書き方・例文

教育実習生必見!小学校や中学校や高校で実施する研究授業の案内文の書き方の注意点や例文を解説!



教育実習生必見!小学校や中学校や高校で実施する研究授業の案内文の書き方の注意点や例文を解説!

小学校や中学校や高校に赴いて教育実習をする先生の卵の方や現役の先生は研修の一環で研究授業の案内を作る機会があります。しかし、普段研究授業の案内を作らない方の場合、どういった内容で作ればよいか悩んでしまうはずです。研究授業の案内の書き方や例文を紹介します。

【例文】研究授業の案内文

研究授業を作る時の案内文の例文を紹介していきます。案内文はその小学校や中学校や高校や教育実習の内容によっても変わってくるかもしれません。案内文の例文を紹介しますが、ぜひご自身の行う教育実習のシチュエーションに合わせてアレンジしてみて下さい。

【例文】研究授業の案内文

●●センター所長
●●小学校校長

日付

●●小学校校長

〇〇研修における研究授業の実施について(ご案内)

春暖の候、皆様におかれましては益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。平素より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、本校では〇〇研修の一環として、〇〇の研究授業を下記の通り実施致します。ご多用中とは存じますが、〇〇の職員の皆様にご参観頂き、ご指導ご助言を賜りますようご案内申し上げます。

①実施日〇〇
②研究授業〇〇
③日程〇〇
④その他〇〇〇〇

署名欄

【例文】申込欄を作る場合の案内文

案内文を作る時、申込の用紙も同封する事があるかもしれません。その時、1枚にそれらを記載してしまうと要素が多くなり過ぎてしまい、受け取った相手が読みにくく感じてしまう可能性がありますう。

その為、ポイントとして2枚綴りとし、二枚目に参加の申込書を作るといった方法を取って下さい。簡単な例文を紹介します。

研究授業参加申込書

研究授業について、下記のように参加者を制限致します。ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

●●

申込欄
所属名
所在地
電話
FAX
職名
名前
参加時間
備考 ※その他の注意事項

このように、枠を使いながらバランスよく全体を仕上げるように作っていきます。

研究授業の案内文の書き方

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案内文を作る時、書き方はごくシンプルで構いません。案内文の書き方について紹介していきます。

研究授業の案内文は構成を守れば問題なし

案内文を作る上でポイントになってくるのが、構成を守って作られているか否かといった部分です。基本的に研究授業の案内文に限らず、案内文は全体の構成に型がある程度定められている事から、それに沿って作られていれば問題ありません。

例えば、研究授業の案内文の例文を見ていきます。以下のが作られています。

  • 日付
  • 小学校や中学校や高校の署名欄
  • 挨拶文
  • インフォメーション
参加申込に関わる事項はシチュエーションによっても変わってきますが、FAXで返信またはメールでの返信を促す事がポイントです。

資料で送付される事も多いですが、近年はメールで案内文を作る事もあります。ただし、資料で残しておく事が基本なので、添付した形で作られている事を考えて作って下さい。

時候の挨拶を取り入れる

上記の例文には、【春暖の候、皆様におかれましては益々ご清祥の事とお慶び申し上げます】といった挨拶文が作られています。これは、時候の挨拶であり、格式高い資料を作る時に用いられるものです。

特に難しいものではなく、あくまで定められている事柄なので取り入れる事で全体の資料の格式が高まります。

季節に応じたものを利用したいところです。

もちろん、少しカジュアルな雰囲気を演出したいといった場合には、時候の挨拶ではなく、季節の挨拶を利用してもよいです。

研究授業について

案内文を作る時、もっとも重要なのが研究授業の内容をはっきりと案内文を作る側が理解している事です。そもそも、研究授業とは教育実習生の授業やさまざまな授業を第三者にチェックしてもらうものです。

その為、どういった部分を見てもらいたいのか、そしてどういった助言をもらいたいのか、そこを重視した上で案内文を作る事が必要になります。

目的を明確に作る

案内文を作る上で重要になるのが、どんな目的で研究授業が開催されるかといった部分です。例えば、ただ漠然と授業をチェックしてほしいといっただけでは、その研究授業を行う意味がありません。

また、とにかく助言を下さい…といった案内をしてしまうと、ただのダメ出しになってしまう事から、あまり改善は見られず、逆に教育実習生にとってトラウマになってしまう恐れがあります。その為、研究授業に必要な事は漠然とした所感ではなく、改善の余地があると思われる部分ピンポイントでの指摘を案内する事になります。

また、はっきりと授業者の思いも伝えておく事で、出席者にもその方向性が伝わりやすいです。人それぞれ授業に対する正解があり、それを教育実習生に押し付けるような形の研究授業にならないような配慮が不可欠です。

次に繋がるように

案内文を作る時、シンプルにその事実だけを伝えるといった方法がおすすめです。例文のように、シンプルかつ簡潔な内容で案内文を作るのがマナーといえます。

しかし、一方で上記のようにはっきりと研究授業の目的であったり、次に活かす為の内容で実施されなければ意味がありません。その為、大切になってくるのは、参加者の一つずつのコメントが重要であるといった旨を記載するポイントです。

研究授業の目的を忘れず、はっきりと教職員たちが次に繋がるような内容で作られている、そんな研究授業の案内文を作れるように心がけて下さい。

研究授業の案内文をルールを守った書き方で作って小学校や中学校での意義ある教育実習に!

研究授業の作成方法がわからないといった方は、サンプルをチェックしながら書き方を把握して案内文を作って下さい。第三者にチェックしてもらいながら、素晴らしい案内文が作れるように努力してみて下さい。そうする事で、小学校や中学校における教育実習が意味のあるものになります。

多くの先輩方のフィードバックを頂いて、成長に生かせるような教育実習を行って下さい。