とても便利な季節の挨拶の参考になる文例を紹介します。4月5月6月と年度始から3月の年度末まで1年分をチェックできます。季節感を添えて風情を楽しめる余裕のあるメールや挨拶文を作れるようになれると素敵です♪
誰かに手紙を出す際に季節の挨拶を入れるのは、日本ならではの風習です。この季節の挨拶の事を「時候の挨拶」と言います。天気やその季節の気候、寒暖を表すと同時に相手の健康を気遣うような意味も含まれています。ビジネスシーンではもちろん、先輩や友人などへ手紙を出す際にも使えるので覚えておくと便利です。
- 季節の挨拶の使い方
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:1月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:2月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:3月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:4月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:5月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:6月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:7月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:8月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:9月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:10月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:11月
- メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:12月
- とても便利な季節の挨拶を4月5月6月と年度始から3月の年度末まで使いこなしてメールや挨拶文に季節感を添えよう♪
季節の挨拶の使い方
季節の挨拶は、メールや挨拶状や手紙やはがきなどで頭語(拝啓など)に続く書き出しの一文です。基本的に四季や天候などの言葉が使われます。
季節の挨拶は2種類
- 漢語調
- 口語調
漢語調は、目上の人やマナーに厳しい相手へ手紙やはがきを送る際に使われる季節の挨拶です。口語調は、仲のいい人や親戚などへ手紙や葉書を送る際に使われる季節の挨拶です。どちらを使うか、相手との関係性を見て選ぶようにするとGOODです。
お詫びやお見舞いの手紙では使わない
お詫びやお見舞いの手紙では使わないとおぼえておきましょう。お詫びの手紙では「申し訳ない」気持ちを伝える事が目的です。単刀直入に本題へ入るようにして下さい。そして、お見舞いの手紙では相手の体調を気遣う事が目的です。こちらも基本的には使わないです。
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:1月

1月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 新春の候
- 厳寒の候
- 頌春の候
- 初春の候
- 寒気事のほか厳しく
- 皆さま、お元気で新年をお迎えの事と存じます
- 初春に相応しくのどかな天気が続いています
- 年が明けまだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます
- お正月気分も抜けて、益々寒さが厳しくなってきました
- あけましておめでとうございます。〇〇さんはどんな正月をお過ごしでしたか
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:2月
2月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 立春の候
- 晩冬の候
- 向春の候
- 余寒の候
- 残雪の行
- 余寒厳しき折から
- 立春とは名ばかりで、まだまだ寒い日が続いております
- 余寒厳しい毎日が続いています
- 春一番が吹き、寒さもようやく和らい出来ました
- 雪深い〇〇では、立春とはいえ真冬の寒さが続いております
- 本格的な寒さが身にしみるころ、風邪をひいていませんか
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:3月
3月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 早春の候
- 春暖の候
- 浅春の候
- 春寒のゆるむ候
- 梅の香りがさわやかに漂う春暖の候
- 旅立ちの春を迎え、日増しに暖かさを感じています
- 日差しの柔らかさに、身も心もはずむ思いです
- サクラの開花が待ち遠しいこのごろですが、〇〇さんはいかがお過ごしですか
- 沈丁花の甘い香りがただよい、春の訪れを告げています
- 春らしい陽ざしを感じるこのごろ、ご健勝にお過ごしの事と存じます
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:4月
4月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 陽春の候
- 桜花の候
- 桜花爛漫の候
- 暮春の候
- 花冷えの候
- サクラの花の便りが聞かれる頃になりました
- ようやく草木萌えいづる季節になりました
- 若草も日増しに伸びて参りました
- うららかな季節となりました
- いよいよ潮干狩りシーズンとなりました
- もうすぐゴールデンウィークですね。今年の予定はお決まりですか?
