書き方・例文

契約解除合意書とは?書き方を例文を交えて解説!契約書との関係は?印紙必要?無料テンプレートを使う手も



契約解除合意書とは?書き方を例文を交えて解説!契約書との関係は?印紙必要?無料テンプレートを使う手も

契約解除合意書とはどんな書面なのかご存知ですか?契約後に何らかの事情で、契約内容の変更・契約の解除は珍しくなく、このシチュエーションでは一度結んている契約はすべて解除しなければいけません。そこで契約解除合意書が必要になります。珍しくはないとはいえ、頻繁に作る書面ではない為、書き方が分からない・そもそも契約解除合意書は必要あるのか?と疑問を抱く人も居ます。契約解除合意書の必要性・契約書との関係・書き方を例文を交えて解説します。無料テンプレートを使うという効率化もアリです。

契約解除合意書とは?

契約解除合意書とは、どんな書面か解説します。

一度契約を結んていて、その契約期間中に契約を解約するケースにおいて「契約解除を双方で合意した」という事の証明として作られる書面です。

契約期間中に契約内容に変更が出て、新たに契約書を作りなおすのであれば、元々結んていた契約書において一度解除を行う際にも使用されます。

契約解除合意書の必要性

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契約解除後は何もせずに書面だけ保管しておくという考え方をしている人もいらっしゃいます。

しかし、契約解除合意書を作って合意をせずに解約を行ってしまったら、後に以下のような恐ろしい面倒な揉め事の発生リスクが高まります。

  • 金銭請求
  • 業務請求
  • 瑕疵担保責任の追及

こんな揉め事を避けて安全な解約手続きを進める為にも、契約解除を行ったシチュエーションでは必ず契約解除合意書を作って合意を頂いておいて下さい。

契約解除合意書・契約解除通知書の違い

契約解除合意書

「契約解除に合意している事を証明したい」というシチュエーションで使用される書面。

双方契約解除に合意しているのであれば当書面を作成。

契約解除通知書

何らかの理由で契約を解除して欲しいという際に使用される書面。

まだ合意まで至っていない際に提出される書面です。

双方全く違う用途なので、作るべき書面がどちらなのかを考えて作って下さい。

契約解除合意書の注意点

契約解除合意書は契約に関わる重要書類なので書き方を身に着ける際は注意点についても慎重に学んでおく事をおすすめします。

印紙の有無

契約書を書くのであれば、印紙が必要になります。

「契約解除のケースでも必要になるのでは?」と困惑してしまう人もいらっしゃいます。

契約解除合意書は課税書面に該当しない為、収入印紙は不要です。

契約書を新たに発行するケース

一度作った契約書の内容に変更が出て、新たに変更して作り直した契約書を結ぶのであれば、初めに書いた契約書を解除しなければいけません。

契約書の解除は、新たに作った契約書に「甲乙間で●●●●(年月日)に締結した『●●に関わる契約書』は失効するものとする」と書き込んでおくか、契約解除合意書を作ります。

簡単にまとめると、契約解除合意書の内容には以下を書き込まなければいけません。

いつ締結を行った・どの契約書・どの箇所に変更をかける目的で解除を行うのか

契約解除時に注意事項・残置物があるのであれば書く

特に賃貸であれば、鍵の返却・退去時の荷物に注意点を必ず書き込んで下さい。

また、残置物といった撤去すべきものを撤去していなかったシチュエーションにて発生予定の処分費や対応に関しても書き込んで下さい。

未納金・債権・債務の有無のチェック

解約時までに、未納金・債権・債務の有無をチェックしておくと良いです。

一つでも残っているのであれば、その件に関して今後の対応を話し合わなければいけません。

また、話し合いの結果どんな対応をとる結果となったのかも、簡単に清算条項にて書き込んでおくと安心です。

契約書満了の期間が近づいているケース

契約書満了日が近づいているのであれば、出来るだけ早い相手への通知を心がけて下さい。

さらに、契約書内容を継続されるのであれば、新たな契約書を準備して、満了日までに合意頂けるようにしておいて下さい。

契約解除合意書の書き方とポイント

契約解除合意書に必要な項目とそれぞれのポイントを紹介します。

表題

表題は、「契約解除合意書」とわかるような表記をしておくと良いです。

本文

本文の内容には以下のように、契約解除に関わるの書面という事を書き込んで下さい。

「●●●(以下「甲」という)と●●●(以下「乙」という)とは、〇年〇月〇日付にて、甲乙間で締結した『●●契約書』につき、以下の通り合意致しましたので、本合意書を締結する」

清算条項

清算条項に関しては、以下の項目にて詳しく解説します。

甲乙の住所・氏名

甲乙それぞれの氏名・住所を書き込んで下さい。

署名欄でも構わないです。

捺印

必ず、捺印を行うように、捺印欄を作っておいて下さい。

清算条項の例文

清算条項には、返還すべきものを既に返還済という事を証明する文章や、そもそも返還すべきものが無いetc、双方に債権債務が無いという事をチェックを行う為に書き込んで下さい。

例文

第〇条

甲及び乙は、〇年〇月〇日をもって原契約を合意解除するものとする。

第〇条

甲及び乙は相手方に対する請求をそれぞれ放棄し、本合意書に定める他、何らの債権債務が無い事を相違にチェックする。

以上、本合意の成立を証する為、この合意書を2通作成し、甲乙署名捺印の上、各自1通を保有する。

金銭の返還を伴うのであれば、「受領済み代金●円を乙に返還し、乙はこれを受領した」のような、返還受領の旨を書き込んで下さい。

上記のような清算条項を入れていないなら、解約後損害賠償や予期せぬ請求をされてしまう可能性があるので、清算条項はしっかりと書き込んで下さい。

契約解除合意書の書き方をスムーズにするためにワード利用がおすすめ

契約解除合意書は手書きや業者へ依頼すれば作れますが、手書きは手間がかかって業者へ依頼となると多額の費用が必要となります。

ワードを使うのであれば、無料でダウンロード出来るテンプレートサイトがあり、そこでテンプレートを無料でダウンロードしてそのまま使用出来ます。

また、内容の追加・消去も簡単にご自身で行えます。

ダウンロードも簡単なので、一度利用の検討をしてみてはいかがですか。

契約解除合意書は揉め事が生じない為にも慎重な書き方で!

まず、契約満了日が近づいているのであれば、事前にお知らせを行う必要があります。

その際は、契約解除通知書を作ります。

そして、契約解除に関して双方合意をしているのであれば、契約解除合意書を作って下さい。

契約解除合意書は、解除後の揉め事を防ぐ重要な書面となります。

作成後には不備が無いか必ずチェックしてから提出しておくと良いです。