書き方・例文

飲み会で食事をご馳走になったお礼メールの書き方や例文を紹介!上司や取引先との関係を良好に!



飲み会で食事をご馳走になったお礼メールの書き方や例文を紹介!上司や取引先との関係を良好に!

会社員として働く中で、「飲み会」に参加しなければならない、といったシチュエーションも少なくありません。飲み会は業務ではありませんが、上司や取引先などと行く飲み会はやや業務感がある事から、しっかりとマナーを守った上で対応しなければなりません。一方、肝心な事は飲み会の最中だけでなく、終わった後のお礼メールでもあります。飲み会で食事をご馳走になったお礼メールの書き方や例文を紹介します。上司や取引先との関係を良好にするのにお役立て下さい。

飲み会のお礼メールを出すなら?

そもそも飲み会のお礼メールを出すべきか否か、その段階で悩んでる方もいるかもしれません。たしかに飲み会の後はそれはそれで会社で顔を合わせるかもしれませんし、昨晩の無礼講といった部分を考えれば、わざわざメールをする必要はないと思う方もいます。

とはいえ、冒頭でもお伝えした通りのみかいに上司がいたり、各種取引先の方が来ていたら、マナー的にはお礼メールをしておく事をおすすめします。飲み会でのお礼メールが正しく出来る人は、上司はもちろん、他社の方からも信頼されますし、またこの人を誘って飲みにいきたいと考えてくれる可能性があります。

とはいえ、飲み会のお礼メールは出せばよいといったものでもありません。飲み会のお礼メールをする際の注意点などを解説していきます。

【メールのコツ①】飲み会の翌朝に送るのが基本

飲み会のお礼メールを送るなら、出来るだけ早い段階で送るべきです。時間がかなり過ぎてしまってから飲み会のメールを送るのは違和感がありますし、なぜ今頃になってあの時の事を伝えてきたのか、相手に不安を与えてしまう可能性もあります。

さまざまな理由からただちに飲み会のお礼メールが送れないなら、遅くても3日以内には送るようにしたいところです。遅くなったら「遅れてしまって申し訳ありません」といった一言を添えるのも社会人としてのマナーなので、覚えておくようにして下さい。

【メールのコツ②】飲み会の直後は避ける

社会人として、本来あるべき姿は飲み会が終わった後ただちにお礼メールを送るといったスタイルとされています。電車の中で相手も見るかもしれませんし、ただちにお礼メールを送る事で相手の印象にも残りやすいといったメリットがあります。

直前に送ると酔っぱらってしまっており、誤字脱字が多かったり、的を射ていない文章、さらに、相手にとって不都合な事を送ってしまう可能性があるのです。相手も酔っぱらっているなら、何か気に障る事を伝えられて乱暴な返信をするかもしれません。酩酊状態にあるなら、出来ればお礼メールなどに触れない方が身の為です。

【メールのコツ③】ポジティブな事だけ

飲み会のお礼メールを作る上で、必ず守ってほしいのがポジティブな事だけを記載するといったところです。飲み会の時は無礼講といった形で、いろいろな事を言い合うかもしれません。さらにその場を盛り上げる為に上司や取引先の人が、人からややバカにされたような事を言われても笑っているといった事もあります。

とはいえ、本人はそれをいいと思っていない事もあり、それを飲み会のお礼メールで記載するのは確実に無礼です。

飲み会のお礼メールを作るのであれば、例えば「今日の部長の話の中で、“明日こそ上を目指すといった気持ちを忘れてはいけない”といった事。とても勉強になりました。」など、相手が喜ぶようなポジティブな内容を添えて感謝の気持ちを伝える事をおすすめします。

飲み会や食事後のメールの書き方

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飲み会のお礼メールのお礼メールとはいえ、正しいビジネスメールで作成されている事が基本です。腹を割って話した仲だからとはいえ、雑な文面でやり取りするのはビジネスパーソンとしてはマナー違反となります。とはいえ、なかなか飲み会のお礼メールを作成してこなかった方にとってみれば、ややハードルが高いと思われます。

飲み会や食事後のメールの書き方の流れいついて解説していきたいと思います。

【飲み会や食事後のメールの書き方①】書き出しは一般的でOK

相手が取引先だったり、上司だったり、会社の別の部署の方だったり、そういったケースの飲み会のお礼メールは一般的なビジネスメールの書き出しで問題ありません。件名も、“昨晩の飲み会のお礼”など、本文の内容がそれを見ただけでわかるような形で作成されている事が大切です。

宛名、書き出しも“〇〇様”とか“〇〇部長”などといった形で作成し、“昨晩はお忙しいん中でのご参加、誠にありがとうございます。〇〇です”といった形で書き出しの挨拶文を作成して下さい。

【飲み会や食事後のメールの書き方②】エピソードと感謝を述べる

飲み会のお礼メールのポイントは、本文の構成に気をつけるといったところです。まず、書き出しは飲み会のお礼を伝えます。そして、上記でも解説したように、ちょっとしたエピソードを取り入れると効果的です。

もちろん、相手が何か失敗した事を嘲笑したり思い出させるのではなく、相手とのポジティブな思い出をしっかりと書き出すようにしたいところです。そして、最後に感謝の気持ちをしっかりと述べる事で相手に気持ちが伝わります。

もし、今後も飲みにいけそうな人物であれば、“ぜひ、次回もお時間が合いましたらご参加頂けると幸いです”といった形で、一言添えるだけでも気持ちがよいです。

【例文】飲み会のお礼

飲み会や食事後のメールの例文を紹介します。

飲み会のお礼メールの例文

件名:昨日の食事会のお礼

〇〇部長 お疲れ様です。

〇〇です。

昨日は、素晴らしい料理とお酒をごちそうになりまして、誠にありがとうございました。自分ではとても発見出来ない素敵なお店をご紹介頂き、大変感動しています。

また、仕事の悩みを伝えた際、“お前は悩むより、突き進むタイプ。時間を無駄にする事こそ、お前の良さがでない”と伝えてくれた事、本当に嬉しかったです。

本来ならば直接お会いしてお礼の言葉を伝えるべきところ、あいにく本日出張の為在社していない為、メールにてご連絡いたしました。昨日の食事会のお礼を申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

飲み会や食事のお礼は必ず送って上司や取引先との関係を良好に保とう!

会社員になると社内や社外で飲み会や食事の機会は増えます。飲み会や食事のお礼メールを送るか否かで、上司や取引先からの評価もかなり変わってきます。面倒ではありますが長い関係性を保つために欠かせない働きかけの工夫の一つです。送らない手はありません。必ず1本送るように心がけて下さい。