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仮病で仕事を休む場合の診断書のもらい方について。注意点や対処法を解説!何か会社へ提出すべき?



仮病で仕事を休む場合の診断書のもらい方について。注意点や対処法を解説!何か会社へ提出すべき?

会社をどうしても休みたくて、仮病を使ったという経験がある方はいるかと思います。仮病で仕事を休む時の診断書のもらい方を知りたい方も居るかもしれません。何かを会社へ提出すべきなのでしょうか?注意点や対処法を解説します。厳しい会社によっては、会社を休むには診断書が必要になる事があります。

休む為に必要な診断書とは

診断書は医師が作成する「公的な書類」です。診断書には病名や症状の所見、治療内容などが記載されており、これは医師のみが作成出来る書類です。会社によっては、本当に病欠なのかどうかを見抜く為に、医師の診断書の提出を要求するところも少なくはありません。

診断書は提出義務がない

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診断書は、労働基準法によって提出が義務付けられているわけではありません。よって、本来は提出しなくても、病気などで仕事を休む事は可能です。しかし、会社の規定によっての提出が義務付けられている事があります。

もしも、仮病などで仕事を休むのであれば、就業規則を確認して、病欠で診断書が必要かどうかをチェックしておくと安心です。もしも必要なら、仮病以外の理由でお休みをもらう事をおすすめします。

就業規則に診断書の記載がないケース

就業規則に、病欠の際の診断書に関して特に記載がないケースもあります。そのシチュエーションでは、基本的に提出する必要はありません。例えば、風邪などで3日会社を休んだ程度であれば必須と言える状況ではないです。仮に会社側が提出を促してきたとしても、応じる義務はありません。

ただし、インフルエンザやコロナウイルスなど、会社が他の授業員の安全性を考慮し、検査結果の提出を促すのは正当な理由となる為、提出が必要になります。

長期的な休みや何度も病欠をするなら診断書が必要になる事も

例えばうつ病などで休職するなら、短期間で病欠するなら診断書の提出が必要になる事もあります。とくに、会社側はズル休みの前科がある人には、欠勤の理由を確かめる為に提出を求める事が出来ます。その為、月に何度も仮病を使っている方は、要注意です。

仮病を使って休むなら「休みが多いな」と思われない程度にしておいて下さい。

(※有給休暇を使って休んだら、休む理由を報告する義務がない為提出は必要ありません。)

仮病で仕事を休み診断書の提出を求められた時の対処法

仮病で仕事を休み、診断書の提出を求められたら、まず病院へ行って下さい。問診票には「朝熱が出ていたけど、今は解熱剤を使って熱が下がっている」という旨を記載して下さい。さらに、会社を休んだので必要になるという事も、必ず記載しておいて下さい。すると、発行してくれるケースもあります。

しかし、この方法は嘘の診断書をもらう方法です。嘘の症状で診断してもらい、本来診てもらう必要のある患者さんの時間、医師・看護師の時間を削っているという事は自覚しておいて下さい。

診断書が貰えなかったら

病院で診察をしてもらったけど診断書が貰えなかったら、正直に会社へ伝えて下さい。「診察はしてもらったけど、ただの風邪で診断書を書いてもらうまでもなかった」という伝え方をすると良いです。診断書を書いてもらえなかったほどの軽度の病気で休んだと思われてしまう可能性はありますが、仕方がありません。

このケースでは領収書の提出が求められる可能性があるので、捨てずに保管しておいて下さい。

診断書の費用

診断書の作成には、費用がかかります。病院によって金額も異なり、2,000円程度から1万円程度までと、ピンからキリです。相場は5,000円ほどとなっておりますが、事前に病院へ費用を聞いておくと安心です。仮病を使って休む為に5,000円かかるのは勿体ないですが、お金で解決が出来ると解釈出来ます。

会社によっては、診断書の料金を負担してくれる事もあるので、経理部に確認しておくと安心です。また、病院の領収書があればOKとしている会社もある為、事前に確認しておく事をおすすめします。

仮病で仕事を休むリスク

ずっと働いていると、仮病を使って仕事を休みたいと1回は思った事があります。しかし、仮病で仕事を休むと、いくつかのリスクを背負う事となります。病院から診断書を求められる他、仮病グセがついてしまう可能性も。一度バレずに会社を休めてしまうと、次も大丈夫だろうと思ってしまうのが人間の心理です。

その結果、少し休みたいと気持ちが出ただけで、仮病を使って休んでしまうという良くない癖がついてしまう恐れもあります。さらに、信用を失ってしまう可能性も。ズル休みは会社の業務に支障をきたし、社員にも迷惑をかけます。

もし、仮病がバレてしまうと、周りから軽蔑されたり、勤務態度の評価が下がり昇進や給与などにも影響が出る可能性も十分考えられます。仮病を使うと、少なからずリスクが伴う事を理解しておいて下さい。

仮病を使って会社を休んだときは必ず謝罪をする

仮病を使って会社を休んだら、必ず「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪の言葉を添えて、周りの従業員や会社を気にかけているような態度を取る事が大切です。実際に、体調が悪いわけでもないのにお休みを貰うわけですから、社会人の最低限の礼儀として、謝罪はしっかりするようにして下さい。

仮病で仕事を休むなら会社へ診断書の提出が必要!

仮病における診断書のもらい方を解説しました。会社によっては、病欠であれば提出が必要になる事があります。仮病を使う前に、就業規則などを確認しておいて下さい。提出を促されたら、病院へ受診し「朝熱があったけど、今は解熱剤を飲んで下がった」と説明すると出してもらえる可能性があります。

ただし、必ず貰えるわけではない事を覚えておいて下さい。また、診断書は保険対象外となる為費用がかかります。費用が不安であれば、事前に病院へ問い合わせておいて下さい。