仕事をしていれば誰もが悩みを抱えるものです。今後どうすべきか、どういった方法で難局を乗り越えるべきか、あのやり方は合っていたのかなど、何かと悩みを抱えてしまう方は少なくありません。その為社内で様々な人に相談したくなる気持ちになります。人間関係やメンタル不調をはじめとした仕事の悩み相談の仕方を解説します。相談の仕方がよくわからない人必見のビジネスマナーです。
相談自体はよくある事?
仕事をしていると色々な悩みが絶えません。
- 仕事内容
- 人間関係
- メンタル不調
ビジネスシーンで相談をする場合、じつはマナーが存在しているといわれています。詳しくは後述しますが、誰から構わず相談を持ちかけるといった行為は褒められたものではない…といった意見も少なからず存在しているのです。
仮に相談が問題視されるのであれば、恐らくそれは以下のポイントです。
- タイミング
- 相手
- 内容
社内で相談する事自体は問題はないといった前提に立ち、そこからどのような方法が適しているのか考えていきます。
ビジネスシーンでの悩み相談の仕方
ビジネスシーンで相談をする際、どのような事に注意すべきか。ビジネスシーンにおけるマナーについて考えていきます。
【悩み相談の仕方①】自分のペースで話しかけない
ビジネスシーンで相談を持ちかける際、意外にやってしまいがちなのが自分のペースで話してしまう事です。例えば、職場で仕事中になんの前触れもなくいきなり話を持ちかけられたらどうでしょうか。
もし、自分が時間内に必ずやりきらないとならない仕事をしている際、相手からいきなりダラダラと話しかけられても面倒な対応しか出来ません。
さらに、むげに断ると相手に悪いといった気持ちもあり、後で“あの時、冷たく言い放ってしまって悪かったな”といった気持ちになる事もあり、どちらにせよポジティブな結果に繋がらない可能性があります。
【悩み相談の仕方②】相手を選ぶ
ビジネスにおける相談をする際、その相手の選び方には必ず注意しなければなりません。
メンタル不調の部分であれば何らかの答えをもらえるかもしれませんが、仕事内容によっては全くお門違いな答えとなる事もあるのです。
もちろん、第三者としては関係しないプロジェクトに首を突っ来んだところで下手な事はいえないといった懸念もあるかもしれません。
【悩み相談の仕方③】相談事はまとめる
ビジネスシーンで相談をする際、注意したいのが内容をしっかりとまとめる事が出来ているか、といった部分です。しっかりとその内容をまとめておかないと、何をどうしたいのか一切相手に伝わらなくなってしまいます。
とくに仕事をしている最中に話を聞かされて、それがただの愚痴であったら相手にとってはいい迷惑です。愚痴をこぼせない職場というのも息が詰まってしまうかもしれませんが、それはプライベートな時間に伝えたり、別の人に伝えるのがビジネスパーソンとしてのマナーです。
【悩み相談の仕方④】プライベートな相談は特に配慮を
職場でプライベートな相談をしようと考えている方もいます。とはいえ、あまりプライベートを職場に持ち込む事はよくないと考えている方もいるなど、さじ加減が難しいところです。たしかに職場によっては相手の仕事をわざわざ止め、プライベートについて話すのはマナー違反とみなす事があります。
さて、もしプライベートな相談が出来そうな雰囲気の職場だった場合、どういった方法がよいのか。まず、予め相談ごとがある事をその方に伝えて下さい。
プライベートな事でちょっと…といった事を伝え、後で時間が空いた時に連絡を下さいといった形で報告します。相手も自分の時間が持てる事と、プライベートの相談がある事が理解出来る為、落ち着いた心構えで対応出来ます。
【悩み相談の仕方⑤】時間帯に注意
相談をしたいと思いながら、ずるずると終業時間近くになってしまった。こんな方は少なくないです。実際、終業時間になってしまえばされた側も早く帰りたいと思ってしまいますし、やや迷惑をかけてしまう恐れがあります。
仕事での相談の仕方がわからない時は相談方法を友達や同僚に質問するのもアリ
ビジネスシーンでの相談は、相手の立場に立つ事が大切になります。諸々注意した上で対応を進めるよう心がけたいところです。仕事や会社での人間関係やメンタル不調の相談の仕方がわからない場合は、社外の会社員をしている友達にハウツーをヒアリングしてみるのもヒントになるかもしれません。
いきなり上司に相談を持ち掛けて失敗をしない為にも、同年代の友達や同僚に事前に「相談の仕方」を聞いてみるのも安全で順序立った対処です。