する文章のコツ①】はじめに結論を話す

どのようなシーンでも、結論ははじめに述べるようにして下さい。主体性を主張する為に、面接官へ色々なエピソードを述べたいという気持ちはあるかと思います。「あれも、これも」と多くのエピソードを述べてしまうと本当に述べたい事がなにかわからなくなってしまいます。

はじめに「私の長所は主体性です」と述べると、この先に話すエピソードの目的がわかりやすく、正しく述べる事が出来ます。

【主体性を主張する文章のコツ②】エピソードは詳細に

主体性を述べる為には、エピソードが必須です。「自分は~~をする事が出来ます」などといっても、詳細にどのようなアクションが出来るのかイメージが出来ません。そこで「~~というシーンで、私は~~に疑問に思いました。そして解決策を~~だと考えました」のように、エピソードは詳細に述べるようにすれば分かりやすいです。

【主体性を主張する文章のコツ③】業務にどう活かせるのかを述べる

主体性をアピールした後には、それがこの会社でどう活かせるのかを述べるべきです。自分が魅力的な人材だという事をわかってもらう為には、あなたが持っているスキルが会社でどんな業務に繋がり、結果を出せるのかを述べる事がコツです。その為には、応募する職種の業務内容をしっかりと把握するべきです。

あなたが企業にとって必要な人材だという事を分かってもらう事が重要です。

【例文】自己PRで主体性を主張する文章の書き方

では、詳細にどのように書けば良いのか、書き方の例文を紹介します。

例文

私の長所は、課題の解決に向けて自ら行動を起こせる主体性です。

アルバイト先のコンビニでは、廃棄金額が多い事が課題でした。

そこでお客様から人気のあるお弁当やFFの調査をおこない、ニーズの把握をしました。

調査結果を活かし、来店客層に合わせた商品を置く事で、1日2万円だった廃棄金額は1万円以下になりました。

この長所を活かし、業務においても主体的に行動したいです。

私には主体性があります。

学生時代に車屋で働いていました。

その際に気を付けていたのが「何もしていない時間を作らない」事です。

業務に慣れるとスピードもUPしてスキマ時間が出来てしまいます。

その時間でも、店内掃除や商品前陳など出来る事を見つけて取り組んでいました。

任された業務はもちろん、見落としがちな小さな業務も拾っていく事で、御社へ貢献していきたいと考えています。

自己PRで「主体性」を自己PRする時の文章の書き方を身に付けて分かりやすくエピソードを伝えよう!

自己PRで主体性を述べるのは少し難しいように思いますが「何を述べたいのか」結論を先に書いて、エピソードを書くという流れを覚えておくと簡単に書く事が出来ます。ただし、主体性を述べて高評価を得る為には色々な工夫が必要です。

そこで、ここで紹介したコツと注意点を取り入れた自己PRに出来ると、上手に自己PRが出来るようになります。特筆するエピソードや長所がない…と悩んでいる方もいるかもしれませんが、長所のない人間などいないのです。コレはきれいごとではありません。

自分で気づいていない当たり前のスキルや性格が、他の人から見ると喉から手が出るほど獲得したい長所であるケースは多くあります。自分自身で気づいていない、当たり前のようにこなせてしまう何か、それこそが自己PRで述べるべきエピソードなのです。