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ES(エントリーシート)の文面の書き方におけるポイントや注意点を紹介!履歴書との違いとは?自己PRや志望動機を掲示しよう



ES(エントリーシート)の文面の書き方におけるポイントや注意点を紹介!履歴書との違いとは?自己PRや志望動機を掲示しよう

ES(エントリーシート)の文面の書き方におけるポイントや注意点を紹介します。履歴書との違いとはどういったものなのかわからないといった就活生は少なくないです。自己PRや志望動機を漏らさずに書き出してください。

ES(エントリーシート)を書かなければいけなくなったときに「どうやって書けばいいのかわからない…」「そもそもESって何?」などと悩む方は多いかと思います。ESは就職活動の中でも初めの関門となります。これを突破出来なければあなたがどれほど良い人材だったとしても内定をもらう事は難しいです。

ES(エントリーシート)とは?

ES(エントリーシート)とは、書類選考の「課題」として提出を求められる採用書類の事を言います。中には就職先によってはES(エントリーシート)が無い企業もありますが、必要としている企業も多いので、就職活動を少しでもスムーズに進める為にも書き方については理解しておく事をおすすめします。

履歴書とES(エントリーシート)の違いとは?

履歴書とES(エントリーシート)では、問われる内容が違います。一見似ているように思えますが違いがあるのです。その為履歴書とES(エントリーシート)双方の提出が必要になる事は、珍しい事ではありません。

よくあるのが「履歴書とES(エントリーシート)の写真は同じでも良いの?」という質問ですが、答えは「Yes」です。双方全く同じもので問題ありません。逆に履歴書とES(エントリーシート)の写真を違うものにしてしまうと本人確認に時間がかかってしまう事もありますので出来るだけ同じものを使用するようにして下さい。

履歴書や職務経歴書で問われる内容とは?

  • 技能
  • 職歴
  • 資格
  • 実績

ES(エントリーシート)で問われる内容とは?

  • あなたの人柄

ES(エントリーシート)の書き方!ポイント4つ!

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自分の魅力が伝わるES(エントリーシート)にする為には以下のような4つのポイントをチェックして下さい。自分自身を見つめなおす機会にもなりますし、自分の強みと弱みを理解した上で有利に就職活動を進めるマインド作りにもつながるので一石二鳥です。

【書き方におけるポイント①】伝えたい事を絞る

相手に分かりやすく伝える為には「伝えたい事を絞る」事が大切です。ES(エントリーシート)でやってしまいがちなのが、様々なエピソードを入れすぎてそれぞれが浅くなってしまうというケースです。

すべてアピールしたい気持ちはわかりますが、様々なエピソードの中でも以下をピックアップして、更にその中でも特に印象に残っている事を記載するようにして下さい。

  • 自分の意志で動く事が出来た事
  • なにかの結果につながった事

【書き方におけるポイント②】エピソードは詳細に

アピールしたいエピソードは詳細に記載するようにして下さい。詳細に記載する際には、読んでいる人がイメージしやすいように記載する事がポイントです。

  • いつ
  • どこで
  • だれが
  • なにを
  • なぜ
  • どのように

これらを軸に伝えたい事を整理して下さい。

【書き方におけるポイント③】入社後のイメージが伝わりやすい内容に

ES(エントリーシート)では自分自身の「自分らしさや強み」を伝えられる事がポイントです。入社後どういった活躍をしてくれるのか、企業にイメージしてもらう為にも、これらを分かりやすく伝えるようにして下さい。例えば「遅刻はしない」「納期は守る」というような強みだけでは入社後の活躍についてイメージがつきにくいです。

そうではなく「遅刻をしない為にスケジュールを逆算し、行動の計画を立てている」という事であれば「計画性がある人だな」とイメージが出来ますよね。このように、活躍イメージを伝えられるように意識して自分の強みをどうやって伝えるのかを考えてみて下さい。

【書き方におけるポイント④】簡潔に記載する

  1. 結論
  2. 理由
  3. 結論

読み手にとって読みやすい文面とは上記のような構成です。さらに一文を短くして簡潔に伝える事でより分かりやすく伝わります。そして自己PRをするのであれば「このような理由から、貴社で活躍出来ると思っています」、志望動機の場合は「このような理由であなたの会社へ入社したいと思っています」などの言葉を付け加えると良いですよ。

ES(エントリーシート)のマナーとは?

ES(エントリーシート)を記載する際には最低限守らなければいけないマナーが存在します。ある程度の社会人としての礼儀における基礎がなっていなければ相手にもされません。まだ社会人経験がゼロなので仕方のない部分がありはしますが、あまりにも度を越えていると眉を顰められてしまいます。それぞれ詳しく解説していきますのでチェックして下さい。

【マナー①】話し言葉はNG

「〇〇な感じで」「わたし的には」「〇〇だと思うんですけど」などの話し言葉は、適していない言葉遣いなので使わないようにして下さい。(笑)や(泣)なども、もちろんですが使う事は出来ません。

もし、気持ちを表現したいのであれば言葉でうまく伝えられるように考えて下さい。

【マナー②】大きな空白は作らない

志望動機および自己PRの部分は出来る限り空白の無いように記載するようにして下さい。大きな空白を作る事によって「熱意にかけている」「やる気がない」などと思われてしまうので要注意です。また、空白が埋まらないからといって大きな文字で記載するなどは避けて下さい。誤魔化そうとしていると思われてしまいます。

【マナー③】誤字脱字には注意して丁寧に記載する

「誤字脱字はゼロ」は、社会人にとって基本中の基本です。万が一見落としてしまっていた場合「注意力のない人」「ダブルチェックが出来ない人」などとマイナスイメージを持たれる事があります。

また、手書きで記載する場合は黒のボールペンまたは万年筆を使用して丁寧に記載するようにして下さい。

ES(エントリーシート)の書き方【ガクチカ編】

ES(エントリーシート)の書き方について、就業経験が無い子が多い学生の場合は、学生時代に力を入れた事「ガクチカ」を記載する必要があります。構成は以下のとおりです。

「ガクチカ」とは?

学生時代に力を入れた取り組みを意味します。(例:資格取得、学業、サークル活動、ボランティア、アルバイト)就職活動における言葉です。

結論 何に(何を)取り組んだのか
動機 なぜ取り組んだのか
目標・課題 どういった目標をあげたのか、どういった課題があったのか)
対策 どのように目標を達成し、どう課題をクリアしたのか
結果 その結果はどうなったのか
学ぶ 経験から何を学んだのか、社会でどう活かすのか

これらの順で作成していけば、読み手にとって分かりやすい文面に仕上げる事が出来ます。学生生活も十人十色です。自分が当たり前だと思っていた活動が、他者から見るととても魅力的で尊敬に値する取り組みであるケースも少なくないので冷静かつ客観的に自分を振り返ってみるとより良いアピールが実現します。

ES(エントリーシート)の文面の書き方におけるポイントや注意点を押さえて自己PRや志望動機をはっきり掲示しよう!

ES(エントリーシート)は書類選考の「課題」として提出を求められる採用書類の事です。就職活動に必要になる事があるので、ES(エントリーシート)の書き方については熟知しておく必要があります。

相手にはっきりと自己PRや志望動機が伝わるように【結論→理由→結論】を意識して文面の構成をして下さい。最後には、誤字脱字がないかどうか、また文面におかしなところがないかどうかをはっきりとチェックしてから提出するようにして下さい!