書き方・例文

問診票とは?書き方を紹介!サロンや婦人科や歯科や内科や接骨院や整形外科で役立つ



問診票とは?書き方を紹介!サロンや婦人科や歯科や内科や接骨院や整形外科で役立つ

サロンや内科や歯科をはじめとした病院etcで利用頻度が高い問診票。病院やサロンに訪れる患者さんやお客様がどのような人やどのような症状やどのような薬を服用しているかのヒアリング資料です。氏名や年齢だけでなく色々な項目を盛り込んだ書き方が大切です。問診票とは?書き方、テンプレートを紹介します。

問診票とは?

病院やサロンに診察や施術に訪れた人の情報を最初に得る為の資料です。特に、はじめて当該病院やサロンに訪れた方の為に作成されるものであり、これらをベースに医師が病状etcを判断します。

また、名簿と一緒でその方がどのような経過を辿っていくかのファイルに入るので、受付の方や看護師たちにとって分かりやすく分類出来る役割も持っています。

規模の大きな病院やサロンになれば抱える患者様やお客様が大勢になります。

さらに、受付や看護師や従業員の出入りも激しく常に新人さんがいる状況でもあります。

管理が煩雑にならない為にも、誰でもすぐに取り出せるような簡単でシンプルな管理方法が欠かせません。

そのような意味からも、問診票は正確に書いて貰う必要があります。

問診票の書き方は?

書き方・例文、問診票、テンプレート

自分で作る場合、どのような書き方が適切かチェックしていきます。

エクセルやワ―ドを使うと便利!

基本的には、自作する場合はエクセルetcを利用して作成する事がほとんどです。ワードやエクセルを利用し、必要項目や文書を正しく作成する必要性があります。

どのような項目が大切か考えて作る

重要ポイントは、どのような項目を利用して書くかです。そのような事からも、エクセルetcを使ったり、自らの医院で知りたい事を相談しながら書くように努力していきましょう。

問診票の構成はおおむね3部構成

構成はおおむね3部構成です。

  • 現在の状態についての現病歴
  • 過去の病気についての既往歴
  • 家族の病気についての家族歴

中でも一番重要なのが、現病歴です。なぜなら現在、困っている病気で病院を訪れているので、現病歴が重要になってきます。

現病歴の書き方

現病歴については、現在困ってる症状を手短に書きます。また、おおよその予測で良いので以下の情報を書くのが肝心です。

  • いつから
  • どこに
  • どんな症状
  • 症状の出るきっかけ
「分からない」と書いて貰うのも大事!

なんでこのような症状になってしまったのかご自身でも分からない人も少なくありません。その際は、分からないという事を書いてもらうべきです。その為に、チェックリストという形式であれば「分からない」という欄を設けます。

問診票の項目とは?

どのような項目を使った書き方が適切かチェックします。

「誰向け」かを明確に

どのような人に向けての問診票なのかを書きます。例えば、「はじめて当院におかかりになる患者さまへ」etc、どのような人に向けて問診票を書いてもらうのかを作成します。

タイトルを目立たせて

大きく「問診票」という形で出してあげると、患者様やサロンのお客様も問診票に書き込む姿勢になってくれます。

冒頭文は丁寧に

そして、書き出しには以下のような内容で始めると書き手も安心して書き始められます。

「患者さまの状況を把握して診察させて頂く為に…」

個人情報の取り扱いに敏感なお客様や患者様もいらっしゃるので、問診票の内容をどのような理由で必要としているかを明確化します。

そうすることで、患者様やお客様の問診票記入に対する警戒心や心理的ハードルが下がります。

病院やサロンによって問診票に書きたい項目は変わってくる!

また、問診票の項目は病院やサロンによって変わってきます。もっと言えば何科によっても変わってくるのです。なぜなら歯医者、眼科、皮膚科、内科、外科で聞きたい事は変わってくるからです。

また、整骨院や接骨院や整形外科でも問診票は存在しますので各医院で同じ科であっても、別の病院であれば項目はそれぞれ違うのです。医院の先生の治療方針によっても変わってきます。

問診票の有効活用

通常、記入してもらって、また医師が同じ内容を確認するという二度手間が病院やサロンでは発生しています。では、どうしたら問診票を有効に利用して、医師の診察時間を短縮して、患者さんの待ち時間を少なく出来るのか考えます。

実は、患者が問診票にしっかり書いてくれないのには理由があります!

患者さんの記入漏れが多い

患者さんが素人であり医療の専門家ではない為、何を書いたらいいのか理解出来ていないのです。その為、ちゃんと記入したつもりの患者さんでも、一番大事な情報が抜けているケースが多いのが実情です。

後に医師が対面で直接質問すれば、思い出したかのように答える患者もも多いです。このような現状から、問診票はあてにならないと考える人が多いのです。

補助があるとGOOD!

