書き方・例文

お手伝い表を手作りしよう!お小遣いや項目の工夫で小学生や中学生の子供のやる気UP



お手伝い表を手作りしよう!お小遣いや項目の工夫で小学生や中学生の子供のやる気UP

子供がお手伝いをしないので悩んでいるという親御さんは少なくありません。そのような時に、子供のやる気を出させる為に利用するのがお手伝い表です。お手伝い表を上手に作成する事で、子供のやる気を導きだして良い結果に結びつけると言われています。お手伝い表の手作りの仕方やテンプレートや注意点を考えていきます。ぜひ、手作りしたい方は目を通して下さい。

お手伝い表とは?

お手伝い表とは、一体どんなものなのでしょうか。

子供の「やってもらって当然」という概念の払拭!

小さな子供がいらっしゃる方の場合、お手伝いをさせる事に一苦労していると思います。子どもの多くは、当然ですが全てを親にやってもらう事で育ってきている為、“やってもらって当然”という意識が働いています。

家事が出来ないまま子供が大人にならない為に…

小さな頃はそれでもよいですが、幼稚園や保育園、さらには小学校や中学校や高校や大学、社会と出ていった際にお手伝いという概念がない子供に育てたくはないと考える親御さんは多いはずです。家事の経験が一切ないまま子供たちが成長しない為にも、子供たちにお手伝いを通して家事の大切さや大変さを学ぶ機会にすると親御さんも子供もどちらにとってもメリットがあります。

お小遣いなどのご褒美で子供のやる気UP!

お手伝い表は、手伝う事でポイントやシールがもらたり、一定のポイントが貯まるとお小遣いに交換してもらえるような仕組みになっている場合などが多いようです。また、デザインも子供が好みそうなかわいいものが人気です。

お手伝い表は子供の自立の第一歩!

お手伝い表とは、子供の情操教育の一環で、自発的に子供にお手伝いをさせる為の仕組みの1つです。小学生などの小さい頃から家事をする事で、生きていく力を少しずつ育みましょう。まずは家庭内の家事からです。

  • 食器洗い
  • ゴミ捨て
  • 掃除

過保護になりすぎると子供は何も出来ない子供に育ってしまいますので、注意が必要でしょう。

お手伝い表の目的は?

書き方・例文、お手伝い表、テンプレート

お手伝いをする事で良い事があるという事を覚えてもらう為と考えましょう。

私たち人間は、何かそれをした事で報酬を得ないとやる意味がない、と判断します。特に、子どもの頃というのはまだ大脳新皮質が大人より発達しておらず、中脳や小脳の活動がメイン。つまり、本能で動いているところがあるという事です。

結果的に疲れるだけで、いい事はない…と思われてしまうと金輪際お手伝いを自宅でしてくれなくなってしまうのです。まず、お手伝い表を作る目的としては子どもによい事が待っている、という事をわからせるような内容で作成する事が必要になってくるのです。

前述でも記載しましたが、最終的に自発的にお手伝いをするというようになる事が目的になります。お手伝いというよりは、自分のやるべき事はやるという事です。掃除や自分の食べた食器の洗い物、親の手伝いは子供にとって当たり前の行為です。

お手伝い表の手作り方法

簡単なお手伝い表の手作り方法について考えていきましょう。

1週間単位ぐらいが丁度いい長さ

基本的にスケジュールのように作成すると分かりやすいでしょう。家庭によりますが、出来るだけ1週間単位などで見やすく短い単位などで行なう事で安心して続ける事が出来ます。

シールやペンで楽しくかわいいお手伝い表を!

自宅でシールなどを使う場合はシートを用意するとか子どもが装着出来る名札入れなどを利用するとよいでしょう。特に、名札とメッセージカード、さらにカラーペン、シールなどを用意すると子どもはその名札がシールで埋まっていく事に喜びを感じ、積極的に手伝ってくれるはずです。

もちろん、1週間のシートなどを作成してシールを貼っていくやり方も効率的です。ほかの家族が見て、そのシールが貼ってあるこで子どもを褒めればやる気、モチベーションにも繋がっていきます。ちなみに、お手伝い表のシールは子どもが好きなものであればあるほど、それを利用したいと思わせる事が出来ます。シールは、自分で貼れないように親御さんが管理するという事も重要になってくるでしょう。

エクセルやパソコンで手作りもOK!

また、Excel(エクセル)でも簡単に作れます。左側に手伝う内容を記載して右側に10マスのシールを貼る欄を作成すればお手伝い表の完成です。ゴミ捨てを達成したならシールを1個貼るといったように左側の手伝う内容を達成したらシールを貼ってあげるというような方式で、全てのマスがシールで埋まるとお小遣いがもらえるというルールでやると子供は頑張って手伝うでしょう。

100均でもかわいいは手作り出来る!

