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言葉・意味・使い方

混在しやすい言葉【います】【おります】どっちが正しい?違いと使い方を解説!意味を理解して使いこなそう



混在しやすい言葉【います】【おります】どっちが正しい?違いと使い方を解説!意味を理解して使いこなそう

ビジネスの現場で良く聞く言葉の中でも【います】【おります】の使い方を混在してしまい悩んだ事があるという方も多くいらっしゃる様です。【います】【おります】は、どっちも同等な意味ですが使い方がそれぞれ違います。適切な言葉遣いが印象を左右にするビジネスの現場では、良く使われる言葉【います】【おります】それぞれ適切な意味を理解して使い分けが出来る様にして下さい。

【います】【おります】意味とは?

【います】【おります】とは、人や動物などが存在する事を意味しています。

【います】【おります】の違い

  • 【います】=【いる】の丁寧語
  • 【おります】=【いる】の丁重語

と覚えておくと、使い方の違いについても理解しやすくなります。では、それぞれの使い方の違いについて見ていきます。

【います】【おります】の使い方

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【います】の場合【●●さんなら、今〇〇にいますよ】【私には娘がいます】【今日は休日で家にいます】などの使い方が出来ます。これは、主に立場が同等くらいの人もしくは年下に対して使える言葉です。そして、誰についてでも使えます。

【おります】の場合は【明日は家におりません】【いつも大変お世話になっております】【本日夕方まではそちらにおりました】などの使い方が出来ます。これは、お客様や取引先、目上の人などに対して使える言葉で、自分もしくは身内について話すときのみに使用出来る言葉です。

ビジネスの現場では【おります】がよく使われる

【います】も丁寧語なので、ビジネスの現場で使われる事ばですが、それよりも丁寧にした【おります】のほうが良く使われます。【います】【おります】どっちを使えば良いのか迷った場合は、年上かどうか、自分より立場が上かどうかで判斷すると良いですよ。

【います】【おります】の他の敬語

【います】【おります】には他にも敬語として使える言葉がいくつかあります。

【させて頂いております】

【させて頂いております】という言葉を二重敬語と勘違いしている人も居る様なのですが、正しくは二重敬語ではありません。例えば【今日から働かせて頂きます、●●です。】の場合、会話の聞き手に対する敬意を示す事が出来ています。とはいえ、この言葉を使う事で注意したいのが【さ入れ言葉】です。

正しくは【今日から働かせて頂きます】ですが【今日から働かさせて頂きます】と【さ】を入れてしまう事を【さ入れ言葉】といいますが、これは誤りです。【させて頂いております】を使う場合はさ入れ言葉に十分気をつけて使う様にして下さい。

また、中には【させて頂いております】は喋りづらかったり幾ばくかしつこさを受け止める人もいらっしゃる様です。従って【今日から働いております】とするほうが簡潔で喋りやすいのでおすすめです。

【致しております】

【致しております】=【致す】【する】の謙譲語と【おる】【いる】の丁重語を合わせた言葉です。つまり【しています】をさらに丁寧にした言葉が【致しております】です。家族や社内ではあまり使わない表現ではあるものの、お客様や取引先などに対して使うのがベストです。

【されております】は誤り

一見適切な様に聞こえるのですが【されております】は誤りです。【おる】は丁重語ですが、丁重語は自分と同等もしくは目下の人に対して使う言葉ですので、目上の人に対しては使えません。よくある誤りで【●●は只今〇〇で席を外されております】という表現ではあるものの、これは誤りで正しくは【●●は只今〇〇で席を外しております】です。覚えておいて下さい。

【います】【おります】尋ねるときの使い方

【いますか?】と、尋ねる場合は【おりますか?】を使用します。但し、社内などで上司や目上の人の居場所を尋ねる場合は【いらっしゃいますか】と言って下さい。また、自分・身内の行動に対して【おります】と使うのはOKですが、相手の行動に対して【●●はおりますか?】と使うのは誤りです。

また、よくあるのが【●●はおられますか?】といった使い方ですが、こちらも誤りです。この場合でも【そちらにいらっしゃいますか?】という様な尋ね方をする様にして下さい。

【います】【おります】の例文

【います】【おります】それぞれの例文をご紹介致します。それぞれ詳しく説明していきますね。

【います】の例文

  • 彼は若く見えるのですが、3歳と5歳になる息子がいます。
  • ●●さんは〇〇を選んでいますが、私は〇〇が良いなと思っています。
  • 先程から姿が見えない●●さんはどこにいますか?
  • 特に大きな病気もせず、元気に過ごしています。
  • ●●さんであれば、〇〇室にいましたよ。

【おります】の例文

  • いつも大変お世話になっております。株式会社〇〇の●●と申します。
  • 大変申し訳ございません。●●は只今別の電話に対応しております。後ほどこちらから改めさせて頂きます。
  • ご多忙だとは存じ上げておりますが、本日○時までにお返事を頂けないでしょうか。
  • 猛暑が続いておりますが、体調を崩さない様注意を払って過ごして下さい。
  • 今回のプロジェクトは必ず成功すると考えております。企画書をご確認して頂ければ幸いです。

【させて頂いております】の例文

  • 道に迷ってしまった為、近くにあったコンビニで休憩させて頂いております。
  • 少し疲れた為休ませて頂いております。
  • この間頂いたお茶葉ですが、早速使わせて頂きました。
  • 資料を持ってくるのを忘れた為、代わりに●●さんの物を使わせて頂いております。

【させて頂いております】は【使わさせて頂きました】の様に【さ】を入れてしまいがちなので気をつけて下さい。

【います】【おります】を混在しない様に意味や違いを理解して適切な使い方を身につけ様!

【います】は【いる】の丁寧語で【おります】は【いる】の丁重語です。つまり【います】をより丁寧にした言葉が【おります】です。目上の人に対して使う場合は【おります】の人を使う様にして下さい。また【おります】は自分・身内について話すときにしか使えないという事も覚えておいて下さい。

音の響きも似ていて混在しがちですが違いを明確に把握して誤りのない使い方を意識して下さい。


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