挨拶・マナー

社長が贈る入社式の挨拶の例文をご紹介!新入社員を迎えて会社を成長させよう!中小企業も大企業も必見!



社長が贈る入社式の挨拶の例文をご紹介!新入社員を迎えて会社を成長させよう!中小企業も大企業も必見!

入社式は新入社員にとっても社長をはじめとする社員にとっても重要なイベントです。社長が贈る入社式の挨拶の例文を紹介します。新入社員を迎えて会社を成長させて下さい。中小企業にも大企業にも大切なポイントです。

各企業で行われる入社式では、社長が新入社員へ挨拶をする時間が設けられます。迎える側、迎えられる側どちらも緊張する式となりますが、社長は限られた時間の中で、新入社員へこれから一緒に頑張ってもらう為にうまく文章をまとめて伝えなければいけません。

入社式とは?

入社式とは、新入社員にとっては社会人の初日であり、立派な大人になる為の第一歩の日とも言えます。入社式では、新入社員との顔合わせだけではなく、会社の理念を伝えたり、これから一緒に頑張ろうと新入社員をまとめる事の出来る1年の中でもとても重要な場ともなります。中小企業にも大企業にも重要です。

社長が贈る入社式の挨拶のポイント

挨拶・マナー、入社式、社長、テンプレート

社長が贈る入社式挨拶のポイントは以下の通りです。

【入社式における社長挨拶のポイント①】挨拶文を考えるときは構成から

思い浮かんだ言葉をただ並べて話すだけでは話がまとまらず、同じ事を繰り返し話してしまう事もあります。そうなると、何を言っているのか分からない!何が伝えたいのか分からない!という状態になってしまいます。挨拶文は自然な流れになるように、初めにしっかりと構成を考えておく必要があります。

【入社式における社長挨拶のポイント②】自己紹介をする

挨拶をする際に一番初めに行うのが、自己紹介です。新入社員に顔を覚えてもらう事はとても大切な事ですので、いきなり本題に入るのではなく、まずは自己紹介から始めて下さい。

【入社式における社長挨拶のポイント③】感謝・歓迎の気持ちを伝える

会社は社員がいるから成り立っている事を忘れずに、この会社を選んでくれた事に感謝・歓迎の気持ちを必ず伝えて下さい。

【入社式における社長挨拶のポイント④】会社の方向性などについて分かりやすく話す

大切な話をしていても、何を言っているのか分からなければ、無駄な時間となってしまいます。会社の理念・方向性など、大切な事を話す時は、難しい言葉は使わず誰もが理解出来るように分かりやすく話す事がポイントです。

【入社式における社長挨拶のポイント⑤】手振りを交えながら話す

身振り手振りは、話の内容に引き込まれやすくなると言われています。日本人にとって、身振り手振りは苦手分野でもありますが、少し意識をして話してみてはいかがですか?

社長が贈る入社式の挨拶の注意点

社長が贈る入社式の挨拶の注意点は以下の通りです。

【入社式における社長挨拶の注意点①】スピーチ時間は長くても5分前後

話が長い人は嫌われてしまいますし、長くなればなるほど内容が頭に入ってこなくなってしまいます。スピーチは3分前後が理想ですが、大切な事を伝える場でもありますので、長くても5分前後を目安に挨拶文を考えてみて下さい!

【入社式における社長挨拶の注意点②】偉そうな態度をとらない

社長だからと言って偉そうな態度を取ってしまうと、初日から印象が悪くなってしまいます。低姿勢とまでは言いませんが、大きな態度はとらずに穏やかに挨拶が出来るよう、心がけて下さい。

【入社式における社長挨拶の注意点③】説教はしない

新入社員にカツを入れるような挨拶文にしようとすると、どうしても説教のような挨拶になってしまいます。また、マイナスな言葉もNGです。入社式はあくまで、新入社員を歓迎する式ですので、説教のような挨拶は避けて下さい。

社長が贈る入社式の挨拶の例文

社長が贈る入社式の挨拶の例文を紹介します。

例文①

新入社員の皆さま、本日は誠におめでとうございます。

私は○○株式会社代表取締役社長、○○と申します。

数ある企業(会社)の中から、わが社を選んで頂き、本当にありがとう。社員一同、心から歓迎しています。

新入社員の皆さんは、これまでの生活や環境が一変し、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

思い返すと、私もこの会社に入社したころは、慣れない事ばかりで辛いと感じた事もたくさんありました。

しかし、楽しいと思う事、やりがいを感じられた事、達成感が得られた事は、つらい事以上にたくさんありました。

これから経験する事は、必ず皆さんにとって有意義なものとなり、いい思い出になる事もあるでしょう。

そして、わが社の歴史にもなる事だという事をキモに銘じて、これから一緒に頑張って欲しいと思っています。

例文②

本日この入社式で新しく社員の一員となった皆さまは、○○株式会社を支えてくれる、大切で頼れる社員であり、私の大切な家族でもあります。

時に厳しく時には上下関係を忘れ、家族といるときのような楽しい時間を、しっかりとメリハリをつけて、皆さんと過ごしたいと私は思っています。

さて、ここからは少し難しい話となりますが、~会社の理念などを話す~

これから、たくさんの壁にぶつかり、逃げ出したくなる事ももちろんあるでしょう。

そんな時は、一人で悩まず必ず仲間に頼って下さい。一人では出来ない事でも、仲間がいる事で達成出来る事はたくさんあります。

そして、そこで成功した事、得た達成感、見た景色は、あなたにとって財産になるはずです。

あなたは一人じゃないという事を忘れずに、これから皆さん力を合わせて頑張っていきましょう。

最後に、新入社員の皆さまを心から歓迎し、挨拶とさせて頂きます。

ここで紹介した挨拶の例文の一番のポイントは「社員に寄り添った言葉」で伝える事です。社長という存在は、社員にとって遠い存在とされてしまいがちですが、少しでも寄り添う事によって、共に歩んでくれるいざという時に頼れる存在と認識する事が出来、社内環境もより良くなります。

メリハリが大切です。社長と社員があまりにもラフな関係になってしまうと、反対に仕事に支障が出てしまう事もありますので、よくありません。寄り添う言葉だけではなく、仕事にはメリハリが大切だという事が伝わるような挨拶を心がけて下さい。

新入社員へ入社式で社長が素敵な挨拶を届けられると絶好のスタートに!

社長が贈る入社式の挨拶では、新入社員の皆さんに伝わるよう、難しい言葉は避けて分かりやすく伝える事がポイントです。マイナスな言葉は使わず、前向きで応援をするような言葉を伝えられると尚良い挨拶文となります。

伝え方によっては不快と感じる方もいらっしゃるので、挨拶文が出来たら一度音読をして、誰かに聞いてもらいながら内容のチェックする事をおすすめします。中小企業にも大企業にも、どの会社にとっても有意義な入社式になる事を祈っています。