書き方・例文

PTA退会届の書式を紹介!退会はずるい?反対は無視してOK?退会の理由やデメリットは?誰に出す?



PTA退会届の書式を紹介!退会はずるい?反対は無視してOK?退会の理由やデメリットは?誰に出す?

子供がいる家庭で、現在問題視されている「PTA加入」ですが、PTAを退会したいと思っている人は多いのではないでしょうか。好きで加入している人もいらっしゃれば、渋々加入している人もいらっしゃいます。

仕事と行事の両立が出来なくてPTAに籍を置く事がかなりのデメリットになっている、最初から加入したくなかった、理由は様々です。PTA退会届について、書式や誰に出すかや反対は無視して良いかや果たして退会はずるいのかを紹介します。

PTA退会について

PTAの退会に関する基本的な情報をお伝えします。

PTA退会届とは?

PTA退会時の提出資料です。これを提出された学校に拒否権はなく、直ちに受理しなければいけません

PTAは退会可能なのか?

もちろん可能ですし、自由です。いわばボランティア活動のような存在であり、加入も自由なのがPTAです。しかし、その多くは半強制的な加入を強いられているケースが多いのが悲しい現状です。

PTAに入らないや退会するとなると「ずるい」と批判する親御さんたちも居る可能性があります。「辞めづらい」「辞めるなと無言の圧力をかけられている」というような理由で退会出来ない人が多く存在します。

PTAを退会するにはどうすればいいのか?

書き方・例文、PTA退会届、テンプレート

「ずるい」と批判を受けたり、無言の圧力があってなかなか退会しづらいPTAですが、方法はちゃんとあります。PTAを確実に退会する方法を順を追って解説します。

1.退会の旨を学校に伝える

報告は、担任の先生やPTA会長で構いません。その際に、以下のポイントは必ず確認しておいて下さい。

  • 子供にどのような影響があるか
  • 今後の会費について
  • その後の具体的な対応

報告した事で、必要以上に引き留められて諦めたという人も多数いらっしゃいます。

引き留められたり「ずるい」と批判されてしまうとNOと言えない人や直接報告しにくい人は、理由を報告せずに届の提出をしてしまう事をおすすめします。ただし、このケースでは、後に人間関係でのトラブルの発生リスクがあります。十分考えて決断するようにして下さい。

2.PTA退会届の作成や提出

学校の多くは、PTA退会届を作成していません。なので、自身で作成して提出すべきです。

PTA退会届の提出前に、提出方法や注意点をチェック

PTAを退会するとなると「ずるい」と批判をされるリスクも付きまといます。スムーズに手続きをして被害やトラブルを最小限に抑える為にも注意点を押さえておいて下さい。

提出先

届を作ったものの誰に出すべきなのかが分からないと悩んでいる人も居ます。提出先は、PTA会長が妥当です。都合上無理であれば、校長先生や担任の先生に提出して下さい。

提出方法

提出先へ直接手渡すのが一番ですが、「受け取らない」と無視されたり郵送を指定されたら、郵送で提出でも可能です。

退会理由

詳しく書く必要があるのか?という質問が多く見られますが、理由については詳しく書く義務はありません。「一身上の都合により」で十分です。

受領書

「提出した」「されていない」という問題にならない為にも「PTA退会受理書」を同時に作成して下さい。内容は、以下の通りです。

  • 「確かに受理した」という旨
  • 受理日
  • 受理した者の署名や押印

返送してもらえるように、住所を書き込んだ封筒や切手をセットで渡して下さい。

後に起こりえるトラブルを考える

地域や人柄によりますが、PTAに入らない人や退会する人に対して「ずるい!」というように良く思わない人もいらっしゃいます。過去には、PTA非会員の子供へ嫌がらせ(不利益になる事)をして、妨害したという事もあります。

他にも、卒業記念を受け取れなかった(実費払いも不可)というような嫌がらせをされている例もありました。もちろん、辞める人が嫌がらせを受けるという事自体が倫理的に間違っていますが、中々なくならないのが悲しい現状です。このようなトラブルが起こったケースでも対処出来るような態勢を作っておいて下さい。

PTA退会届の書式

具体的な書式をチェックしていきます。

必要項目

必要な項目を以下に述べます。その他、学校から指定されている項目があれば、適宜書き込んで下さい。

表題

誰が見ても一目でわかるように「PTA退会届」としておいて下さい。

作成日

作成日を年月日で書き込んで下さい。

児童の学年や組

児童の学年や組、保護者の名前を書き込んで下さい。

本文内容

例文

いつも大変お世話になっております。このたび、一身上の都合により下記の通りPTAを退会させて頂きます。

このように理由を伝えるような書式で作成して下さい。

「よく考えた結果、退会いたします」のように、苦渋の決断だったという内容を書き込んでも大丈夫です。

氏名や基本情報

下記に挙げるような基本情報を書き込んで下さい。

・保護者氏名
・在籍児童の学年/組/氏名
・住所
・連絡先

以上

PTAについて

最後に、「そもそもPTAとはどのようなルールで成り立っているのか」を解説します。PTA退会届を提出したいものの踏ん切りがつかないという人へ、背中の後押しにもなれたら幸いです。

加入義務は無い

何度もお伝えしていますが、加入義務はありません。もし、PTA役員から「加入義務があり、PTA会費を支払うように」と言われ、PTA会費を払わせたら、それは詐欺罪に当たる行為です。また、だまされて加入していたら、会費の返還を求める事が出来ます。

役員について

PTAには入会して、入会金も支払いますくが、役員にはなりたくないなら拒否は可能です。ですが、加入時に「参加義務書」や「参加規約」で役員の決定についての規定があるなら、それに従わなければいけません。その為、規約があるなら加入時にしっかりと確認しておく必要があります。

PTA退会の強制入会問題

日本では、現在PTA入会の強制入会が問題となっております。

「加入義務がある」と間違えて認識している人も多くいらっしゃいます。

加入義務がないという事実を知らずに加入していたら、加入を無効に出来ます。

引き留められたら…

よくあるのが「退会させてくれない」という問題です。本来、退会は自由でそれを必要以上に引き留める事もNGなのですが、このような問題があるのが現状です。色々考えて決めたのであれば、退職届を作成してPTA会長宛で送付し、退会の旨を伝える事をおすすめします。

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