書き方・例文

卒論や論文やレポートにおける先行研究レビューとは?書き方や例文を紹介!まとめただけではNG?



卒論や論文やレポートにおける先行研究レビューとは?書き方や例文を紹介!まとめただけではNG?

卒論や論文やレポートにおける先行研究レビューとは何か?大学の研究所に入っていると論文を書くシチュエーションがある方は多いです。しかし、基本的に教授からいきなり論文の執筆を言い渡されるのではなく、主に先行レビューといった形で作成を支持される事がほとんどです。結果をまとめただけではNGなのか?書き方や例文を紹介します。

先行研究レビューとは?

そもそも先行研究レビューとは、どういった意味を持っているものなのか?

論文レビューとも呼ばれており、論文を書く前にそのテーマに則したすでにある論文をさまざま集め、それをレビューを行うといった内容の文書です。

先行研究レビューの書き方で重要視されるのは、どれだけ客観的な視点でものごとを批評出来るのかといった部分です。書き方を正しく行う為には、しっかりと役割を理解しておく必要があるのです。もう少し重要性について解説していきます。

【書き方ポイント①】感じた事の先をしっかりと伝える

先行研究レビューとは、前述した通り自分の専門としている分野の論文を集め、それをしっかりと批評するといったものでした。つまり、すでにある論文をしっかりと読み込み、それに対してのレビューを行う事いう事になります。

一見、ただ出来上がっているものを自由に言いたい放題いえばいい。そう思うかもしれませんが、それでは先行研究レビューの意味がないです。

大切な事は、まずその論文を読み、さらにどこが優れており、どこに課題があるのかをあぶり出してく作業となります。

【書き方ポイント②】自分の意見をまずベースに

書き方が難しいと感じている方は、もしかしたら自分の気持ちや意見がまとまっていないといった可能性があるのです。つまり、自分はこの分野のこのポイントについてこう考えている…といった具合に、自分軸を持つ事で正しく論文をレビューを行う事が出来るというわけです。

もし、自分軸がなければ目を通す論文の全ての意見が正しく感じてしまう事から、結局自分は何を言いたいのかわからなくなります。

先行研究レビューを行う際に全てを褒めちぎる必要はないという事です。

まず、自分が専門としている事柄に対する持論を持ち、それをベースに優れた論文を選んで先行研究レビューを行うといった方向性がおすすめです。

先行研究レビューの書き方について

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先行研究レビューの書き方について解説していきます。

  • 論文の効果的な書き方を学ぶ
  • ユニークな研究を選ぶ
  • 先行研究レビューの書き方

【書き方ポイント③】論文の効果的な書き方を学ぶ

先行研究レビューを行う際、まず論文の書き方を学ぶ事からはじめてもいいです。たしかに先行研究レビューは、レビューなのでそれへの批評が目的。その研究内容に学ぶところはありますが、書き方について学ぶ人は少なくないです。

まず、根本的に先行研究レビューで取り上げるような論文はすでに世に出ている論文で、論文として成り立っているので出ているといった事が理解出来ます。

先行研究レビューを行う上で論文を書き慣れていない人が教授に命じられる事がほとんど。

まず先行研究レビューを通して論文の書き方を学ぶ事は将来に大変役立つ意味を持っているのです。
直接的な内容が反映されるわけではないですが、読みやすい論文、読みにくい論文etc、いろいろなパターンを知る事は大変勉強になるのでおすすめです。

【書き方ポイント④】ユニークな研究を選ぶ

レポートの書き方として、まず題材となる論文を選ぶ必要がでてきます。その為、適当に検索に引っかかったような論文を片っ端から厚め、適当な批評を繰り返すだけでは良い書き方が出来ません。

そもそも、同じような研究をし、同じような結果を出している論文というのはいくつもあるのです。

その為、あまり刺激的な意味はないですし、批評も同じ内容のものを同じようにしていては、呼んでいる方も少し首を傾げたくなってしまいます。良い書き方で仕上げる場合、出来るだけユニークな批評も面白いと感じるようなものを選ぶ必要があるのです。

レビュー自体が目的ではあるのですが、先行研究レビューはほとんどレビューされる側のチョイスがかなり鍵を握っているといっても過言ではないです。ここはじっくりと時間をかけていい部分なので、ぜひチェックしてみてはいかがですか。

【例文】先行研究レビューの例文

こういった類いの文書はある程度、書き方のフォーマットが存在しています。その為、すでにある先行研究レビューの書き方をベースに記載していえけば、大筋おかしい文章になる事はないので安心して下さい。

まず、先行研究レビューを行う際には研究者の名前研究が発表されている年号を併記して記載して下さい。そして、文末に参考文献としての引用文献や書籍を書く事がルールとなっています。

書籍etcではページ数も必要になるので忘れないように記載していきます。

基本情報がしっかりと間違っていなければさほど書き方に厳しく咎められる事はないです。「〇〇に応じた改善サービス検証(〇〇大学〇〇年)←〇〇サービスの実態について調査。〇〇地域での効果やその後の影響に言及無し」こういった例文でも問題ないです。

主に、レビューを行う題材の研究内容の詳細に、それについて素晴らしいと感じた点疑問点、これからどういった研究をしていくべきなのか、そういった内容を回りくどくなく、バランスよく記載して仕上げていきたいところです。

先行研究レビューが新しい視点を生み出す

先行研究レビューは、オリジナリティがないと思っている方もいるようです。しかし、さまざまな研究や論文を繋ぎ合わせる事により、新たな視点を生み出す事が出来る重要なものです。本記事を参考に正しく素晴らしいものに仕上げて下さい。