書き方・例文

学校の対応に納得がいかない時に提出する抗議文の書き方・注意点・例文をご紹介!不信感や苦情・いじめ問題



学校へ提出する抗議文の書き方・注意点・例文をご紹介!いじめ問題に役立つ

学校生活を送っていると子供たちの成長の過程で様々なトラブルも発生します。学校の対応に納得がいかない場合や不信感が募る時もあると思います。教室の環境の劣悪さ・いじめ問題・催し事への不満・先生への不信感…。子供を学校へ預けている親の立場としては見過ごせないレベルの酷い問題もゼロだとは言い切れません。学校へ提出する抗議文や苦情の書き方を解説します。

抗議文とは?

学校に対して何か不満・不信感を抱いた際への提出資料を指します。

言い方を変えると「苦情」「クレーム」です。

学校に出される抗議文の多くは「子供に対しての対応について」です。

子供がいじめられているのに学校側は何もしてくれない

先生が子供に対して理不尽に怒った

学校に対して抗議を唱える際の提出資料です。

抗議文を考える前に…証拠集めが重要!

書き方・例文、抗議文、テンプレート

抗議文を考える前にまずは一度落ち着いて下さい。

一度抗議文を提出してしまうと、学校や先生、時には保護者達を敵に回して人間関係に亀裂が生じるというリスクもついて回ります。

落ち着いて考えて、それでも抗議を決断したら正当な抗議を行う為の「証拠集め」に努める姿勢が不可欠です。

証言を集めよう

例えば、「子供が先生に叩かれた」という事案の場合に必要になる証拠が「周りの証言」です。

監視カメラの映像をチェック

学校に監視カメラが設置されているとすれば、以下のような限られた場所です。

  • 校門前
  • 教員室の出入り口
  • 駐車場
  • 通学路

しかし…押さえたい現場が都合良く映っている可能性は極めて低いです。

友達や近しい人にヒアリング

まずは子供と仲の良い友達に尋ねて下さい。

尋ねる場なら、後にトラブルにならない為にその子の親に承諾を得るようにして下さい。

詳細な記録を取る

また、子供がいじめを受けている場合は、まずは詳細な記録を取る事が大切です。

例えば以下のようなどんな些細な事でも写真や文字に起こしたりして記録に残す事が大切です。

  • 転んでも出来なさそうな怪我をしている
  • 学校で使用している物の壊れ方がおかしい
  • 洋服・持ち物の汚れがひどく、足跡がある
  • 子供の生活リズムの乱れ

また、子供が協力的であれば、どんな行為をされたか聞き出し記録しておく事も大切です。

学校への抗議文における書き方ポイント・注意点

書き方のポイント・注意点は以下のとおりです。

伝える順番に注意

下記のような順番で文章を作成していくと、より伝わりやすい抗議文となるので意識しながら作成して下さい。

  1. 事実(何があったのか客観的に)
  2. 気持ち(事実を知ってどんな気持ちを抱いたか)
  3. 提案(学校側にどう対処してほしいのか)

