書き方・例文

梅雨明けの7月の実習を終えて「お礼状」を書く人必見!季節を感じる挨拶や書き出しの書き方を紹介!例文も



梅雨明けの7月の実習を終えて「お礼状」を書く人必見!季節を感じる挨拶や書き出しの書き方を紹介!例文も

梅雨明けの7月の実習後、お礼状を出す予定のある方も多いかもしれません。7月の実習に活用出来る「お礼状に関する便利な書き出しの仕方や季節の挨拶を紹介します。実習のお礼状の書き方が分からないといった方は参考にして下さい。例文もあるので分かりやすいです。

7月の実習のお礼状を出す際に守ること

梅雨明けの7月の実習におけるお礼状を出す際、マナーを守った上で投函するようにしましょう。もちろん、お礼状を出すこと自体は素晴らしいことですが、知人や友人に向けた手紙ではないことから、社会人としての基本的なマナーが守られていることが重要になります。

なるべく早く出す

7月の実習に限らず、お礼状はできるだけ早い段階で提出されていることが求められます。本来、実習が終わった翌日に投函されるのが理想ですが、それは難しいといった方も多いでしょう。

その場合は、1週間以内であれば問題ないとされています。ただし、お礼状を送る研修先が遠方だった場合は日数がかかってしまうこともあるでしょう。できるだけ、1週間以内に差し出す人の手に届いている状態を作れるように注意してください。

書き方と出し方

お礼状は、上記で解説したように知人や友人に向けて差し出される手紙ではありません。そのことから、ペンは黒のインクペン、さらに縦書きの便箋で書かされていることが理想的です。

今、PCでも気軽にお礼状を作成することができますが、実習のお礼状といった性質上、手書きで作成されていた方が丁寧な印象を与えます。お礼状は、「出せといわれたから出した」とか「一応、形だけでも出していればよいだろう」といったニュアンスを出してはなりません。できるだけ、丁寧に心を込めたことがわかるように作成するようにしてください。

また、お礼状を投函する際の封筒ですが、白いの無地の封筒を作成するのが一般的です。茶封筒でもいいですが、他の色や絵柄などが記載されているものは避けるようにしたいところです。

7月の実習に使えるお礼状の書き出し

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7月の実習のお礼状は、書き出し部分が難しいといわれています。かしこまった雰囲気の文書であることから、書き慣れていない方にとってはハードルが高い印象を与えるかもしれません。

しかし、お礼状などの書き出しは一般的に定型文があることから、それを季節に応じて当てはめるだけで完成します。

時候の挨拶の書き方

7月の実習に使えるお礼状の書き出しとして、まず時候の挨拶に注目してください。時候の挨拶とは、1月から12月まである日本の四季折々の風景に対応している言葉で、かしこまった文書では必ず利用されているものです。

難しいイメージですがすでに時候の挨拶は存在していることから、その季節に応じたものを利用すれば問題ありません。

時候の挨拶の例文

7月の時候の挨拶は、上旬・中旬・下旬といった形で分けられています。「盛夏」といった言葉は7月全般に使うことができるため、どの言葉を利用すればよいか迷った時に利用してみるとよいでしょう。ほか、上旬であれば酷暑、中旬であれば星祭りなども利用できます。

7月の実習に使えるお礼状の書き出しを時候の挨拶の例文を紹介します。

例文①

拝啓 猛暑のみぎり 〇〇様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

例文②

星祭の候 貴店におかれましては益々ご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。

書き出しの前には頭語といった「拝啓」や「謹啓」といった言葉を付けることが決められているので、そちらを忘れないように作成してみてください。

7月の実習に使えるお礼状の書き方

まず、書き出しは上記でお伝えしたような時候の挨拶を取り入れたもので問題ありません。そして、その一文が終わった後に主文になる本文を作成していきます。ここからは、7月の実習に使えるお礼状の書き方を具体的に解説します。

本文の書き方

まず、書き出しが終わったら本文に移る前の起こし言葉を使います。起こし言葉とは、さて…など、その文書の内容が変わったことを書き示すものです。書き出しからそのまま主文に入ってしまっても基本的には理解されますが、起こし言葉がある方が本題に入っていることが明確にわかることからおすすめです。

そして、次にこのような構成で主文を作成していきます。

  • 自分を名乗る
  • 全体で感じたこと
  • 具体的なエピソード
  • 何らかの言葉を受けて感じたこと
  • 感謝の気持ち
  • 文末の一文

これらをバランスよく配置することで、お礼状をもらった相手も理解しやすいですし、全体が長くなり過ぎずに読みやすくなるのでおすすめでしょう。

7月のお礼状の例文

上記でお伝えした内容を踏まえた例文を紹介していきます。あくまで例文なので、ご自身の実習のシチュエーションに合わせた上でアレンジしてみてください。

お礼状の例文

〇〇保育園 〇〇園長様

拝啓 酷暑のおり、皆様いかがお過ごしでしょうか。

7月○日から10日間実習の機会を与えていただきました、〇〇大学〇〇学部〇〇でございます。

この度は忙し中、貴重な機会を与えていただき誠にありがとうございました。

さて、実習では4歳クラスの子どもを担当することになり、より保育士を目指す意欲が湧きました。

最初、子どもたちとうまく接することができない時も、〇〇園長先生が優しい言葉とアドバイスをくれたおかげで、乗り越えることができました。

今後もこの経験を活かし、社会で活用できるよう努力していきたいと思います。

末筆ではございますが、皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

敬白

7月の実習を終えて「お礼状」を書く人は梅雨明けのだるさで先延ばしにせずサクッと書いて提出しよう!

普段、お礼状を作成する機会が無かった方でも、実習に言ったおりに初めて作成するといった場合もあるでしょう。7月に実習を受け、それに対してお礼状を書く予定がある方は、実習疲れや梅雨明けのだるおもさもあるかもしれませんが感謝の気持ちをつづった手紙をサクッと書いて早い段階で提出すると好印象です。