挨拶・マナー

お客様宛の年末の挨拶文マナーや書き方を解説!例文あり!



お客様宛の年末の挨拶文マナーを解説!例文あり!

1年お世話になった方に年末の挨拶文を送る事は、社会人としてのマナーです。年末の挨拶文は社内や取引先だけでなく、お客様にも送る必要がある方も居るでしょう。特にアパレル・サロン・エステなどはお客様ありきのビジネスです。忙しい年末だからこそマナー違反にならない挨拶をしたいものです。年末の挨拶文をお客様に送る場合のマナーと例文をご紹介します。

お客様に年末の挨拶を送る際のタイミング

年末の挨拶を自社のサービスをご利用頂いているお客様に対して行う事は、お客様との信頼関係を築く上で大変重要なものとなります。一度だけ自社のサービスを利用して頂いたお客様であっても、顧客情報を持っている場合、感謝の気持ちを込めた年末の挨拶をすると丁寧な印象を与える事が出来るでしょう。しかし、年末年始は誰もが忙しいシーズンです。年末の挨拶のタイミングを誤るとお客様に対して失礼を働いてしまうかもしれません。一体、いつからどのタイミングで挨拶のメール・郵送をするのが適切なのでしょうか。

早めがおすすめ

お客様だけでなく、年末はどんな方でも忙しい時期です。お客様がお仕事をされている方であればその最終営業日もありますし、仮にされていないお客様でも年末が近ければ近いほど忙しいでしょう。一般的な企業の最終営業日は12月28日といわれており、ビジネスの取引先向けであればその1週間前から数日前に挨拶文を出すのがマナーとされています。しかし、アパレル・サロン・エステなどの店舗の場合は年末に訪れたいお客様もいる為、少し早めにお伝えすると丁寧です。業種にもよりますが10日前から1週間前だと安心でしょう。

お客様に年末の挨拶文を送る際の注意点

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お客様に年末の挨拶文を送る際、注意したいポイントが大きく分けて2つあります。

  • 一目で年末の挨拶と分かるタイトル
  • 年末年始の営業日の連絡

それぞれ解説していきましょう。

一目で年末の挨拶と分かるタイトル

お客様であれば、一般的には普段から頻繁に連絡を取り合っているわけではないでしょう。会社間のビジネス取引であればタイミング的に、“年末の挨拶か”と予想する事も出来ますが、滅多に連絡がやってこないお客様とのやり取りの場合はタイトルに注意が必要となります。「〇〇様へ」とメールがやってきた場合、なにかの販売かトラブルか、お客様に不安・不快感を与えてしまいます。

まず「年末のご挨拶」とか「年末年始の営業時間のお知らせ」といった形のタイトルで送付するようにしましょう。誰が見ても年末の挨拶文とわかるタイトルで送るのが、最低限のマナーです。

年末年始の営業日の連絡

お客様はビジネス相手ではなく、自社サービスなどを購入したり利用してくれている顧客です。その為、お客様が知りたいのは差出人となる企業や店舗の年末年始の営業時間になります。いつから新年の営業が始まるのかを知っていればお客様にエステ・アパレル・サロンなどのテンポに足を運んで頂くきっかけにもなります。お客様へ年末の挨拶をする場合、必ず「年末年始の営業時間」を書き記す事を忘れないようにしましょう。

お客様に年末の挨拶文を作成する際のポイント

お客様向けに年末の挨拶文を作成する場合、押さえておくべきポイントがあります。まず、前述した「年末年始の営業時間」です。これは必須ですので、日にちと曜日に間違えないように何度も見返しましょう。次に、「1年の感謝の言葉と来年の抱負」を記載するのがマナーです。最後に軽く挨拶を入れたり、お客さまとカジュアルな関係性であればご購入いただいた商品、サービスについて軽く触れてもいいでしょう。

お客様への年末の挨拶文の例文

前述した注意点やポイントを踏まえて、お客様への年末の挨拶における例文を紹介します。あくまで参考として、自社の文化やサロン・アパレル・エステなどの営業スタイルに合わせた挨拶文を作成しましょう。

例文(件名)

年末のご挨拶 年末年始の営業時間のお知らせ

例文(本文)

〇〇様(お客様各位)

いつも大変お世話になっております。
〇〇百貨店 〇〇部 〇〇と申します。

年の瀬が迫り、今年も残りわずかとなりました。

〇〇様には、今年一年、格別のご愛顧を頂き、厚くお礼を申し上げます。
ご購入頂きました〇〇はいかがでしょうか。
来年もスタッフ一同サービスを向上させる所存でございます。
来る年も〇〇様のご健闘とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

なお、年末年始の営業日は下記の日程となります。

年内営業日:12月◯日◯時まで
年始営業日:1月◯日◯時より

休業期間中につきましては、何かとご迷惑をおかけ致します。

店舗やコールセンター・アパレル・エステ・サロンなどのサービス、法人向けのサービスなどその業態によっても内容が変わってくるでしょう。例文を参考に、正しいマナーを守った年末の挨拶文をお客様にメール・郵送で送りましょう。

お客様との関係維持の為にもマナーを守ろう

年末のお知らせを感謝の気持ちと共にもらう事により、お客様もその企業との結びつきを強く感じる事が出来ます。特にリピートしてもらう事が重要な商材やサービスを提供するビジネス形態の企業にとって、お客様との関係性維持は大変重要です。お客様に信頼される感謝のこもった年末の挨拶文を送りましょう。