書き方・例文

ビジネスシーンで使える起承転結の書き方について注意点や例文をご紹介!文章構成によってプレゼンが劇的に改善!



ビジネスシーンで使える起承転結の書き方について注意点や例文をご紹介!文章構成によってプレゼンやが劇的に改善!

プレゼンなどをする際にビジネスシーンでは「起承転結が重要だ」と言われます。実際に失敗しているプレゼンの多くは起承転結がしっかりと組めていない事がほとんどだと言われているほど、プレゼンに起承転結が重要だと言われています。

しかし、プレゼンなどを初めてつくる方からすると、起承転結とは?起承転結って、具体的にどうやって書けば良いの?などの疑問をお持ちになるかと思います。起承転結を意識した文章構成の書き方や注意点、例文を紹介します。

起承転結とは?

起承転結は「きしょうてんけつ」と読みます。話、文章などをわかりやすく伝える為の「文章術」の事を言います。起承転結は文章の構成が「起」「承」「転」「結」の4つに分ける事を表していて、それぞれ以下のような部分について説明しています。

  • 起:先に伝えておきたい前提、背景などを説明
  • 承:本題に繋がる導入部分。その出来事が起こる前に何があったのかを説明
  • 転:メインとして伝えたい内容を話し、この部分はメインとなるので内容の配分が多くなります
  • 結:結末・結論などを伝えます。「転」のあとに何が起こったのか、どうやって終結したのかをまとめます

ストーリーの配分としては

  • 起:10%
  • 承:40%
  • 転:40%
  • 結:10%

で作る事が一般的と言われています。

起承転結は有名な物語でも使われている

例えば有名な童話「シンデレラ」でも起承転結が使われています。

  • 「起」ではシンデレラが義理の母や義理の姉にいじめられ、舞踏会に参加出来ない
  • 「承」ではシンデレラの前に魔法使いが出てきて、舞踏会に参加出来るよう魔法をかけてもらい、王子様とであります
  • 「転」では、0時になり魔法の効果が切れてしまい、シンデレラは王子様の前から姿を消し、元の生活に戻る事となります
  • 「結」では、王子がガラスの靴を使ってシンデレラを見つけ出し、二人は無事結ばれて物語が終わっています

起承転結の書き方の注意点

書き方・例文、起承転結、テンプレート

起承転結を使うシーンに気をつける

起承転結はあくまで作文やプレゼンテーション論文で使えるものです。その為、通常の会議などで起承転結を使ってしまうとまわりくどい説明になり、反対に分かりづらくなってしまう為、注意が必要です。また、ビジネスシーンでは業務を円滑に進める事が重要になりますので「結」を最初に持ってくる方が良い事があります。

例えばレポートなどは、結論がすぐに分かるようにはじめに「結」を持ってくるようにしましょう。

起承転結の書き方

起承転結を意識した分かりやすい文章の書き方をシーン別に解説します。

起承転結をプレゼンで使うシーン

  1. テーマと結論を示す
  2. 内容を掘り下げながら説明
  3. 利き手の不安・疑問を解消
  4. まとめ(最初に伝えた結論を再度伝える)

論文の文章で使うシーン

物語のようにする必要が無いので「転」を省いて構成しましょう。

  1. 「起」の序章
  2. 「承」の本論
  3. 「結」の結論

「起承転結」を使った文章の例文

起承転結を使った文章の例文について、ビジネスシーンと物語でご紹介いたします。

「起承転結」を使った文章の例文~ビジネス編~

まずは起承転結を使わない例文をご紹介いたします。

起承転結を使わない例文

〇〇さんの活躍に関して、〇〇さんもその能力を高く評価していますよ。その技術を持っている〇〇さんにチームの指揮をしてもらう事で、チームの結束力がより一層強まると確信しています。なので、チームの新リーダーは〇〇さんに任命します。

次に上記の例文を起承転結にして書きます。こちらは、ビジネスシーンでわかりやすく説明する為の【転】を省いて結を頭に持ってきた【結・起承結】で紹介します。

【結・起承結】の例文

【結論】チームの新リーダーは〇〇さんに任命する事となりました。
【理由】〇〇さんの能力は〇〇さんも高く評価しています。
【詳細】その技術を持っている〇〇さんにチームの指揮をしてもらう事で、チームの結束力がより一層強まると確信しています。なので、新リーダーは〇〇さんに任命しました。

冒頭に結論を持ってくる事によって、話を聞いている人に内容を聞いてもらいやすくします。行き先のわからない車に乗り込むのは不安ですよね。文章もそれと同じで、まずは読む人に今から何について伝えるのかを先に伝えて上げる事が大切なのです。ビジネスシーンではこのような文章の作り方を意識しておきましょう。

起承転結を使った文章の例文~物語編~

物語編では「今日の出来事」をテーマにしています。

例文

【起】私はいつも所要時間の1時間に混雑を考慮して15分余裕を持ち到着の1時間15分前に家を出発します。

【承】今日もいつも通り遅れる事無く1時間15分前に家を出ました。いつも混んでいる道に差し掛かったところで「今日はいつもより車が進みにくいな」と感じていましたが、このような混雑を見越して15分前に出ているのでそれほど気にしてはいませんでした。

【転】ですが、今日はなかなか車が前に進みません。この道から離れる為にはあと3つの信号を過ぎなければいけませんが、何が起こっているのかも調べる方法がありませんでした。

【結】このままでは会社に遅れてしまうと考えた私は、1つ目の信号を左折していつもは使わない住宅街の道を走っていく事に決めました。この選択が正解で、いつもの5分程度の遅れで到着する事が出来ました。

これは、車で通勤をする際にいつものルートで何故か渋滞していて違う道を通って、いつもより到着が遅くなった事を物語にして話しています。起承転結に話す事で、内容がわかりやすく人を惹きつけやすい内容になりました。

文章の構成を考える時は状況に応じて起承転結を考慮した書き方を心がけよう!

起承転結は文章をわかりやすくする為に、主にプレゼンテーションや論文などでこの構成が使われています。しかし、ビジネスシーンでは起承転結で話しをすると「回りくどくわかりにくい」「長い」と感じさせてしまうおそれもあります。

ビジネスシーンでは結論が先に求められますので、起承転結の構成は適していません。このように起承転結はシーンによって使い分けが必要なので、気をつけましょう。正しい起承転結の書き方を理解して文章を書くように意識してみて下さい。