事実の部分は時系列がバラバラになりやすく、相手に伝わりにくい抗議文になりかねません。

正しく伝える為に、時系列をしっかり守って書きます。

抗議文を書く前に、メモなどに書き出して順番をつけると書きやすくなります。

感情的になるのはNG

感情的なうちはトラブルに発展してしまい、かえって火に油を注いでしまう結果になりかねません。

そのような状況であれば、思っている事を行動に移さないようにして下さい。

感情的な状態であれば、まずは深呼吸をして冷静になる心がけが欠かせません。

問題点をしっかりと伝える

問題点をしっかりと伝えなければ、学校側は何が問題だったのか理解出来ずに思うような解決方法を引き出す事が困難になり得ます。

  • 学校のどのような対応に腹が立っているのか
  • 学校にどのように対応してほしいのか

まずは上記の2点を整理して下さい。

ここで「あれも・これも」と出てきてしまうとは思いますが、全て伝えてしまうと、内容がぼやけてしまいます。

なので、中でも最も解決してほしい問題についてを指摘されるように心がけて下さい。

以下のポイントを抑えて、持っている情報は全て伝えて下さい。

  • いつ
  • どこで
  • だれが
  • だれと
  • なにをした

基本的には必ず上記の5点を伝えられるように情報集めをしておくとスムーズに進みます。

その他にも持っている情報はすべて伝えるようにして下さい。

信憑性に欠けるものでも、その状況を伝えた上で伝えると良いです。

ただし、現在調査中であれば水面下で学校側に対策を取られてしまう恐れもあります。

出来ればすべての調査が完了して、結果が判明した上で抗議文を提出すれば有利に働きます。

学校への抗議文の例文

抗議文には特に決められた様式はありませんが、誰から誰宛ての資料か分かるように、差出人・宛名は必ず書き込みます。

また、スムーズに連絡が取れるように、電話番号も書き込みます。

具体的な例文をチェックしていきます。

例文1:学校へ提出する抗議文

一般的な抗議文の例文は以下のとおりです。

例文

拝啓

いつも娘の●●が大変お世話になっております。

さて、先日の〇〇で娘の●●の頭を叩いたという事を聞き、疑問を感じました。

娘から聞いている事は「体調が悪く立つ事が出来なかったら、●●先生に理由も聞かれずに、早く立てと頭を叩かれた」という事です。

こちらでも事実確認の為に、その時の状況をクラスの数人から証言を得ています。

普段娘に手を焼いているという事は聞いておりましたが、だからといって何も聞かずに手を出す事は良い事なのでしょうか?

以後このような事が繰り返されないよう、強く抗議いたします。

普段●●先生には的確なご指導をいただいていると定評がある事も認めておりますので、上記の問題点をご考慮いただければ幸いです。

敬具

例文2:後日話し合いの場を設けたい場合の抗議文

後日話し合いの場を設けたい場合に出す抗議文は以下のとおりです。

例文

◯年◯月◯日
●●学校
●● ●●様(校長先生や担任の先生の名前)
●● ●●(自分の名前)
郵便番号・住所
電話番号
〇〇について(手紙の内容を表題に)

拝啓

いつも息子の●●が大変お世話になっております。

早速ですが、本日は折り入ってご相談があり、お手紙を差し上げました。

先日息子が大泣きして家に帰宅してまいりました。泣く事なんて珍しい事ですので不審に思い問いただしましたところ、学校で毎日●●君と●●君に蹴られているという事を聞きました。

これまでは我慢出来ていたようなのですが、毎日のように行われる為先日ついに我慢が出来なくなってしまったようです。

一度この件につきまして、ご相談に伺いたく存じますので、よろしくお願いいたします。

取り急ぎお願いまで申し上げます。

敬具

例文3:資料にて事実確認・問題指摘

まずは資料で、事実の確認と問題点を指摘したい場合の抗議文は以下のとおりです。

例文

◯年◯月◯日
●●学校
●● ●●様(校長先生や担任の先生の名前)
●● ●●(自分の名前)
郵便番号・住所
電話番号
〇〇について(手紙の内容を表題に)

抗議文は冷静さ・証拠集め・分かりやすさが肝

抗議文を出す際のポイントをまとめると以下の通りです。

  • まずは冷静になり事実確認(証拠集め)を行う
  • 証拠が集まったらすべて提示
  • 抗議文を実際に書くときには時系列や各順番に気をつける
  • 問題点をしっかりと説明

抗議文を出すという行動はとても勇気・時間・エネルギーが必要です。

せっかく勇気を出して抗議文を提出したのに、相手に伝わらないという事はとても残念です。

まずは、抗議文の下書きをして伝えたい事がすべて書かれているか、伝わりやすい文章に仕上がったかをチェックしてから正式な抗議文の作成をおすすめします。

また、別紙などで証拠提示がある場合「別紙あり」などと書いておくと分かりやすいです。