食事管理表を作るとダイエットになります。糖尿病をはじめとする成人病のような病気も防げます。食事管理表のメリット・デメリットや記録のコツを解説しますので取り入れてみて下さい。病院などでは、患者さんの治療などを目的に食事管理表が頻繁に使われている事があります。
ですが、プライベートで食事管理表をつけ最近食生活が偏っている気がする、健康診断の結果が少し悪くなっている、最近太った気がする、食生活を見直したい、こんなお悩みを持っている方は、ぜひ食事管理表を作って管理をしてみて下さい。
食事管理表とは
名前の通り毎日・毎食の食事を管理する表の事を言います。食事管理表をつけると、自分の食生活がどのようなものなのかを客観的に把握する事が出来るので、本当に規則正しい食事管理が出来ているのかどうかを把握する事が出来ます。
他にも食事管理表をつける事で様々なメリットがあります。早速下記でメリット・デメリットを紹介していきます。
食事管理表をつけるメリット
メリットは以下の通りです。
規則正しい食生活が目指せる
- 健康的な体重維持
- 生活リズムを整える
- 腸内環境が整い便秘も改善される
- 自律神経の乱れを防ぐ
- 気持ちの安定
規則正しい食生活を送る事で、上記のような効果があります。食生活は健康的に毎日を過ごす事が出来る秘訣にもなりますので、ぜひ毎日健康管理表をつける事をおすすめします。
問題点を早期発見出来る
食事管理表をつける事によってごはんの内容が文字で見る事が出来ます。そうすると、食生活の問題点を見つけやすくなるのです。例えば、毎食必ず油ものが入っていたり、野菜を十分にとれていないなど。こういった問題点を見つけるのは、食生活改善を目指す為にはかなり重要な事だといえます。
糖尿病をはじめとする成人病のような病気は日々のごはんの問題点の積み重ねで発病してしまうので気を付けて注目すべきです。
適切なアドバイスがもらえる
例えば、筋肉トレーニングに通っている場合に毎日・毎食の食事を管理するように言われる事があります。他にも糖尿病をはじめとする成人病のような病気を治療する為に食事療法が必要な場合、病院から食事管理表をつけるように言われる事もあります。食事管理表をつける事によって、トレーナーや医師・看護師などから適切なアドバイスが貰えるようになります。
ダイエットにも効果的
食事管理をしてダイエットをする方法を「レコーディングダイエット」と言いますが、この方法は特に食事制限をする必要もないダイエット方法と実践している方も多くいるダイエット方法です。レコーディングダイエットの本質は「気付く事」です。食べたものを毎日記録すると、自分がなぜ太っているのか？という事に気付く事が出来るのです。
そして、それに気付く事によって自然に排除出来るようにするという効果が出やすくなります。例えば、１日に３回カフェラテを飲んでいた場合、カフェラテの飲み過ぎに気付きますよね。気付けば２回に減らしたり、低カロリーのものに変更するなど自分で解決策を探す事が出来ます。
残業の日になるとおやつをいつもよりたくさん食べてしまっている事に気付けば、おやつを低カロリーのものに変更するなど、気付く事で改善する事が出来ます。
食事管理表をつけるデメリット
大きなデメリットは「続かない」という点です。面倒くさいと、続かない場合がかなり多いです。また、食事管理表はその都度つける必要があるので、ノートにまとめている方の場合は外食時に持ち運ばなければいけないという煩わしさもあります。
食事管理表に書く事が多ければ多いほど、面倒くさくなり気付けば付けていない日が続いている…なんて事も珍しくはありません。
食事管理表の作り方～必要な項目
- いつ
- なにを
- どのくらい
最も大切な情報が上記の3つです。書く内容が多ければ多いほど続かなくなってしまいがちです。最低限、いつ、何を、どのくらい食べたのかを記録しておくとだけでも十分効果的です。その他にも、毎日の体重や飲んだお水の量などを記録しておくとより良いですよ。
食事管理表は難しく考えずに記録する事がポイント
続かない事がデメリットだという事がわかりましたが、続かせるポイントはいくつかあります。それは、記録する方法にあります。では具体的にどのようなポイントがあるのか見ていきましょう。
食事管理表の記録ポイント①真面目にしなくてもOK
あまり真面目にやりすぎてしまっても続きません。例えば、食事のグラム数を細かく書く事は、厳しい食事管理が必要なのであれば必要ですが、そうでない場合は「お茶碗１杯」や「１袋」などざっくりした内容でも問題ありません。食事管理表の目的は、どのような食事内容なのかがわかればそれでOKなので、大まかな食事内容が記録出来れば良いのです。
食事管理表の記録ポイント②面倒くさがりは写真で管理
自分は面倒くさがりの性格だという方は、写真で管理する事をおすすめします。食べたものを毎回写真にとって保存しておくだけでOKなので、簡単かつ管理がしやすくなります。現代では、食事管理をする為のアプリもあるのでそういったものも活用してみてはいかがでしょうか。
食事管理表の記録ポイント③問題点が見つかればチェック
毎日のごはんで、もしかするとコレが原因で問題が発生しているのではないか？と自分で気付いた場合、マーカーなどでチェックしておく事がおすすめです。チェックしておくと、まとめて見返した際に「やっぱり」と気付きやすくなり改善しやすくなります。これはダイエットに効果的なので、特にダイエットを目的につけている方はおすすめな方法です。
食事管理表を作るとダイエットにも糖尿病をはじめとする病気の予防にもなります！
食事管理表をつけると、体が健康的になりダイエットの効果もあります。糖尿病をはじめとする成人病のような病気を未然に予防出来ます。他にも、食生活の適切なアドバイスがもらえるなどメリットはたくさんあります。ただし「面倒くさい」というデメリットもあり、続かないという方も多くいるようです。
続かない原因の多くが、細かく記録しなければいけない場合や記録する事自体が面倒くさいと感じてしまう事にあるようです。そういう場合は、記録する項目を減らしてみたり写真で食べ物を記録するなどの工夫をしてみて下さい。
