挨拶・マナー

退職時の挨拶・メール・手紙の例文を簡単にご紹介!同僚や社外の取引先にご挨拶



退職時の挨拶・メール・手紙の例文を簡単にご紹介!同僚や社外の取引先にご挨拶

終身雇用の時代も終わり、キャリアアップの為や人間関係が合わなかったなど、長年勤めた会社を辞める場面が昔より増えてきています。それ以外にも、配置換えなどにより会社や組織から離れるといった場合、「退任の挨拶」を求められるでしょう。本来、今まで親しくして頂けた方に「どうも有難う御座いました」と簡単に済ませればいいのですが、やはり社会人としてそれなりの退職の挨拶をする必要があります。様々なシチュエーション別にメールや手紙の例文なども交えて例文を紹介します。

退職の挨拶の基本

退職の挨拶をする際、スピーチやメールなどの様々な手段で頼まれる事があると思います。

挨拶状や挨拶文というパターンもあるでしょう。

それぞれに立場は違いつつも、基本的な部分は一緒なのでポイントを簡単に押さえておく必要があります。

ポイント①:短く簡単に!

あまりにも長過ぎると好まれません。簡単に必要最低限の感謝の気持ちを添えて短く終わらせましょう。すっきり簡潔にまとめる事が重要です。自分の言いたい事ばかりをツラツラ書き連ねるのはやめておきましょう。

ポイント②:自分の不満・他者への叱咤激励は避ける!

自分が退職するに当たって不服である事とか、功績を挙げた事で残っている人たちに叱咤激励をするなど、不特定多数の人物が見て不快な気分になるような内容は避けるのが無難です。

ポイント③:感謝を述べる!

お世話になった人たちへの感謝の気持ちを述べましょう。終わり良ければ総て良しです。好印象を残して後腐れなく気持ち良く退職しましょう。

【例文】社内向け

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皆さん、この度はお集まり頂きまして有難う御座います。

この度、一身上の都合で退職をする事になり、本日が最後の出社日となりました。

思いおこせば、電話対応すらままならなかった僕を、ここまで粘り強くご指導頂いた事には感謝しかありません。

●●株式会社で、皆さんから学んだ事は私の人生のなかでも大きな財産となると確信しています。

ここで学んだ経験を必ず活かして、今後も頑張っていこうと強く思っています。

皆さんとは違う道を進む事になりましたが、またどこかでお会いした際にはさらに成長した姿を見せたいと思います。

最後になりますが、皆さんのますますのご活躍とご健康をお祈りしております。

本日まで本当に有難う御座いました。

退職の挨拶【社内メール編】

会社内または部署内に人数が多い場合は、退職の挨拶を皆が揃って出来るというシチュエーションは少ないかもしれません。わざわざ退職する方の為に社員を全員集合させる事のない会社も多く、結果的にメールで退社の挨拶を伝えるというやり方もよくある話です。

小さい会社ならメールで送らずに直接退職の挨拶をする場合がほとんどでしょう。大きい会社でたくさんの部署があるような会社では、お世話になった人が、別の部署にいる事もあります。そういった場合は、失礼ながらもメールで送る場合があります。

感謝を伝える場合、思い出やエピソードを入れると相手に伝わりやすいです。

ポイント①:感謝の気持ちは必ず入れる!

まず、社内に向けてメールで退職の挨拶をする場合は感謝の気持ちを述べましょう。

ポイント②:簡単に退職の事実を伝える!

退職するという事実が簡単に分かるような内容で社員に送りましょう。

ポイント③:私情・引継事項は記載しない!

私事を挟んだり仕事の引き継ぎなど余計な事を伝える必要はありません。

ポイント④:特定部署に送信する場合は引継事項を記載してもOK!

逆に、一部の部署への退職の挨拶であれば仕事の引き継ぎなど細かな事を伝えておくのはよいでしょう。

ポイント⑤:同業種への転職であれば今後再会する事を示唆!

同業種への転職だった場合は後腐れなく、また出会う可能性がある事も示唆した内容だとよいでしょう。

【例文1】社内メール

件名:退職のご挨拶 氏名

本文:お疲れさまです。
●●部署 ●●です。

このたび、●月末日を持ちまして退職の運びとなりました。

今の自分があるのは、社員の皆様に支えられてきたからこそです。

今後、●●をする予定でございます。

皆さまにおきましては、健康に気をつけて益々のご活躍をお祈りいたします。

【例文2】社内メール

件名:退職のご報告(●●営業部 ●●)

本文:
一斉送信にて失礼致します。
お世話になった皆様へ
●●事業部の●●です。
本来であれば、直接お会いして、お礼をするべきところですが、メールにて失礼させて頂きます。

私事で恐縮ですが、一身上の都合により、●月末日をもちまして、退職する事になりました。在職中は、皆さまに、大変お世話になりました。皆さまのあたたかくも厳しいご指導ののおかげで、ご迷惑をおかけしながらも今までやってこれました。

特に重要である●●について、僕が理解するまで、粘り強く教えて頂いた事が思い出されます。あの時の基礎が僕の土台となっています。今後もこの会社で皆さまから学んだ経験を多分に活かして頑張っていきたいと思います。

皆さまには、感謝しかありません。本当に有難う御座いました。末筆ながら、皆様のご健康と今後のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

署名

退職の挨拶【社外メール編】

会社を辞める時にお世話になった取引先にメールを送る場合は、公私ともにお世話になった人や仕事だけの付き合いの人と様々でしょう。

社外に対する挨拶のポイントとしては、エピソードなど入れず、辞めてしまいバタバタしてしまうお詫びと今までの感謝の気持ちを伝え、1番大事な後任の担当が誰なのかという事といつから切り替わるのかという事をしっかり伝える事が重要です。

