書き方・例文

仕切書とは?書き方や使い方を把握して取引先と気持ちの良い取引をしよう!



業務の中で、取引先から仕切書を依頼されたり、送付されたりする事があるかもしれません。普段、作成していない、見た事がないといった方はどのように利用すればよいのかわからず、困惑してしまうのではないでしょうか。仕切書とは何か、書き方や使い方を説明します。

仕切書とは

仕切書を作成する上で重要になってくるのが、仕切書について理解している事です。理解しおらず、そのまま作成しているとトラブルに発展してしまう可能性もあります。

仕切書とは具体的に何か?

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仕切書とは、何らかの商品やサービスを委託販売した際、その依託者に対して送付する書類です。つまり、Aといった方がバッグをBさんに依託販売した際、Bさんに売上がたった事をその商品ごとに仕分けし、Aさんに送る書類といった事になります。

基本的には、仕切書は販売した金額だけでなく割引した金額であったり、細かな仕分けが記載されている必要があります。これがある事で委託販売した分の手数料などを最終的に決定出来るなど、委託販売をおこなうようなサービスを展開する企業にとっては必須の書類です。

仕切書の書き方

仕切書の意味が理解出来たところで、仕切書の書き方について考えていきます。基本的に特別な文言などは記載する必要はなく、あくまで仕切書における必要記入必須事項が記載されていれば問題ありません。書き方を理解しておく事で依頼などが急に来ても対応出来ます。

仕切書の書き方の基本

基本的にさまざまな項目を見やすく欄にするような形で作成されている事が求められます。基本的に記入したい項目は、以下の通りです。

  • 売上先
  • 売上日
  • 売上高

そのほか、シチュエーションによっては割引額、もしくは値引額販売形式だったり、販売手数料などを記載する必要もあります。その依託先との関係性にもよりますが、必要のない項目も一応作成しておく事でイレギュラーの案件に対応する事が出来ます。

見にくくならないよう、出来るだけ考えうる項目をいろいろと作成しておきたいところです。

仕切書の書き方の注意点

書き方の注意点としては、受託者が支払う立て替え費用や受け取る販売手数料をしっかりと記入しておく事です。もちろん、別途書類を作成しても問題ありませんが業務が煩雑になる事から、出来るだけそのまま記載してしまった方が安心です。

どういった仕組みになっているのか簡単に説明します。

まず、とあるバッグの販売をAさんに依託したBさんがいたとします。Aさんがバッグがなかなか売れない事から、1割引で販売したとしましょう。その際、その1割引で販売したところ売上が立った場合、仕切書を作成する事になります。実際の金額と1割引した金額を記す事になります。

そして、Bさんに支払う金額と委託販売した事による手数料もしっかりと記載しておくようにする事で、互いにトラブルにならず会計上も問題なく進められるといった流れです。

注意点として、1割引にした事でどういった形で依託先の方とのやり取りをするかといった部分です。元値分を依託者に支払うのか、実際に立った売上から考えるのか、その辺りはしっかりと相談した上での書き方を心がけて下さい。

シンプルな仕切書の書き方

上記で説明しているように仕切書はさまざまなシチュエーションを考えた上で、作成されている事が必要です。しかし、そういった複雑な取引は記載せず、シンプルな仕切書として作成したいといった方もいるかもしれません。

とにかくシンプルに仕切書を作成したいといった方の為に、例文を作成していきたいと思います。必要最低限、これだけの項目が作成されていれば問題ないです。

仕切書のシンプルな書き方

まず、横書きが出来るようにA4の用紙を用意します。一般的なビジネス文書のような形で作成出来るようにしておきましょう。まず、最も上部には仕切書といった標題を作成して下さい。この標題がないとどういった書面なのか相手にわかりませんし、整理する際にも大変不便です。タイトルといった形で、仕切書といった文字を作成して下さい。

次に、右下当たりに日付を作成出来る項目をつくり、自らの会社名を記入出来る欄を作成します。住所電話番号FAX番号が記載されていれば問題ないでしょう。

次に、受託先の社名などを記載出来る欄を作成します。〇〇御中といった形で、差し出す相手の社名や担当者名を記入して下さい。その下記に、「下記の通りに〇〇いたします」といった形の文言を作成し、合計金額を消費税込みでの書き方が良いです。

項目は出来るだけシンプルに

最も重要な項目について説明します。今回はとてもシンプルな仕切書を作成しているので、基本的には左詰から以下の項目で構成されていれば問題ありません。

  • 商品番号
  • 品名
  • 数量
  • 単価
  • 金額

商品数が多くなる可能性があるので、それに対応出来るだけ多くの項目を作成出来ていると安心です。

そして、下部に小計消費税、さらに合計金額を記載出来る項目をつくります。何かあった時の為に備考欄も加えておくと安心でしょう。仕切書は請求書などとは性質が違っている為、そういった部分は作成する必要はありません。

相手が企業だった場合は出来るだけ書類No.なども記入しておくとよいです。

仕切書とはどんなドキュメントかを理解した上で書き方を身につけよう!

仕切書は、不要な業種もあります。しかし、転職などをした際に仕切書が必要となる事もある為、作成方法と意味を知っておく必要はあります。仕切書とはどんな目的で作られるドキュメントなのかを理解した上で書き方を意識すれば適切な文書作成が実現します。