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:5月
5月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 新緑の候
- 薫風の候
- 惜春の候
- 立夏の候
- 行く春を惜しむ間もなく〇〇様におかれましては、日々ご多忙の事と存じます
- 桜若葉がみずみずしい季節となりました
- 卯の花に夏を思う頃となりました
- 田を渡る風が気持ちのいい季節となりました
- 鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。〇〇さんは元気にお過ごしでしょうか
- 初夏の風が、心地よく頬をなでてゆきます
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:6月
6月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 初夏の候
- 向暑の候
- 梅雨の候
- 入梅の候
- 黄梅の候
- 梅雨に入り鬱陶しい毎日が続いています
- 五月雨に漂う入梅の候、〇〇さんにおかれましては元気でご活躍の事と存じます
- 梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、お変わりございませんでしょうか
- 長かった梅雨もあけて、初夏の風が爽やかな季節となりました
- 衣替えの季節となりました
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:7月
7月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 盛夏の候
- 大暑の候
- 炎暑の候
- 暑中見舞い申し上げます
- 天の川が、ひときわ美しい季節となりました
- 暑さが日毎に加わって参ります
- 降りしきるセミの声に、夏の盛を感じる頃となりました
- 七夕の笹が、わずかな風に揺れています
- 空の青さが夏らしく輝きをましてきました
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:8月
8月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 晩夏の候
- 立秋の候
- 残暑の候
- 残炎の候
- 立秋とはいえまだまだ暑い日が続きます
- 立秋とは名ばかりの暑い日が続いております
- 熱帯夜の続く毎日ですが、〇〇様はお元気にお過ごしでしょうか
- 盆踊りの賑やかな音色が聞こえてきます
- 晩夏のみぎり
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:9月
9月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 初秋の候
- 深秋の候
- 白露の候
- コスモスが風に揺れ、朝夕は過ごしやすくなって参りました
- 朝の空気に、爽秋の気配が感じられる頃となりました
- 田んぼの稲が金色に輝く季節となりました
- 立秋とはいえ、まだまだ暑い日が続きます
- 朝晩はだいぶ過ごしやすく感じられるようになりましたね
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:10月
10月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 秋涼の候
- 秋雨の候
- 紅葉の候
- 初霜の候
- 菊の花が香る季節となりました
- 清々しい好転が続く今日この頃です
- 秋の声が聞こえる、美しい季節が到来しました
- そろそろ紅葉が楽しめる季節となりました
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:11月
11月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 晩秋の候
- 暮秋の候
- 深秋の候
- 落葉の候
- 吐く息の白さに秋の終わりを感じる頃となりました
- 落ち葉が風に舞う頃となりました
- いよいよ秋も深まって参りました
- 秋も深まり、朝夕はめっきり冷え込むようになりました
- 木枯らしが吹き、日毎に秋が深まっていくようです
メールや挨拶文に季節感を添える参考になる文例:12月
12月のメールや挨拶文に季節感を添える文例は以下の通りです。
- 初冬の候
- 師走の候
- 木枯の候
- 短日の候
- 師走に入り慌ただしい毎日が続いております
- 年の瀬の寒気、いよいよ厳しい季節となりました
- カレンダーも最後の1枚になりました
- 寒さも日毎に増します、今日このごろ。〇〇様はお変わり無くご健勝にて何よりと存じます
- 早いもので今年も暮れようとしています。どのような1年になりましたか?
とても便利な季節の挨拶を4月5月6月と年度始から3月の年度末まで使いこなしてメールや挨拶文に季節感を添えよう♪
季節の挨拶について紹介しました。挨拶文を読む事で季節を感じさせられるようなメッセージにすると好印象です。例えば4月5月6月と春から夏にかける3ヶ月だけでも季節が絶妙に違って風情を感じる事が出来ます。
お仕事でバタバタしている忙しい年度末の3月にも季節の表現を挨拶状やメールに添えられるとほっこりした気持ちにもなります。相手の住んでいる地域や、あなたが住んでいる地域で感じている季節感を入れられると尚素敵です。季節感のある挨拶状やメールを心がけてみると良いです。