その時々で食べたいものを購入する人もいれば、しっかりとレシピを決めてから料理を作りたいと思う人もいて、様々です。小学校や保育園etcでは献立表が良く使われています。各家庭の家族で使うという方法も十分アリです。特に家計を考える時に便利で収支をはっきり把握出来ます。献立表とは?作り方やテンプレートやアプリetcを紹介します。
献立表とは?
献立表とは、提供される食事のメニュー表です。作る側や食べる側がはっきりとその日の食事を理解する場合に必要な資料です。
何が提供されるのかや何を提供するのかを把握出来ると、食べる側はワクワクしますし、作る側は把握しやすいです。
献立表は、一般家庭だけでなく以下のような施設で使われるケースが多いです。
- 保育園
- 幼稚園
- 小学生
- 学食
- 社員食堂
献立表の作り方
保育園や幼稚園や小学校での献立表には何が求められるかチェックします。
エクセルか手書きかetc作成手段を決める
献立表を手作りする際、スタンダードなのはエクセル表での作成です。手書きで書いた後でエクセルでまとめる方法もありますし、全てエクセルで作成する方法が一般的であります。エクセルであれば手軽に自宅で作る事が出来ますし、自分が書きたい事項を書き込めます。
作成頻度の目安を設けておく
ポイントは一週間単位にするのか月単位にするのかです。一週間単位の場合、月曜から日曜日までの曜日でしっかりと書き込む必要性があります。もちろん、日付も大切ですが何曜日にどんな料理を作るかをしっかりと記載するところからスタートすると良いでしょう。
個人の家庭なら1週間
家庭や個人で献立表を作成する場合のスパンは、1週間がベストであると言われています。あまり、一般家庭で月単位で献立表をつくる事は現実的ではありません。なぜなら家庭での献立表を作成した場合は、買い物への影響もあるからです。
献立表の1週間分の食材を購入した方が効率が良いのです。子どものイベントやパートナーの外出、何らかのきっかけで自らが作らない…etc、そういった事が続くと結果的に献立表を作成している意味がなくなってしまうので注意してください。
幼稚園や保育園や小学校なら1カ月
幼稚園や保育園や小学校での献立表の基本的なスパンは1ヶ月となっています。
栄養素やアレルギーに要注意!
学校の献立表は通常、食材の栄養素やアレルギー食材が書かれています。近年では、アレルギーを持っている子供が増えた為、アナフィラキシーショックを起こさないようにアレルギー食材を献立表に書き込む事によって、親御さんが判断して子供に食べさせないよう注意を促せます。
献立表を作る際の項目は?
献立表を作る際、どのような事を項目に追加すれば良いのか把握していきます。基本的に献立表に書き込む内容は、曜日&メニューだけで問題ありません。ただし、中には保育園で献立表を作成する場合はカロリーetcの栄養成分についての表記も大切です。
栄養士と相談しながら作成していくのが良いです。
きれいに献立表を作るコツ
献立表を作る目的は、以下の通りです。
- 何曜日にどんなメニューを作成するべきかはっきりと把握出来る
- 家計を考えられる
- バランス良く料理を提供出来る
無闇に自分が食べたいものだけ、子どもが好きなものだけを書くのはNGです。上手に献立表を作りたい人におすすめなのが、曜日によってジャンルを分けておく事です。例えば…
- 月曜は魚
- 火曜は肉
- 水曜日は中華
このように、その曜日には○○を食べるという事を決めておけば、献立表作りがとてもシンプルやキレイになります。また、日曜日だけは子どもが好きな料理を作るetc決めておくと、食べる側も食事が楽しみになります保育園etcで献立表を作成する場合、出来るだけ季節の食材を取り入れるのがおすすめです。
華やかな印象になる献立表を作成して下さい。
献立表の考え方
献立表を作る際に気を付けるべきは、以下をバランス良く組み合わる点です。
- 主食
- 主菜
- 副菜
- 汁物
上記のほかに、牛乳や乳製品や果物もレシピに盛り込む意識が肝心です。
主食
主食は、炭水化物です。
- ごはん
- パン
- 麺類
カラダを動かすエネルギー源です。
主菜
主菜は、タンパク質が多いおかずが必要です。
- 肉
- 魚
- 卵
- 大豆
筋肉、骨etc、カラダ作りの基本材料です。
副菜
副菜は、ビタミンや食物繊維やミネラルを取る目的があります。
- 野菜
- いも
- きのこ
- 海藻
カラダの調子を整えるのに役立ちます。
汁物
汁物は、献立の内容にあわせて以下をプラスして下さい。
- 野菜
- 肉
- 豆類
- 海藻
乳製品
- 牛乳
- ヨーグルト
- チーズetc
骨や歯の原料です。
果物
果物は、カラダの調子を整えるのに役立ちます。
デザートや補食として、季節の果物をとりましょう。
バランスのとれたレシピがGOOD!
