お子さまが通う小学校。その担任の先生に手紙を書こうと思った事はありませんか。我が子について口頭では伝えにくい事、手紙に添えてやり取りするシチュエーションも少なくありません。しかし、小学校の担任の先生に手紙を書いた事がない方、どのように書けばよいかわからずに不安になってしまうかもしれません。小学校や中学校の担任の先生への手紙の書き方を例文を交えて解説します。お願いやお礼や相談シーンで役立つ知識です。
小学校の担任の先生に手紙を出すシチュエーションは?
わざわざ小学校の担任の先生に保護者が手紙を出すシチュエーションとは、どういったケースなのか。小学校の担任の先生に手紙を出すシチュエーションは、基本的には通っている小学生の小学生の事についてがマナーです。
小学生に関連しない担任の先生のプライベートの詮索はマナー違反となるので注意して下さい。保護者が小学校の担任の先生に手紙を出すなら以下のようなシチュエーションが想定されます。
- 小学生同士のトラブル
- 学習面について
- 何らかのお礼について
- 卒業における感謝の気持ち
それぞれ解説していきます。
小学生同士のトラブル
小学生が帰宅したら怪我をしていた、いつもと様子がおかしい。また、名指しで友達に文句を言っている、小学生同士のトラブルが発生する事があります。基本的に相手の保護者に直接問頂すのは危険な為、担任の先生に手紙を出すのが一般的です。
学習面
自宅にいる小学生の様子から、学校での学習についていけているのか分からないケースもあります。特に勉強についてあまり聞ける雰囲気ではないケース、小学生に介入し過ぎると親子トラブルに発展しかねません。
そういった際、学校での学習についていけているか、実際の学習態度について担任の先生に手紙を出す事はマナー違反ではありません。小学校によっては連絡帳でのやり取りが出来るかもしれませんが、小学生のプライベートである為、手紙を書いた方が良いケースもあります。
何らかのお礼
小学校の担任の先生の働きかけにより、何らかのトラブルが解決した、小学生がよい成績を残せた、そういったシチュエーションでお礼の手紙を書くケースがあるかもしれません。
お礼の手紙をわざわざ書くのはどうか、という意見もあります。しかし、先生のモチベーションだったり、よかれと思ってしてくれた事にお礼をいうのは保護者以前に社会人としてのマナーです。小学生の学校生活を円滑に楽しくする為にも、こういった手間は惜しまないようにしたいところです。
卒業における感謝の気持ち
無事、小学生が小学校を卒業した際、今までお世話になった事への感謝の手紙を出すのも良いです。中には口頭で伝えきれないほど、小学校の担任の先生に感謝したい保護者の方もいるかもしれません。手紙を受け取った担任の先生側にも喜ばれる為、丁寧な手紙を書くようにしたいところです。
小学校の担任の先生に出す手書きの書き方や例文
小学校の担任の先生に出す手書きの書き方や例文についてお伝えします。
- 手紙の書き方
- 例文
それぞれ解説していきます。
小学校の担任の先生に出す手紙の書き方
小学校の担任の先生に手紙を出す際、まず「●●先生」と先生の氏名から書き出します。自分の氏名を名乗り、いきなり本題に入るのは少し一方的なイメージを与えてしまうのでマナー違反と捉えられます。
また、先生の氏名の後には感謝の一文を添えると丁寧な印象を与えます。例えば、以下のような文章です。
- いつも●●がお世話になっています
- いつも温かく●●を見守って頂きありがとうございます
本文はより具体的かつ、一方的に押し付けるような要望ではない「客観的な事実」を記載していきます。トラブルにおける手紙、一方的に相手が悪いと操作するような文面はよくありません。
最後には、「忙しいところ恐縮ですが…」と担任の先生をねぎらう言葉で締めくくって下さい。
例文
小学生の学校での学習面についての手紙の例文を挙げます。
●●先生 ●●がお世話になっております。保護者の●●です。
近頃、●●が自宅で数学の勉強になると嫌がって部屋に閉じこもったりで書けるようになってしまいました。
授業中、●●先生の授業をしっかりと聞いているか不安なのですが、学校ではどのような様子ですか?
大変お忙しい中、申し訳ございません。先生のお時間がある時にお返事頂けると幸いです。どうぞよろしkお願いいたします。
小学生や中学生のお願い・お礼・相談を手紙にして担任の先生渡そう!
小学生のお子様を持つ保護者様は学校において様々な問題を抱える可能性が十分にあります。小学生に限らず中学生にも言える事です。何かを担任の先生に伝えたいシチュエーションでは手紙という手段を選択肢に入れても良いです。
伝えたいお願いやお礼や相談をシンプルにまとめて手紙として担任の先生に渡すことによって、状況の改善や関係の良好化に繋がるかもしれません。うまく手紙を使ってお子様の小学生・中学生生活の充実に繋げて下さい。