挨拶・マナー

【ビジネス】会社や職場への結婚報告の例文について基本的マナーや注意点を紹介!メールにはどう書く?上司にどう告げる?



【ビジネス】会社や職場への結婚報告の例文について基本的マナーや注意点を紹介!メールにはどう書く?上司にどう告げる?

結婚をする事が決まると、まずプライベートで親族を始め知人や友人に報告をする方がほとんどかと思います。結婚報告はプライベートだけではなく、あなたが働いている職場の上司および同僚へもしなければいけません。いざ、連絡をするとなるとどのように、どういった内容ですれば良いのかわからないという方もいらっしゃるかと思います。

ビジネス現場における会社および職場への結婚報告に関して、スタンダードなマナーや用心が欠かせないポイント、結婚報告用メール例文を紹介します。

結婚報告を会社にしなければどうなる?

中には、結婚報告をわざわざ会社にしなくてもいいのでは?と思う方もいらっしゃるようです。とはいえ、結婚報告をしない事でいくつかデメリットが発生します。デメリットを確認してから、結婚報告を果たす・しないを決めるようにして下さい。

  1. 戸籍上の名前と提出する書類の名前が変わった為に、年末調整で二重の課税リスクが生じる
  2. 配偶者控除が受けられない可能性
  3. 遺族年金が受け取れない可能性が

これらのデメリットは大きいので、職場への結婚報告はするに越した事はないと言えます。とはいえ、何らかの理由でどうしても結婚を知られたくないという事もあるかと思います。そのシチュエーションでは、職場では様々な書類の手続きが必要になるので、総務課にのみ結婚報告をして、職場では旧姓のま迄仕事を続けたいと相談してみて下さい。

結婚報告のスタンダードなビジネスマナーとは?

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結婚報告のスタンダードなビジネスマナーに関しては、下記の通りです。

結婚報告の順序と報告方法のマナー

職場では結婚報告の順序があるのです。

  1. 直属の上司
  2. 上司の上司
  3. 一緒の部署内の同僚・先輩
  4. 他部署

一般的には上記の順序で告げるようになるのです。直属の上司および、上司の上司へ結婚報告を果たすならば原則直接対面で告げる事がマナーとされています。一般的には一緒の部署内であれば、頻繁に顔合わせをするかと思いますので一緒の部署内の人に対しては直接対面で連絡して下さい。

連絡の時機は、就業時間や就業時間前、休憩中etcの業務時間外にして下さい。

また、仲のいい同僚へは先に連絡したいというシチュエーションがあると思います。もちろん、仲のいい人に結婚報告をいち早くするのは自然な事なので全く問題ないです。ですが、話すときは周りを気にして話すように用心して下さい。

うかつに話していると、上司へ告げる前に噂が回ってしまった…何て事になりかねないです。このシチュエーションでは、話す相手には告げる時期がくる迄は内緒にしてと頼んでおいて下さい。

結婚報告を果たす時機

結婚が決まり式を挙げるなら、式を挙げる3ヶ月前迄に連絡するようにして下さい。もし結婚に伴い退職をするなら、会社の就業規則に従って下さい。また、結婚式を挙げる予定がないのならばは、婚姻届を提出してからで問題ないです。とはいえ、各種書類の手続きがあるので出来るだけ早めに告げる事を推奨します。

社外への結婚報告

一般的には、社外への連絡は不要とされています。ですが、結婚により名字が変更になり、会社で使う名前が変わったら今後のやり取りにも関わるので、出来るだけ早めの姿勢が大事です。

そのシチュエーションでは「結婚報告」ではなく「名字変更」や「メールアドレス変更」etcと連絡を入れるようにして下さい。また、結婚に伴い退職をするなら「退職のお知らせ」とするようにして下さい。