しかし、発想の転換をしてみましょう。患者が一人で問診票を書く事が出来ないのであれば、そこに専門の手助けがあればいいのです。あるクリニックでは、患者が問診票に書くのを、看護補助のスタッフが手伝っています。

患者が書いた問診票を見たスタッフが分かりにくい記述や、不足している情報について、直接対面で患者に確認をしてより精緻なものに完成させているのです。この流れを取り入れている医院は少なく、この流れを取り入れたおかげで、医師による問診の時間が短縮されて、診察の効率が向上しているのです。

医師との対面前に、看護補助スタッフによるヒアリングの段階を入れておくだけで、患者の話を聞いてほしいという欲求も満たされます。それに、医師は自分にしか出来ない診察と説明に徹する事が出来るのです。

問診票の項目

最重要と考えられるのが以下です。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 身長
  • 体重

医院のカテゴリによっては変わってくるかもしれませんが、職業も項目に入れるとよいでしょう。

  • 仕事柄遅くなってしまう
  • お酒の席が多い
  • 何らかのストレスを抱えやすい

そのような意味でも、その患者さんにしっかりと寄り添えるような内容を書くと丁寧です。

質問

メインは質問項目となります。

書く人が誰なのか

まず、問診票を記載しているのが本人か否かといった項目を作ります。

受診のきっかけ

今回の受診における事はどのような人が勧めたのか、または自分の意志なのかも書きます。

各主症状

問診票で肝心な項目としては何年に何歳頃、そして今困っている症状を書く点です。

例えば以下のような症状です。

  • 「あまり眠れない」
  • 「疲れやすい」
  • 「胸がドキドキ」
  • 「集中力がない」

この項目はあまり細か過ぎると書く側が疲れてしまうので注意が必要ですが、ある程度は項目を作成しておかないと症状を見つける事が出来ませんので、しっかりと作成する事が求められます。

自由に書ける「その他」スペース

また、その他という欄で自由に記載してもらう部分も記載してもらいましょう。

現在や過去の状況を詳しく

現在と過去の状況について記載してもらうようにします。

  • 睡眠
  • 食事
  • これまでの受診や手術経験
  • 服用している薬

科やサロン特有の質問も

その医院のカテゴリに重要となるであろう点も忘れずに書きます。

テンプレート

問診票を医院で自作したり、何らかのきっかけで作成を頼まれるというケースもあります。そのような場合でもスムーズに対応出来るようにテンプレートで作成すれば良いです。エクセルやワードで利用も出来ますが時間がかかってしまったり、逆に何らかの間違いがあった後で直す事に時間がかかるetc面倒です。

忘れていた項目etcの追記時も、全ての位置をずらしたり手こずります。そのような部分を避ける為に、無料でインターネット上でダウンロード出来るテンプレートを使う手段もあります。予め作成されているPDFでも良いです。

自分でアレンジが可能であるエクセルテンプレートを使うという手もあります。ぜひ、チェックしてみて下さい。問診票の作成時にテンプレートを使う方法も1つです。

科やサロンによって問診内容が違う

なぜなら問診票は、通常の内科用、歯科クリニック用、眼科用etcは、それぞれ確認内容が違ってきます。大まかな内容は今日はどのような事で困って来院されているのかを確認しますが、細かい部分では確認内容が変わってきます。

通常、自分の専門ですので、問診票の作成は簡単ですが、パソコンが苦手で、フォーマットが作成出来ない先生もいらっしゃるようです。そんな時に便利なのが、テンプレートを使う事です。

テンプレートを使えばフォーマットに悩む時間の短縮に!

テンプレートを利用すれば、フォーマットの作成が苦手な先生がある程度作りこまれたテンプレートをダウンロードすれば、そのテンプレートを元に作成出来ます。たくさんのサイトからテンプレートをダウンロードする事で、たくさんのフォーマットを得る事が出来ます。

チェックボックス型の問診票や症状を書いてもらう形の問診票やこれらが組み合わされた問診票のテンプレートetc様々です。フォーマットが手に入れば後は自分の専門分野ですので、問診票に記載する内容はお手の物でしょう。

どこが良くないのかetc過去の病気や血液型や喫煙歴、毎日のお酒の量etc健康に関する事全てを書くのも良いです。

漏れのない書き方で作る

問診票を作成する場合は、はっきりと漏れなく作成すべき資料です。漏れのない問診票を書けると、患者様と医師の問診がスムーズに進んで重複質問が減って時間の有効活用になります。基本的に、問診票ははじめて医院に訪れた方の症状を細かく知る為に作成されるものです。

曖昧なところや、面倒だからという事で避けてはなりません。テンプレートetcをバランスよく利用し、見やすい分かりやすい問診票を作成して下さい。