書き方・例文

10月に実習後のお礼状を書きたい方へ!季語や時候の挨拶をご紹介!書き出しを始めとする書き方や例文も



10月に実習後のお礼状を書きたい方へ!季語や時候の挨拶をご紹介!書き出しを始めとする書き方や例文も

実習に参加した後、そのままお礼状を作成する事になる方は多いでしょう。10月に実習を受けた方のためのお礼状に使える簡単な時候の挨拶や季語や書き出しについて解説します。例文もあるので書き方の参考としてピッタリの内容となっています。

お礼状は構成を意識しよう

10月のお礼状を作成する際、大切な事は感謝の気持ちをはっきりとお礼状に詰め込む事です。しかし、お礼状は友人や知人に出すものではないため、ある程度品格のある構成で作成されていないとなりません。

とはいえ、全くゼロから作成するといった方には難しいイメージがあるでしょう。10月の実習のお礼状に使える構成について解説していきたいと思います。

  • 書き出し
  • 本文の構成
  • 文末

【書き方ポイント①】書き出し

お礼状で大切になってくるのは書き出しです。意外にどのような書き出しから始めればよいか、悩み過ぎて筆が進まないといった方も多いでしょう。上記で解説した通り、お礼状は大変丁寧に書かれている事がマナーなので、その格式の高さから敬遠してきてしまっている方もいるでしょう。

しかし、実習のお礼状などはある程度のフレーズの型が定められており、それらを当てはめるだけで十分に品格のあるお礼状を作成する事が可能です。まず、書き出しは頭語からはじめ、時候の挨拶、相手を気遣う一文で始めれば問題ありません。

頭語とは、「拝啓」などに代表されるもので、これを冒頭に記載し、文末には敬具など対応するものを使えば問題ありません。

時候の挨拶について詳しくは後述しますが、時候の挨拶とは季節感をあらわす挨拶文の事で、「〇〇の候」といった形で作成されるものです。

そして、その後には「〇〇様におかれましてはますますご健勝の事…」といった定型文を組み合わせましょう。

お礼状の書き出しとしては、これが一般的なものになります。難しいと思われるかもしれませんが、相手の立場や関係性、さらにシチュエーションによって使い分けるだけで利用可能なので意外に手軽なのです。

【書き方ポイント②】本文の構成

お礼状のもっとも重要になるポイントが、本文です。本文で意識する事は当然感謝の気持ちですが、ただそれを書き綴っているだけでは支離滅裂な文章になってしまう事があります。そのため、10月の実習で作成するお礼状の本文も、構成を意識しながら作成してみましょう。まず、はじめは感謝の気持ちから入ります。

例文①

この度は実習の機会を与えてくださり、誠にありがとうございます。

例文②

○日から○日まで実習を受けさせていただきました〇〇学部〇〇です。

そして、実習に入る前に考えていた事や初日の事、思っていた事と違っていた事などを記載していきます。

もし、担当者がいるのであればその担当者に言われた事など、エピソードを具体的に記載すると臨場感を与える事ができます。

そして、実習を通じて何を学んだのか、今後実習に何をどういかしていきたいのか、そういった事を記載しましょう。

【書き方ポイント③】文末

本文を作成した後は、はっきりと文末で感謝の一文を入れましょう。今まで十分に感謝の気持ちを作成してきたのだからよいだろうと思わず、はっきりと気持ちを込めて作成されている事が大切です。

そして、最後に上記で解説したように頭語が利用されているのであれば、敬具といった形で文末を締め、署名をすれば完成です。とくにハンコなどを利用する必要はありませんので、これで10月の実習のお礼状を締めくくるようにしましょう。

10月の時候の挨拶を意識しよう

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10月のお礼状に使える構成について解説しましたが、書き出しの部分に時候の挨拶がある事もお伝えしました。10月の実習で使える簡単な時候の挨拶について解説していきます。

10月の時候の挨拶

10月は、ちょうど初秋の頃ですが、11月ほど秋が深まっておらず、さわやかな日々が続いているといった気持ちのよい季節になります。そのため、気温はもちろん、その季節感を頼むような時候の挨拶が多い傾向にあります

  • 秋冷
  • 菊花
  • 霜降
  • 仲秋
これらに「候」や「みぎり」といった言葉をつける事で時候の挨拶になるのでおすすめです。

カジュアルな時候の挨拶

上記で解説したような時候の挨拶を利用するのもおすすめですが、お礼状の内容によってはもう少しカジュアルな文面で作成する事もあるでしょう。格式が高い書き出しで作成されているのに、中身がかなりカジュアルだった場合はそのバランスが取れず違和感を与えてしまう事もあります。

基本的に実習のお礼状は時候の挨拶を無理に使うのではなく、季語を利用した書き出しでも問題ありません。例えば、秋といえば…といった形の季語を当てはめた書き出しで作成されている実習のお礼状も数多く存在します。

例文①

いよいよ秋も深まってまいりましたが、〇〇様におかれましては…

例文②

スポーツの秋となりました。〇〇様におかれましては…

その季節感に応じた季語を利用し、そのまま時候の挨拶の書き出しとして使ってみてはいかがでしょうか。

10月の実習のお礼状を出す上での注意点

10月の実習のお礼状を出す場合、できるだけ早く出す事をおすすめします。遅くとも1週間以内には相手の手元にお礼状が届いているように手配しましょう。そのほか、以下のマナーを守った書き方を心がけて下さい。

  • 黒いインクペンで
  • 縦書きの便箋
  • 封筒は白地の無地

10月の実習におけるお礼状を時候の挨拶を交えて季節感あふれるものにしよう!

10月の実習だけでなく、これから実習に向かう方もいるでしょう。一度、お礼状を練習として作成してみてください。何度も作成すれば、きっと心のこもった素敵なお礼状を作成する事ができるはずです。時候の挨拶も加えて季節を感じる心温まるお礼状を目指して下さい。