ビジネス現場での結婚報告の用心が欠かせないポイント

ビジネス現場での結婚報告の用心が欠かせないポイントは下記の通りです。

配偶者が一緒の職場の人のシチュエーション

配偶者が一緒の職場の人であれば、同じ時機でそれぞれの直属上司へ結婚報告を果たすのが大事です。その時に配偶者の名前と部署名を告げるようにして下さい。その後、2人一緒にそれぞれの上司へ挨拶に行く事がマナーとされているので覚えておいて下さい。

一緒の部署内etcで直属の上司が同じであれば、初めから2人で一緒に挨拶に行くようにして下さい。

授かり婚のシチュエーション

授かり婚であれば産休etcの問題もあるので、周りへの影響を最小限にとどめたいです。出産予定日や産休・育休の希望etcも話しを進めなければいけませんので、出来るだけ早く告げるようにしなければいけません。

【例文】結婚報告用メール

本来は直接対面での報告が大事ですが、事情がありメールによる伝達になるシチュエーションもあるかと思います。メールの例文は下記の通りです。

【例文】直属の上司および先輩へ

例文

お疲れ様です。◆◆です。

私事で大変恐縮なのですが、この度結婚する事となりました。◯月◯日に婚姻届を提出しました。

本来であれば、直接ご報告すべきなのですが、いち早くお知らせ致したくまずはメールにてご報告させて頂きます。

次回お会いする時に改めてご挨拶させて下さい。

今後は仕事と家庭を両立出来るよう邁進してまいりますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

~署名~

結婚式に招待したいのならば「結婚式は◯月◯日の◯◯で行う予定です。◆◆課長にも是非ご列席頂きたいと思っております。詳細につきましては後日改めて招待状をお渡し致しますので、よろしくお願い致します。」etcとして下さい。

【例文】同僚および部下(後輩)へ

例文

お疲れ様です。お仕事中に無礼致します。

私事で大変恐縮なのですが、この度結婚する事となりました。挙式の予定はなく、◯月◯日に婚姻届を提出しました。

なかなか会う事が出来ず、メールによる報告となりました事お許し下さい。

次回会う時に、是非ゆっくりとお話させて下さい。

結婚の準備etcでご迷惑をおかけするかもしれませんが、今後ともよろしくお願い致します。

~署名~

結婚式に招待したいのならば「結婚式は◯月◯日の◯◯で行う予定です。◆◆さんにも是非出席頂けると嬉しいです。詳細は後日改めて招待状をお渡しします。」etcとして下さい。

【例文】社外へ

例文

件名:名字変更のご連絡

◆◆株式会社
◆◆様

いつも大変お世話になっております。
◆◆株式会社の◆◆です。

私事で大変恐縮なのですが、この度結婚を致しまして、名字が◆◆となりましたので取り急ぎご連絡致しました。

また、名字変更に伴いメールアドレスが変更になりました。
お手数をおかけ致しますが、下記のメールアドレスにご変更のほどよろしくお願い致します。
(名字変更に伴うメールアドレスの変更はございません。)

新メールアドレス:・・・・・@・・・.・・・

尚、引き続きお仕事は続けて参りますので今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

~署名~

社外へ結婚報告を果たすのならば、件名は「名字変更」や「名字変更に伴うメールアドレスの変更のお知らせ」etcとして下さい。結婚報告は本文でさらっと告げて下さい。

会社および職場および上司への結婚報告は時機や告げる順序に用心しよう!

結婚というのは人生における一大イベント。本人たちは喜びに溢れていてついつい会社および職場での伝達をおろそかにしてしまうシチュエーションも。上司へ知られる前に同僚へ結婚の事実が知られるというのは上司へ対して無礼になり得るので気を付けるのが安牌です。

また、結婚により名前が変わったという方が特に女性多いです。職場での名前を替えずに使い続けるのならば特に問題はないですが仕事上でも名前が変わったのならば取引先にも迅速に連絡を果たすのが大事です。仕事に支障が出ないような周囲への気遣いが不可欠です。