書き方・例文

DONEリストとは?言い換えると「やったことリスト」はどんな意味を持つのか?書き方を解説



DONEリストとは?言い換えると「やったことリスト」はどんな意味を持つのか?書き方を解説

生産性向上を測るためには、DONEリストがかなり効果的だということが言われています。言い換えるとやったことリストです。達成感を持ち、①パフォーマンスをあげたい②自分の行動を見直したい、などでお悩みな方はDONEリストをおすすめします。DONEリストとは何か?メリットやデメリットを始め、意味や書き方を解説します。

DONEリストとは?

DONEリストは言い換えると「やったことリスト」です。ビジネスシーンなどでは「TODOリスト」という「やることリスト」が主流になっていますが、実は「DONEリスト」は「TODOリスト」より生産性がグンと上がる効果的な意味を持っています。では早速メリット・デメリットを見ていきます。

DONEリストのメリット

メリットについて、それぞれ詳しく見ていきます。

【メリット①】更新の度に達成感を得られる

自分ができたことを記入していくDONEリストですから、達成感を得られやすいということが最大のメリットです。達成感を得ることで「次はもっと頑張ろう」「次はこんな事もしてみよう」など、自分にやる気を与えることが可能です。

【メリット②】生産性UP効果

できたことを可視化することで「自分がしっかりと仕事ができた」という証拠となり達成感を持つことが可能です。やる気が出ることによって、生産性を高めるサイクルが生まれて、結果TODOが無くても円滑に仕事を進められる習慣を身につける事も可能なのです。とても意味のある効果です。

【メリット③】行動を振り返る

できたことを記入していると、自分自身の行動でも細かい部分まで振り返ることが可能です。自分の行動を振り返る事によって、以下のような自分の生活改善のヒントを発見して効率化やスキルアップに繋げる事も可能です。

  • 今後どうすべきか
  • どうすればもっと良くなるのか
  • 無駄な行動はないか
自分が何を得意としているかなど、意外な発見も可能です。

DONEリストのデメリット

デメリットはこれと言ってありません。強いて言うのであれば、管理が面倒くさいと感じる方も存在するという点です。しかし、DONEリストは詳細に書く必要がないので面倒くさくなる心配もそれほど無いです。

DONEリストの書き方

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書き方は以下のとおりです。

【書き方①】できたタスクを書き出す

1日の中で、どんな細かい事でも良いのでできたことをDONEリストに書き出していきます。もしくはメモを残しておき1日の終わりにすべてまとめられるようにしておきます。

【書き方②】毎日自分を褒める

仕事がすべて終わったら、DONEリストを一通りチェックしてください。その日にやったことを見直して、できたことを褒めていきます。

【書き方③】習慣として定着させる

定期的にDONEリストは振り返ってください。振り返る習慣を付けるよう心がけてみてください。例えば毎朝出勤前にDONEリストを見てから出勤、寝る前にチェックなど。

これまでの努力を振り返り、自分を褒めるという行動はシンプルなようにみえますが、モチベーションや集中力・洞察力までも高めることになるのです。つまり、DONEリストはただできたことを記入していくだけではなく、これまでの成果を定期的に振り返る事によって初めて効果を最大限に発揮できるのです。

DONEリストの効果

一番の効果は「自己評価を上げられる」ということです。

TODOリストの場合、どれだけ達成できたかをチェックし、未達成のものがどれほどあるのかが見えてしまいます。そうすれば以下のように劣等感を生んでしまい、自己評価も下がっていく一方です。

  • 努力不足
  • もう少し頑張れなかったのか

TODOリストも生産性を上げる目的がありますが、自己評価を下げてしまってはかえって生産性を下げてしまいかねません。ビジネスや勉強とはいえ、それをやるのはロボットやAIではなく、人間です。モチベーションややる気や自己肯定感が無ければ前に進む速度は一気に下がって非効率であり、更にはストレスもどんどん溜まってしまいます。

DONEリストのように、やったことに注目するものであれば、自分のプラス要素を見ていることになるので自己評価を下げることもなく生産性を上げることが期待できるのです。

もちろん、できていなことの見える化は大切ですが、できたことの見える化も大切なのです。

DONEリストの簡単な管理方法

簡単に管理するには、携帯のメモ機能やアプリを使うことがおすすめです。携帯のメモ機能やアプリでメモをすることで、いつでもどこでもメモできるので、細かく管理可能です。

DONEリストとTODOリストを一緒に管理すれば、しなければいけないこととしたことが一緒に管理できるのでおすすめです。

DONEリストの作り方~必要な項目

  • 日付
  • その日やったことを書く

DONEリストは最低限上記の2つを書いておけば十分です。上記項目に加えて時間なども記載すれば管理しやすくて良いのですが、そこまで細かく書く必要はないでしょう。大切なことは、一言でまとめて記載することです。詳細に記載すれば時間や手間がかかり続きません。

令和◯年◯月◯日

  • トイレ掃除ができた
  • 掃除機をかけた
  • 仕事を〇〇まで進めた

例えば上記のように、一言で簡単にまとめることで、なにかの合間にサッと記入可能ですよ。小さな成果でもOKです。意味のないものはないのです。とにかくできたことを書くようにしてみてください。そしてTODOリストと合わせて管理してみてください。DONEリストにはどんな些細な事も書くため、自然とできていることがたくさんになり、自己肯定感も向上しやすくなりますよ。

日記のように出来事を書くのもおすすめ

面倒くさくないという方は、DONEリストに今日の出来事を簡単に記録するという書き方もおすすめです。些細な事でもいいので、面白かったことや今日の気持ちなどを書いてみます。そうすれば、見返すのが楽しみになります。DONEリストには決まった書き方などは無いので、自分の好きなようにカスタマイズすれば良いです。

やったことリストを活用して意味のある時間管理を!

計画に縛られてしまうと、やる気が起こらずどうしてもこなせないという方もいらっしゃいます。TODOリストを作成しているけど、毎回達成できずにいつまでも残っている項目があったり意味のない時間をだらだら過ごしてしまったなどTODOリストをうまく使いこなせない方の場合は、やったことリストに切り替えてみてください。そうすれば、過去にできなかったものもやる気が起こり出来るようになるかもしれません。