このようにパソコンや紙で作成するやり方もありますが、100均で小さいホワイトボードを買ってきてマグネットで作成するという事も1つです。なぜならいちいち印刷したり、書かなくて良いからです。一度作成してしまえば毎月ずっと使えるので重宝します。

作り方は、紙やパソコンで作成する表と一緒で、お手伝いする内容を書いてやっているかやっていないかをマグネットで表すというシステムです。一度作ってしまえばずっと使えるとう点が毎回、お手伝い表を作成している事が、面倒な親御さんにとってはメリットになるでしょう。

お手伝い表のアプリもある!

最近では、アプリまで登場しています。考え方は一緒で手伝う内容は各家庭で決める事が出来ます。お手伝いを子供が行ったらポイントが入る仕組みになっていて、ゲーム感覚で身につく可能性があります。スマホのアプリというのが子供にとってゲーム感覚にさせるポイントです。

お手伝い表は日付式か加点式か

表を作成する際、子供の性格によって使い方を適宜変化させる事が重要になっていきます。

日付式

例えば、毎日してもらいたいという場合は、日付と曜日などを項目に加えて毎日ちょっとでもいいのでお手伝いをしたらシールを貼るという方法です。皿洗いや片付け、服を畳むといったところで内容に問わず実践出来たらシールを貼る方法です。

毎日する事で埋める事が出来、出来なかったところだけ空白である事に悔しさを感じさせるというところにポイントがあるでしょう。「継続は力なり」を体感出来る運用方法です。

ただし、1日でも出来ない日が出てきた途端にやる気を失ってしまうリスクも孕んだやり方です。

加点式

一方、日付などを考えずに加点式といったやり方もあります。名札で作成する際などはそのようなやり方が効果的です。

皿洗いは2点、お父さんの肩もみは3点…といった感じで、レベルによって加点式でシールを塗布すると子どもは頑張ります。「塵も積もれば山となる」を体感出来る運用方法です。

ただし、満点になった時に何らかのご褒美があるというようにしないと、何の為に行なっているのかという状態になるので注意が必要でしょう。

お手伝い表のテンプレート

上手に作ってみたいけれど、どのように手作りすればよいか分からない方もいるでしょう。そのような方は、インターネットの無料テンプレートをダウンロードして利用してみるのがよいでしょう。どれば、自分の子どもに向いているのかというところを考えながらダウンロードし、エクセルなどであればアレンジも出来るので自宅用として作り替えてみるのが大切です。

かわいいテンプレートが沢山!子供に合ったデザインをチョイス!

インターネット上にはたくさんのお手伝い表が存在しています。かわいい表やおしゃれな表、その数は無数にあり多種多様です。テンプレートを使って作成する場合は、様々なサイトからたくさんのテンプレートをダウンロードするようにしましょう。

たくさんダウンロードする事で、お手伝い表がどのようにして作成されているのかが良く理解出来ます。作り方が理解出来れば作成する事は簡単です。ここでたくさんのお手伝い表をダウンロードするメリットが出てきます。

作り方が理解出来れば、自分が作りたいフォーマットに一番近いテンプレートを利用して作成出来ます。ご自身の子供が幼稚園生や小学生や中学生なのかでも内容は変わってくるでしょう。

中には、エクセルやワードで作成されたお手伝い表があるので、いらない項目は削除したり、付け加えたい項目があればテンプレートに直接付け加えれば自分が作りたいお手伝い表が完成します。

習慣化がお手伝い表の最終的なゴール!子供の自立の手助けに!

お手伝い表は、ゲーム感覚で楽しんでもらうという意味合いもありますが、本来の目的はお手伝いをする事が大切であると学んでもらう事でしょう。そのような意味も込めて、お手伝い表は適当ではなく、しっかりと子どもに意味にあるような内容で作成する事が求められます。

子どもは、幼いのですので分かりやすくシンプルでかわいい作り方が求められるのではないでしょうか。

お手伝いの内容を書き出す事が重要です。いざ、お手伝いといっても特に思いつかない場合があります。そんな時は、お母さんが助かるお手伝いを思い浮かべればすぐ書き出せるでしょう。

そして他には、自分の事は自分で出来るようになってほしいのが親心なのではないでしょうか。なので、布団をたたむなど自分の食べた食器は自分で洗うなど子供にやって欲しいお手伝いを書き出すと良いでしょう。

1日1回はお手伝いをしないとお小遣いがもらえない方式にすると子供も必ず1日1回はお手伝いしなければなりませんので、習慣化する可能性が高くなるでしょう。一回でもお手伝いを忘れた場合は、お小遣いなしです。ここらへんは、厳しくいかないと子供のお手伝いを習慣化させる事は難しいでしょう。厳しすぎても3日坊主になってしまうリスクもあるので、匙加減やバランスのとり方が大事です。