書き方・例文

贈り物に添える手紙の例文を紹介!目上の人や恩師や友達に心ばかりの一言を添える!「ビジネスマナー」



贈り物に添える手紙の例文を紹介!目上の人や恩師や友達に心ばかりの一言を添える!「ビジネスマナー」

お歳暮やお中元、また贈り物を送る機会が多い方もいるでしょう。本来、こういった贈り物は直接手渡す事が出来ればよいのですが、あまり出会えない相手や遠方の方には贈り物を送るといった形で対応する事がほとんどです。その際、手紙を添える事がビジネスマナーとされています。贈り物に添える手紙の例文を紹介します。目上の人や恩師や友達に心ばかりの一言を添えて下さい。

贈り物に手紙を添える理由

贈り物を手渡す際、“今年もお世話になりました”と一言かけて渡すはずです。しかし、贈り物を送り先に直送を行う際、その一言を伝えられない事がほとんどです。電話やメールやSNSで伝える事も出来ますが、大人としては贈り物に手紙を添えた形で挨拶すると心ばかりのメッセージを伝えられて受け取る側も心が温まります。

手紙を添える理由配下の通りです。

  • 相手を大切にしている思いを伝える
  • 季節の挨拶

相手を大切にしている思いを伝える

贈り物に手紙を添える事は、その方を大切に思っている気持ちの表れ。お中元やお歳暮、贈り物にのしをかけて送る事が多いですが、それだけでは気持ちが伝わりません。

友達のような親しい仲であれば送った旨を手紙ではなく電話やSNSで伝えておくといった形で済むかもしれませんが、目上の方や上司、お世話になっている恩師にはマナー違反です。ギフトカタログやデパートから直送の形であっても、手紙で一言添えるように心がけて下さい。

季節の挨拶

その時々の季節に合わせて手紙を作ると季節感を伝えられます。日本には四季があり、それぞれの季節のよる雰囲気や風情を手紙に書き留める事は受け取る側にとって気持ちのよいものです。ぜひ、手紙を贈り物に添える際は季節感のある一言が書けるように工夫した文面で作成してみて下さい。

喪中だったら?

書き方・例文、手紙、贈り物、贈り物に添える、テンプレート

手紙を贈り物に添える際、相手側が喪中だったらどうすべきなのか?基本的に贈り物を送る場合、喪中か否かは気にしなくて良いといわれています。お中元やお歳暮は喪中に関連せず、添える手紙についても逆に喪中について触れない方がマナーとしてはよいでしょう。

喪中相手が四十九日中であれば、贈り物自体を避けた方がベターです。時期をずらして準備して下さい。

贈り物に添える手紙の書き方と例文

添える手紙の書き方と例文を解説します。

  • 親しい友達に送る
  • 幅広い方に対応した丁寧な手紙

親しい友達に送る

親しい友達に贈り物を送る際に添える手紙は、かた過ぎずくだけ過ぎない書き方がよいでしょう。

例えば、「〇〇さん 先日は手みやげありがとうございました!家族で美味しく頂きました。ほんの気持ちではありますが、こちらお礼の品を送りました。ぜひ、皆様でお召し上がり下さい」、なぜ贈り物をしたのか記載し、カジュアルな文面で手紙を作成しましょう。

また、「最近の猛暑で体調を崩されていないでしょうか?」と季節感を出す一言もカジュアルに記載して問題ないです。

幅広い方に対応した丁寧な手紙

目上の方であったり、取引先、年上の親戚や恩師に贈り物を送るケースもあります。その際、どこまでカジュアルにすればよいのか悩んでしまう方もいるかもしれません。少しかしこまった文面で作る事で幅広いシチュエーションに利用出来ます。

例えば、こちらの例文をご覧下さい。

「拝啓

厳しい寒さが続きますが、お変わりはありませんでしょうか。
ご無沙汰しており申し訳ございません。この度、当地の産物であるみかんを召し上がって頂きたく、本日の別便でお送りいたしました。そのままはもちろん、ジャムやミックスジュースとしても美味しく召し上がって頂けるみかんです。時節柄、どうぞお体ご自愛下さい。

敬具」

このように、かしこまりながらも距離が離れていない雰囲気で手紙を書く事はマナー違反にはなりません。食べ物であれば、食べ方だったり味わいを一言添えると丁寧な印象を与えます。

贈り物に添える手紙の例文や書き方の注意点

手紙を添える際、注意したいポイントは「贈り物を送ってやった」というニュアンスにならない事が重要です。慣例だったり、なにかをもらったお返しであったとしても、「わざわざ送りました」といった書き方になると友達や恩師や目上の方を不快な気持ちにさせてしまいます。

贈り物に添える手紙を書く際、友達や恩師や目上の方を敬う気持ちを忘れないようにして下さい。

手紙を贈り物に添える事で友達や目上の人や恩師との関係を良好に保とう!

恩師や目上の人にお世話になっていたり、心の支えになってくれている友達…人はひとりでは生きていけません。日頃の感謝の気持ちを贈り物で伝えたいという人も少なくないです。その贈り物に添える手紙で友達や恩師や目上の方が心温まる心ばかりの一言を書き込んで感謝の気持ちをしっかりと伝えるとお互いの関係も良好になります。手紙がつたないものであっても、その気持ちが友達や恩師や目上の方に伝わる事が重要です。マナーを守った上で、贈り物に添える手紙を作成してみて下さい。