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取引先との懇親会に参加したら~お礼メールや挨拶のビジネスマナーや例文を紹介!社外との良好な関係を維持しよう!



取引先との懇親会に参加したら~お礼メールや挨拶のビジネスマナーや例文を紹介!社外との良好な関係を維持しよう!

取引先との懇親会に参加したら忘れずにお礼メールや挨拶をして下さい。その際のビジネスマナーや例文を紹介します。社外との良好な関係を維持すると仕事も円滑に進みます。ビジネスマンになると、会社関係で食事会などに参加する機会は増えてきます。

その中の一つ、懇親会に取引先から招かれた場合は解散後にお礼メールを送る必要があります。懇親会のお礼メールには、マナーがいくつかあります。

懇親会とは?

親睦会とは、参加している人同士の親交を深める為に開かれる会の事です。基本的には、組織や集団に属うる人たち同士で開かれているカジュアルな会です。

なお、懇親会に似たような会に「親睦会」という会があります。懇親会はまだ深く知らない人同士が仲を深める為に開かれる会ですが、親睦会の場合は身内間での仲をより一層深める際に使われる事が多いです。このような違いはありますが、どちらも「仲を深める」という同じ意味があります。

懇親会の流れ

  1. 開会の言葉
  2. 来賓挨拶・乾杯
  3. 食事・歓談
  4. 閉会の挨拶

懇親会は上記のような流れで進行します。開会の言葉では、親睦会の目的を伝えて集まって頂いた皆さまに挨拶をします。開会の言葉が終わると、次に来賓の方の挨拶と乾杯の音頭を取ります。それからゆっくり歓談しながら食事を取り、閉会の挨拶をしてその場を締めます。

懇親会のお礼メールを送るタイミングは、会場を後にした後で問題ありません。

懇親会3つの基本ビジネスマナー

特に覚えておいてほしい3つのビジネスマナーについて紹介します。

【懇親会のビジネスマナー①】席次をチェック

座るところが指定されていない場合は、上座・下座を意識して座りましょう。

入り口から離れている場所が上座、近くが下座と覚えておくといいです。

この席次は懇親会に関わらす、ビジネスシーンではよく使うマナーなので覚えておきましょう。

【懇親会のビジネスマナー②】お酒を注ぐ前には一言声をかける

お酒を注ぐ際には、必ず「失礼します」などと一言声をかけてからにして下さい。体質的にお酒が得意でない人や、中にはアレルギーを持っている方もいらっしゃいます。

色々な事情でお酒が飲めない方もいらっしゃるので、必ず一言声をかけてからグラスに注ぐようにして下さい。

【懇親会のビジネスマナー③】自分の話ばかりにならないように

場が盛り上がると、つい自分の話をしてしまいがちです。興味深く聞いてくれていると感じていたとしても、本当に楽しくて聞いているとは限りません。

「自分ばかり話している」と感じたときは「あなたはどうですか?」と質問する形で話を振って下さい。

ビジネスシーンでのコミュニケーションの場でやってはいけない事が「会話泥棒」です。例えば「先週カラオケに行って…」と相手が話し始めたのを聞き「私も先週カラオケ行きました!採点で**点を出して…」と、質問をされてもいないのに自分の話をしてしまう事を「会話泥棒」と言います。誰かが話しているときは、しっかりと耳を傾ける事も意識して下さいね。

取引先との懇親会のお礼ビジネスメール~3つのマナー

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取引先との懇親会の後に送るお礼メールには、知っておくべき3つのマナーが存在します。それぞれ詳しく解説していきます。

【ビジネスメールマナー①】メールは翌日までに送る

取引先との懇親会の後に送るメールは、必ず翌日までに送るようにして下さい。ビジネスシーンでのメールのやり取りは、基本的には受け取った当日中(24時間以内)に返信するのがマナーです。懇親会も同様で、一番良いタイミングは終わった後の当日中に送れるとベストです。

【ビジネスメールマナー②】内容・件名

「当日中に送らないと!」と焦ってメールを作成してしまうと、感謝の気持ちが伝わらない内容になってしまいがちです。

  • 「~~に関して、アドバイスを頂けて大変勉強になりました」
  • 「~~のお話、大変勉強になりました。今後に生かしていきたいと思います」

などと、具体的な内容にすると「ちゃんと話を聞いてくれいた」「本当に喜んでくれていたんだな」などと思ってもらう事が出来ます。更に、件名には「親睦会の御礼【株式会社〇〇 〇〇】」とすると、相手はあなたの顔が思い浮かびやすくなります。

【ビジネスメールマナー③】「取り急ぎ」はNG

お礼メールでよく使われる一言が「取り急ぎ御礼まで」というフレーズです。これは、他の要件があるので多くの時間を割く事が出来ないという意味で受け取られてしまう事があります。

「まずは御礼を申し上げます」「略儀ながら、お礼申し上げます」などという一言に言い換える事をおすすめします。

【例文】取引先との懇親会のお礼メール

懇親会のお礼メールの例文は以下のとおりです。

例文①

件名:懇親会のお礼【株式会社〇〇〇〇 氏名】

株式会社〇〇
〇〇部
〇〇様

お世話になっております。
株式会社〇〇〇〇の〇〇です。

本日は、弊社懇親会にご参加頂き、誠にありがとうございます。

〇〇様の貴重なお時間を割いて頂きまして深謝いたします。

お仕事の相談など、様々なお話をさせて頂き本当に有意義な時間となりました。

〇〇様の趣味が〇〇という事で、たくさんお話を聞かせて頂いた中で、私にも~~からだと始めやすいかなと思ったので、早速明日から初めてみようかと思っております。

まずは、本日のお礼まで。

今後とも変わらぬご高配を賜わりますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

~署名~

例文②

件名:懇親会のお礼【株式会社〇〇〇〇 氏名】

株式会社〇〇
〇〇部
〇〇様

お世話になっております。
株式会社〇〇〇〇の〇〇です。

本日はお忙しい中、弊社の懇親会にご参加頂きまして誠にありがとうございました。

弊社〇〇も、〇〇様とお会い出来た事大変喜んでおりました。

また、以前からお伺いしたかった~~についても伺う事が出来て、大変勉強になりました。

ご紹介を受けました~~の件につきましても、ぜひ前向きに検討させて頂きたいと思っております。

まずは本日のお礼まで。

今後とも変わらぬご交誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

取引先との懇親会に参加したらお礼メールや挨拶を忘れずに!最低限のビジネスマナーです

取引先との懇親会に参加したら、終了後の翌日までにはお礼メールを送らなければいけません。お礼メールの内容は主に、参加して頂いた事に関してのお礼とその日のエピソードを簡単に入れると、感謝の気持ちがこもった好印象なメールを作る事が出来ます。

定型文のみの内容にならないように、気をつけて作成して下さい。このような小さな気遣いがビジネスにおける長期的かつ安定的な信頼関係構築の土台になっていきます。