退職の挨拶をメールで複数にまとめて送る際は、どのようなメールの文章が良いかみてみましょう。

【例文】社外メール

件名:退職のご報告(●●株式会社●●)

本文:
●●●株式会社
営業部 ●●様

お世話になっております。
●●株式会社●●です。

私事にて大変恐縮でございますが、今月末日を持ちまして、●●株式会社を退職させて頂く事となりました。

突然のご連絡となり、誠に申し訳ございません。
また、今までお世話になり、誠に感謝しております
なお、今後の貴社の後任担当を、弊社の●●が担当させて頂きます。
今月の残りの日数は、わたくしが責任を持って引き継ぎをしながらご対応させて頂きます。
来月には、着任のご連絡を●●よりさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。

末筆になりますが、今後の貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。

署名

退職の挨拶【英語編】

今現在、お勤めのところが英語を利用するという職場の方も多いでしょう。海外の方がお勤めになっている場合、日本語で送ったりスピーチしても伝わらない為、なかなか悩んでしまうところです。

英語での場合、少し日本語とは違っている部分がある為、いろいろなキーワードを覚えてそれを繋ぎ合わせていく必要があります。

もちろん、日本と同様に相当偉い方でなければ出来るだけ簡潔な方が好まれる事は間違いありません。特に、感謝の気持ちをしっかりと伝えると好印象なのでマスターしておきましょう。

【例文】英語での挨拶

英語の場合、以下の内容を簡単にまとめる事がポイントです。

  • 今の状況から離れた事
  • 感謝
  • なぜ退職するのか
  • 今後の事

例えば、自分がこのオフィスを離れるという話であれば「I’m leaving this office.」

今日この会社で働くのは最後の日ですとなれば、「Today is my last day.」

定型文を上手に組み合わせる事が退職の挨拶を英語でする時のコツとなるでしょう。

退職の挨拶【挨拶状編】

メールではなく、はがきを利用して手紙や挨拶状を送りたいと思っている方もいるかもしれません。

しかし、この挨拶状のしきたりなどがイマイチわからず、せっかく送ったのに相手の印象が悪くなってはもったいないところです。

ポイント①:退職後1~2カ月後に届ける!

まず、退職の挨拶状は退職後の1~2ヶ月後がベターと考えられています。そうする事で、相手が名残惜しいと思っていながらも忘れた頃に届く為心に響くといわれています。

ポイント②:丁寧な言い回しで!

はがきになるとメールと違って丁寧な言い回しになる為少し工夫した方がよいでしょう。

【例文】挨拶状での挨拶

まず、「拝啓」などかしこまった言葉で始める事が大切です。

また、「陽春、春風などの候、ますます…」など季語をしっかりと入れるとより相手に気持ちが伝わりやすいと考えられます。

「一身上の都合により〇月〇日…」と続け、大変お世話になった上司や取引先、知人に挨拶分を入れると好印象です。もし、新しい職場にいくのであればそちらも加えて伝え、後任者がいる場合はその方を引き立てる文章にするといいでしょう。

そして、今後も付き合いを続けたい事、最後の挨拶、敬具での締めにすると退職の挨拶状はきれいにまとまります。

退職の挨拶【組合編】

組合に入っている際、退職をする時も挨拶が必要になってくるでしょう。

もちろん、その地位は人それぞれですが、基本的には一般的な会社と同じような決まりで退職の挨拶を考えてよいと考えられてます。

ただし、立場によっては組合でどのような功績を残したか、そしてそれが達成出来た事への感謝、そして残る組合員への労いと各関係者へのお願いなどを含めるときれいにまとまります。

組合の退職の挨拶の場合、立場によって内容が変わってくるでしょう。

退職の挨拶【返信編】

自分が退職の挨拶をするという立場ではなく、受け取るという方もかなり多いはずです。

とても親しい仲の同僚であれば気持ちを伝えればよいでしょうが、大規模な企業のように顔を合わせた事がない方の退職の挨拶のメールも来る為返信するべきか否か、大きく悩んでしまうかもしれません。

退職挨拶のメールの返信は必須ではない!

じつは、以下の場合以外は無理に返信する必要はありません。

  • 個人宛のメール
  • 同部署
  • 退職後も関係が続く

内容は必要最低限に簡単に!詮索はしない!

返信内容については基本的に感謝や「これからも健康で…」というような内容以外は不要です。転職先、なぜ転職や退職をしたのか、プライベートについて触れる必要は一切ありませんので注意しましょう。

【例文】退職の挨拶に対する返信

●●様

入社以来、ご面倒を見て頂きまして有難う御座います。

これからもいろいろとお世話になると思っていたので退職されるとお聞きしてとても残念です。

新しい環境においても、●●さんの素晴らしいご活躍をお祈りしております。

今まで有難う御座いました。

寂しい、そして頑張ってほしい、感謝という感じでまとめる事が必要です。

もし、相手が取引先であったり似たような業界であれば、「またお世話になる時はどうぞよろしく…」という一文を付け加えるとより好感を持たれるでしょう。

【まとめ】退職の挨拶は口頭でも手紙でも簡単に!感謝をこめて!

退職の挨拶をする場合、まずは今までお世話になった人たちへ向けての感謝を忘れないようにしましょう。そして、自分のこれからの事、去る組織の発展を祈る、という内容を付け加えれば問題ありません。あまり自分の功績や不満、個人攻撃などはせずにスマートな内容で簡単に挨拶をする事をおすすめします。