大学生になると、さまざまなレポートの作成・提出の機会が来ます。中学生や高校生の頃に書いてきたかもしれませんが、大学生になるとより精度の高いレポート作成が要求されます。大学生のレポートの書き方や例文を紹介します。テーマに沿って結論を述べスッキリ締めて下さい。感想文と混同しないよう要注意です。
基本的な大学生のレポート
大学生になると、より具体的なレポートの作成機会が出てきます。
- 授業レポート
- 読書レポート
- 研究レポート
- 学習レポート
- 実習レポート
このように大学生は学部や目的によってさまざまな種類が存在しますが、基本的な書き方は一緒です。基本的な書き方をしっかりと覚えておけば、どんなテーマにも慌てずに対応出来るのでおすすめです。
基本的な大学生のレポートの書き方
レポートは感想文ではないです。あくまでその対象の物事に対する客観的な事実と私見を結論として簡潔に表す資料でです。それを踏まえた上で大学生のレポートの書き方の流れをお伝えしていきます。書き方の流れはこちらですのでそれぞれ解説していきます。
- A4サイズの紙を使う
- 表紙を作る
- 構成見出しを作る
- 作成したものはホッチキスでまとめる
A4サイズの紙を使う
用紙がすでに用意されているならよいですが、自ら全てを作成しなければならないケースもあります。そういったケースでは、まず用紙はA4サイズを使うようにして下さい。PCを使うなら、手書きであってもA4サイズが基本となっています。
表紙を作る
提出をする際、表紙を作るとより丁寧で読みやすい印象を与えます。表紙には、以下の情報を記載して下さい。
- タイトル
- 書き手
- 学部
- 学年
- 学籍番号
レポートにおける構成見出しを作る
レポートは構成が全てともいわれています。それぞれのテーマによって構成も変わってきますが、基本的には構成は以下の順序で作成されています。
- テーマを決めた理由
- 現状の問題点
- 調査や実証実験
- 結論
- それを受けた私見
大学生のレポートはさまざまな種類が存在し、これが全てではないですがこれを意識した構成見出しを作っていけば読み手に伝えたい結論が伝えられます。
作成したものはホッチキスでまとめる
一枚で終わるものもあれば、表紙を使い数枚に及ぶ可能性もあります。しかし数枚に及ぶなら、それをバラバラに提出すると評価が下がってしまうかもしれません。その為、複数枚になるようだったらホッチキスでひとまとめにするのが基本です。
基本的な大学生のレポートの注意点
前述した書き方を守れば、大きく評価を下げる事はないです。しかし、自分ではしっかりと書いていると思いきや、低い評価をされてしまう事も少なくないです。評価を下げてしまう注意点がこちらです。
- 主張に根拠がない
- 結論が分からない
- 誤字脱字が多かったり締めが甘い
それぞれ解説していきます。
主張に根拠がない
重要なのは主張です。自分の主張をベースに作るものであるなら、その主張が曖昧だったり根拠がないものだと、せっかくの文章も評価が下がってしまいます。例えば“歴史的人物Aは、性格が悪かった。それは画像から何となく感じるからだ”というように根拠のない主張は認められないです。
結論が分からない
最も大切な事は結論を伝える事です。また、その書き手の主張を伝えなければならない内容であれば、しっかりと読み手に伝えたい事が伝わっていないといけません。回りくどかったり、冒頭で伝えた主張が変わっていないか注意して作成して下さい。
誤字脱字が多かったり締めが甘い
誤字脱字は読み返していけば直せますが、それを怠った事で多くの誤字脱字があると評価を下げてしまうかもしれませんす。また、支離滅裂でまとまっていないと評価を下げるので注意が必要です。
例文
〇〇の可塑性についてのレポート
○大学○学部○年 氏名
目的 〇〇
実験方法について 〇〇
実験の結果 〇〇
グラフetc
考察 〇〇
参考文献 〇〇
大学生のレポートはテーマに沿って結論を述べ綺麗に締めるまとまった書き方が求められる!
基本的な大学生におけるレポートは、出来るだけ分かりやすくテーマに沿ってまとめられているべきです。難しく考え過ぎず、まずは構成をしっかりと整えてそこに当てはめていくようにして下さい。また、箇条書きでもひとつまとめておくと文章が支離滅裂にならず結論が伝わりやすく綺麗にまとまって締まるので安心です。準備を怠らず素晴らしいレポートを作成して下さい。