様々な食品をバランス良く摂取する心がけが肝心です。毎食の食事はラ-メンやカレ-ライスetcの単品料理だけにならないよう、主食や主菜や副菜や汁物をそろえて、1日に多様な食品を使う姿勢を心がけて下さい。
レシピの決め方
レシピの具体的な決め方をチェックします。
1.主食の料理を決める
ご飯やパンや麺類etc主食の種類や料理を考えます。
2.主菜の料理を決める
魚や肉や卵や大豆製品etcを用いた主菜を考えます。肉etcの特定の食品に偏らないよう、また、摂取する量が不足しないようにします。
3.副菜や付け合せと汁物を加える
海藻やこんにゃくやきのこやいもや野菜etcを取り入れた炒(いた)め物や煮物やあえ物etcの副菜をどんなレシピにするかを考えます。生野菜やお浸しや漬け物etcの付け合せをどんなレシピにするかも考えます。
野菜、海藻、大豆製品etcを使用しやすいです。満腹感を得るうえでも役立ちます。
4.動物性の脂肪や油が過多にならないよう注意!
揚げ物やマヨネ-ズサラダetc、油が多すぎる料理を頻繁に作らないよう注意も肝心です。また、肉類の脂の多い部位は使っても良いですが毎食はマズいです。
5.味付けは薄味で!
- 食塩
- みそ
- しょうゆ
上記のような、塩分を多く含む調味料の使用量が多くならないようにします。良く出汁を取って香辛料や香味野菜etcを活用して、味付けは薄味にします。
6.料理の色彩を整える
料理全体の色彩を考え、赤や黄色および緑色etcをした食品の使用が少ない場合は、料理に合わせてこれらの色を持つ野菜etcを加え、食欲をそそる色彩の料理になるよう心掛けます。
7.間食を加える
間食には果物や牛乳やヨ-グルトetcを使い、栄養のバランスを良くします。
献立表のテンプレートを用いた作り方も!
献立表を作成する際、テンプレートを用いると時間の節約に繋がります。エクセルで予め機能が備わったテンプレートも存在します。例えば食材の個数やカロリーを数式で計算してくれたりと、便利な機能が搭載されたテンプレートも用意されています。
また、かわいいイラストや柄、おしゃれな色合いのデザインに仕上げたいとなると一から手作りすれば時間も要して、いざ出来上がっても上手く完成しなかったというケースもザラです。もちろん、欲しい項目以外のご自身にとって無駄な項目まで搭載されたテンプレートもあります。
しかし、アレンジは自由に出来るのでエクセルでダウンロードすると良いです。もともと、最初からベースが決まっていれば安心して作れるのでおすすめです。こんな風にどのようなデザインで作ろうか迷っていたり、そもそも作った経験が無い人は、テンプレートを用いる作り方がおすすめです。
インターネット上には数多くのテンプレートが存在している為、出来るだけ多くのサイトから多種多様なテンプレートをダウンロードして目を通してみて下さい。沢山のテンプレートをダウンロードする事で、様々なパターンの献立表のテンプレートを見れます。
バラエティ豊かなテンプレートを見ると、献立表がどのように作成されているかを理解出来ます。1週間単位の献立表のテンプレートや1カ月単位の献立表のテンプレートを見れます。こんな風に沢山のテンプレートをチェックすれば、自分が欲しいレイアウトが鮮明になります。
そこまでいけば多くのテンプレートをダウンロードした中から自分が作成したいデザインに一番近いものを使って作成すれば良いのです。こんな風にテンプレートを用いて、効率的に作成可能になります。
献立表のアプリ
献立表を一から作成して紙に書き込むのではないアプリがトレンドです。紙での作成にはいろいろなデメリットもあります。
- 文房具の費用がかさむ
- 手書きなので時間がかかる
- 面倒くさくて記載するのがイヤになる
- 書き直すと汚くなる
- ファイリング保管するとかさばる
- 綺麗な字で書かないといざ読む時に読めない
献立表のアプリは、キレイに項目がまとまっていてシンプルにサクサク入力も出来て保管もデータなので場所を取りません。気軽に打ち込むんだり修正する事が出来るため、献立表を少し変えたい時にも便利です。
更に、家計簿機能が併せて搭載されているアプリもあります。子どもやパートナーetcと共有可能なアプリを選べば、わざわざ紙を用いるという面倒な手間も省けて時短になります。
献立表は継続が肝心!
献立表の作成時、大切なのは継続して献立表を作成し続けられる余裕です。あまりにも項目を増やし過ぎたり、かわいいやおしゃれなデザインにこだわりすぎてしまうと手間がかかり過ぎたり面倒になって着手しなくなってしまいます。
可能な限り分かりやすく、便利で誰が見てもシンプルな作り方がおすすめです。テンプレートを利用して、上手に作成して小学校や保育園やご家庭で活用して下さい。